スーパースター対決は引き分け



こんにちは。
小部屋管理人の石井です。
少し遅くなりましたが、先日アメリカで行われたボクシングのスーパースター対決「ゲンナディ・ゴロフキン×サウル・アルバレス」の感想をお送りします。

ゴロフキンが保有するミドル級の3団体(WBA,WBC,IBF)王座にアルバレスが挑戦するという図式にて行われた一戦はジャッジ三者三様の判定でドロー。抜群の攻撃力を持つ2人の対戦なだけに”どちらかが倒れて必ずKOにて決着がつく”と多くの識者が予想しておりましたが(私もKO決着を予想しておりました)まさかの引き分け。
これでゴロフキンは防衛を果たしたわけですが、全勝の記録にはじめて引き分けという数字が付いたのです。

試合は序盤からお互いの持ち味が存分に発揮された最高の試合でした。
ゴング開始からアルバレスが持ち前のスピードで速いコンビネーションを繰り出し、ゴロフキンもプレッシャーをかけながらそれを受け止めるという展開。

中盤あたりまでは、アルバレスが、ゴロフキンのジャブの打ち終わりにオーバーハンドの右ストレートを被せたり、ロングのアッパーを合わせたりと、高度な攻撃力を軸にペースをつかもうとするのですが、細かいパンチを幾度も浴びながら全く表情を変えず、ひたすらプレッシャーをかけるゴロフキン。お互いが自信を持って倒しに行くというファン垂涎の展開。

この試合は、世紀の一戦(メイウェザー×パッキャオ)に匹敵すると一部では騒がれておりましたが、個人的には、両者の選手としてのピーク、モチベーションなどを考えると今回の試合の方が純粋に高度な試合としては世紀の一戦をしのぐと思いました。
(ちなみにメイウェザー×パッキャオ戦は、すでに両者のピークが下降線をたどっていました)

とにかく、両者の技術の高さと言ったら・・・ため息が出るほどです。
アルバレスの引き出しの多いコンビネーションはさらに磨きがかかり、ありとあらゆる角度からハイスピードの連打を繰り出し(特にロングのアッパーは美しい!)チャンピオンのゴロフキンは、とにかく前に出てストレート、フックを持ち前のパワーで打ち出し、パンチを放ちながらも途中で軌道を変える(ストレート→フック)等、こちらも百戦錬磨の凄さを発揮しておりました。

また、特筆すべき点は”相手に追撃打を打たせない”上手さにあります。
この部分は、録画をした方には今一度確認をしていただきたいと思いますが、強力な一撃を打たれた後、両者とも出来るだけ下がらずに対処するのです。

打たれた後に

・すぐに打ちかえす
・体の位置を巧みに入れ替える
・フェイントで牽制する

等でうまくしのぐのですが、並みの選手であれば、倒れているような強打をもらいながらもこのような動きが出来るとは、長年のキャリアと反復練習の成果なのでしょう。

後半は、スピードのコンビネーションを放ち続けたアルバレスに疲れが見え、ゴロフキンがプレッシャーをかけて、ポイントを奪い返していくという展開でした。

ジャッジの判定は

118-110アルバレス
115-113ゴロフキン
114-114引き分け

上記の結果により引き分けとなりました。

疑惑の判定などではなく十分納得のいく結果であったと思います。

試合後、両者のコメントでも、再戦をやっても良いとの事。こうなったらリマッチも考えられますね。

いやー・・・素晴らしい試合でした。こういったものを見るとボクシングファンで良かったなぁと実感いたします。

様々な角度から見てもボクシングの教科書といえる内容でしたので永久保存版でDVDにダビングしようと思います。


この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

プロフィール

HN:
マンシー•カマラ
性別:
非公開
職業:
クレープ屋、ギター製作家、毒ガス管理業、台灣、ロボット職人
自己紹介:
はじめまして。
・石井(クレープ屋)
・栗山(ギター製作家)
・オマタ(毒ガス管理、散布業)
・うどん(ロボット職人)
Kロサワ楽器を自主退社した4人と
・ありこ(台灣)
・師匠(2017年8月20日脱退)
が加わり、日々様々な自己中話を投稿していきます。
動画も多数公開予定ですので乞うご期待!!

カレンダー

01 2018/02 03
S M T W T F S
18
25 26 27 28

リンク