みんなの大部屋
本気の無駄話を不定期にお送りします。
シュトーレン
昨晩は一年で一番忙しい日だったのですがなんとか無事に終え、夜は打ち上げ&外国人ゲストの歓迎会で人生初の屋形船に乗りました。
そして、近場の富岡八幡宮で日本刀による物騒な殺人事件が起こり、結構驚いているありこです。あの辺り普段よく歩いてるよ…今年は深川水かけ祭りにも行ったし、八幡宮内で能も鑑賞したばかり。
さてみなさん、坊さんも走る何かと騒がしい師走、いかがお過ごしですか。
街はクリスマスムード満載となって参りました。
当方以前書きました通り、宗教的なものは一切不可知論者なため、初詣も特に興味がないので誘われなければ行くことはございませんし、もちろんキリスト教でもござんせん。しかし!季節感ある食べ物が絡むとなったら喜んでイベントに馳せ参じます。ローストチキン?ローストビーフ?いいじゃありませんか~クリスマス(笑)。
というわけで、ドイツやフランスの地方でクリスマス前の一か月ほどをかけて長いこと少しずつ少しずつ食べ続けられるというシュトーレンのイベントへ行って参りました。全国シュトーレンコンテストとかで、ひたすら食べ比べて投票をいたします。
シュトーレン(トンネルの意、オムツの意であるという説も、笑)、それはパンでもなければケーキでもないちょっと不思議な位置づけの食べ物。
しかし…会場はすさまじい量でした。桁外れのシュトーレン。食べても食べてもまだ次がある。
いったい何十本あるんだ~!!!!
食べ続けているうちに、どれがどれより美味しかったのか、良く分からなくなり、ロゼのシャンパンも2杯目いただいてますます良く分からなくなるという始末、笑。
もうそれはそれは飽きるほど、一生分のシュトーレンをいただきました。大満足。
レーズンをウィスキー、オレンジピールをラム酒、あんずを白ワインなど、それぞれこだわりのあるペアリングで漬けたフルーツやナッツが入っていたり、ダージリンやココアが入っているものもあったり、工夫が凝らされていて同じ味のものは一つもありませんでした。
色んな種類のお酒で漬けられたレーズンの食べ比べスペースもありました。「ドーバーティー紅茶リキュール」に漬かったレーズンが美味しかったです。
上の階では、その道で有名なプロが実演して教えてくれたのですが、色々と面白い話を聞けました。
ドイツでは色んな種類のシュトーレンがあって、数か月もたせるものもあれば、3日で食べ終わらねばならないものもあるそうです。
長持ちさせる物は「マジパン」が入っているから、それだけ日持ちがするということもあるそうです。
ローマジパンは何年も日持ちするため、イランの洞窟で見つかった世界最古のお菓子なのだそうです。
なぜ日持ちがするのか…
それはよく火サス(火曜サスペンス劇場)で出てくるあの毒物…
若い巡査「検視官、アーモンド臭がします!」
船越刑事「青酸カリか…」
マジパンの生アーモンドには微量の青酸カリ(シアン化合物)が入っているのだそうで。菌が繁殖できないんですね。
カルダモンというショウガ科の植物のスパイスを入れることで更に長持ちさせます。
作る上でのコツは「①パンにしない」それから「②酸化させない」という2つだそうです。
つまり①強力粉を使わず、あまりこね過ぎず、空気の沢山入ったふわふわのパンみたいにならないようにする。
②バターはカゼインを抜いて(つまり冷凍するなどして下部に溜まった乳清を取り除きすましバターにする、もしくはコンパウンドバターを使うなど)酸化させないようにする。
よくシュトーレンは1か月かけて熟成させるといいますが、焼き切っているものだから熟成というのはホントはあり得ないのだそうです。勘違いしてました!びっくり。実際は時間が経てばそれなりに味がなじむ、一体化する、というだけなのだそうで。一番美味しいのは焼き立てなんだそうです。 仕上げの砂糖の付け方のコツなども教えてもらって、勉強になりました。
焼き立ての香ばしさはやっぱり違いますよね~そりゃそうだ。
ではみなさん、まだちょっと先だけど、楽しいクリスマスを!
また来週~♪
そして、近場の富岡八幡宮で日本刀による物騒な殺人事件が起こり、結構驚いているありこです。あの辺り普段よく歩いてるよ…今年は深川水かけ祭りにも行ったし、八幡宮内で能も鑑賞したばかり。
さてみなさん、坊さんも走る何かと騒がしい師走、いかがお過ごしですか。
街はクリスマスムード満載となって参りました。
当方以前書きました通り、宗教的なものは一切不可知論者なため、初詣も特に興味がないので誘われなければ行くことはございませんし、もちろんキリスト教でもござんせん。しかし!季節感ある食べ物が絡むとなったら喜んでイベントに馳せ参じます。ローストチキン?ローストビーフ?いいじゃありませんか~クリスマス(笑)。
というわけで、ドイツやフランスの地方でクリスマス前の一か月ほどをかけて長いこと少しずつ少しずつ食べ続けられるというシュトーレンのイベントへ行って参りました。全国シュトーレンコンテストとかで、ひたすら食べ比べて投票をいたします。
シュトーレン(トンネルの意、オムツの意であるという説も、笑)、それはパンでもなければケーキでもないちょっと不思議な位置づけの食べ物。
しかし…会場はすさまじい量でした。桁外れのシュトーレン。食べても食べてもまだ次がある。
いったい何十本あるんだ~!!!!
食べ続けているうちに、どれがどれより美味しかったのか、良く分からなくなり、ロゼのシャンパンも2杯目いただいてますます良く分からなくなるという始末、笑。
もうそれはそれは飽きるほど、一生分のシュトーレンをいただきました。大満足。
レーズンをウィスキー、オレンジピールをラム酒、あんずを白ワインなど、それぞれこだわりのあるペアリングで漬けたフルーツやナッツが入っていたり、ダージリンやココアが入っているものもあったり、工夫が凝らされていて同じ味のものは一つもありませんでした。
色んな種類のお酒で漬けられたレーズンの食べ比べスペースもありました。「ドーバーティー紅茶リキュール」に漬かったレーズンが美味しかったです。
上の階では、その道で有名なプロが実演して教えてくれたのですが、色々と面白い話を聞けました。
ドイツでは色んな種類のシュトーレンがあって、数か月もたせるものもあれば、3日で食べ終わらねばならないものもあるそうです。
長持ちさせる物は「マジパン」が入っているから、それだけ日持ちがするということもあるそうです。
ローマジパンは何年も日持ちするため、イランの洞窟で見つかった世界最古のお菓子なのだそうです。
なぜ日持ちがするのか…
それはよく火サス(火曜サスペンス劇場)で出てくるあの毒物…
若い巡査「検視官、アーモンド臭がします!」
船越刑事「青酸カリか…」
マジパンの生アーモンドには微量の青酸カリ(シアン化合物)が入っているのだそうで。菌が繁殖できないんですね。
カルダモンというショウガ科の植物のスパイスを入れることで更に長持ちさせます。
作る上でのコツは「①パンにしない」それから「②酸化させない」という2つだそうです。
つまり①強力粉を使わず、あまりこね過ぎず、空気の沢山入ったふわふわのパンみたいにならないようにする。
②バターはカゼインを抜いて(つまり冷凍するなどして下部に溜まった乳清を取り除きすましバターにする、もしくはコンパウンドバターを使うなど)酸化させないようにする。
よくシュトーレンは1か月かけて熟成させるといいますが、焼き切っているものだから熟成というのはホントはあり得ないのだそうです。勘違いしてました!びっくり。実際は時間が経てばそれなりに味がなじむ、一体化する、というだけなのだそうで。一番美味しいのは焼き立てなんだそうです。
焼き立ての香ばしさはやっぱり違いますよね~そりゃそうだ。
ではみなさん、まだちょっと先だけど、楽しいクリスマスを!
また来週~♪
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プロフィール
HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
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・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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