みんなの大部屋
本気の無駄話を不定期にお送りします。
ジプシースウィング
こんにちは。今年最後の土曜のありこです。
6月からこの小部屋での本気の無駄話に参加させていただき、大変楽しく過ごさせていただきました。
みなさま、誠にありがとうございました。
さて、石井氏、栗山氏とギターの話題が続きましたね。そこで思い出したのですが、少し前に映画「永遠のジャンゴ」を観て参りました。
正統派クラシックギタリストやジャズミュージシャンの方からは「ジプシースウィング?邪道じゃ」と思われてしまうかもしれませんが、私も然程ぞっこんでジャンゴのファンというわけではございませんのであしからず(笑)。
普段はピアノトリオとかウッドベーストリオの静かなジャズ(バップ系じゃないやつ)なんかを聴くことが多いです。でも今から10年以上前ですが、ステファン・グラッペリやデューク・エリントンを含め、その周辺のジャンゴに関わったミュージシャンの音楽を結構聴いていた時期がありました。
現在公開中の「永遠のジャンゴ」は、第二次世界大戦の頃のみをクローズアップした内容となっておりました。
ジャンゴ・ラインハルトの最初の奥さんとの話や火事で火傷を負った頃の話は出ません。ましてや晩年(といっても43歳で逝去)アメリカでの活躍などについては一切出てきません。そのため、ある程度ジャンゴのバックグラウンドを知っている人にとっては、ナチスドイツと周辺の音楽事情のフィクション半分と思えば楽しめる映画かなと思います。沢山出てくる演奏シーンは、とてもよく出来ていました。楽譜が切れ端しか残っていなかったという有名なジャンゴの「レクイエム」、これも半分想像で完成させて映画にしたようですが、コーラスがとても美しかったので、きっとこの映画のサントラも好きな人は好きかもしれません。
ちなみにこちらは実物のジャンゴですが、左奥にいるのがその弟「ニンニン」です。なかなか魅力的な眉毛です。
あ、話が逸れました。
ジプシージャズについての映画は、15年近く前のものですが、私は「僕のスウィング」というトニー・ガトリフ監督の作品が大好きでした。ジャンゴの正当な後継者と言われているチャボロ・シュミットが出ています。
この「僕のスウィング」はサントラもよく聴きました。老婆の歌が入っているのですが、その焼けた声がなんとも言えない味わい。思わず強めのお酒に手が伸びちゃう感じです。
劇中に出てくるこの少女↓の歌声も好きでした。
このシーンを観て↓ジプシーのキャラバン生活に憧れたものです。なんだか楽しそうで。
スナフキンのように一所に留まらず、風のように人生を送りたいと思っている人にとってはまさに夢の生活!
ところで、今度は本物のジプシーであるロマが演奏するスウィングを好きな方からすると邪(よこしま)な領域かもしれませんが、スウィング・ジャズを弾くフレンチ・ミュージシャンについて少しだけ書かせてください。40歳を過ぎてから日の目を見た、遅咲きのサン・セヴェリノという人がいます。
10年以上前だったと思いますが、来日したのでライブへ行きました。下品でユーモアたっぷり、共演者も皆すごく楽しそうに弾いていて、エンタメを十分に意識したパフォーマンスでした。腕まくりしたら入れ墨だらけ!ステージ上でズボンのチャックもおろしちゃってもう滅茶苦茶、お客さんたちもなぜか大ウケ、MCで見せる茶目っ気たっぷりなキャラクターが抜群に可愛かったです。
下記はプロモかつ他のラップアーティストのフィーチャリングなので好き嫌いあるかと思いますが、キャラクターがたっているので載せておきます。ジプシージャズでラップでポップで訳わかりませんが、この人の性格というか内面は更にちょっとパンクな気がします。
大掃除のお供にピッタリなナンバー!踊りながら部屋を片付けることができます、笑。
ジプシースウィングに影響を受けたフランスのアーティストとしてトマ・デュトロンという人もご紹介したいです。この人はなんとフランソワーズ・アルディとジャック・デュトロンの息子さんなのです。
この曲↓曲名がナスダック(株式市場!?)。気が付きますでしょうか、曲中で「東京、東京行き~定刻10時」という駅アナウンスが入っています。
下記はお母さんであるフランソワーズ・アルディのヒット曲、邦題「さよならを教えて」。
逸れに逸れまくって、最早ジプシージャズなんて全く関係ありませんが、年末におじさんばかりを載せてアレなのでお口直しに貼っておきます(笑)。
ほんとに美人。かわいい~!
それではみなさま、良い新年をお迎えください。
2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ありこ 拝
6月からこの小部屋での本気の無駄話に参加させていただき、大変楽しく過ごさせていただきました。
みなさま、誠にありがとうございました。
さて、石井氏、栗山氏とギターの話題が続きましたね。そこで思い出したのですが、少し前に映画「永遠のジャンゴ」を観て参りました。
正統派クラシックギタリストやジャズミュージシャンの方からは「ジプシースウィング?邪道じゃ」と思われてしまうかもしれませんが、私も然程ぞっこんでジャンゴのファンというわけではございませんのであしからず(笑)。
普段はピアノトリオとかウッドベーストリオの静かなジャズ(バップ系じゃないやつ)なんかを聴くことが多いです。でも今から10年以上前ですが、ステファン・グラッペリやデューク・エリントンを含め、その周辺のジャンゴに関わったミュージシャンの音楽を結構聴いていた時期がありました。
現在公開中の「永遠のジャンゴ」は、第二次世界大戦の頃のみをクローズアップした内容となっておりました。
ジャンゴ・ラインハルトの最初の奥さんとの話や火事で火傷を負った頃の話は出ません。ましてや晩年(といっても43歳で逝去)アメリカでの活躍などについては一切出てきません。そのため、ある程度ジャンゴのバックグラウンドを知っている人にとっては、ナチスドイツと周辺の音楽事情のフィクション半分と思えば楽しめる映画かなと思います。沢山出てくる演奏シーンは、とてもよく出来ていました。楽譜が切れ端しか残っていなかったという有名なジャンゴの「レクイエム」、これも半分想像で完成させて映画にしたようですが、コーラスがとても美しかったので、きっとこの映画のサントラも好きな人は好きかもしれません。
ちなみにこちらは実物のジャンゴですが、左奥にいるのがその弟「ニンニン」です。なかなか魅力的な眉毛です。
あ、話が逸れました。
ジプシージャズについての映画は、15年近く前のものですが、私は「僕のスウィング」というトニー・ガトリフ監督の作品が大好きでした。ジャンゴの正当な後継者と言われているチャボロ・シュミットが出ています。
この「僕のスウィング」はサントラもよく聴きました。老婆の歌が入っているのですが、その焼けた声がなんとも言えない味わい。思わず強めのお酒に手が伸びちゃう感じです。
劇中に出てくるこの少女↓の歌声も好きでした。
このシーンを観て↓ジプシーのキャラバン生活に憧れたものです。なんだか楽しそうで。
スナフキンのように一所に留まらず、風のように人生を送りたいと思っている人にとってはまさに夢の生活!
ところで、今度は本物のジプシーであるロマが演奏するスウィングを好きな方からすると邪(よこしま)な領域かもしれませんが、スウィング・ジャズを弾くフレンチ・ミュージシャンについて少しだけ書かせてください。40歳を過ぎてから日の目を見た、遅咲きのサン・セヴェリノという人がいます。
10年以上前だったと思いますが、来日したのでライブへ行きました。下品でユーモアたっぷり、共演者も皆すごく楽しそうに弾いていて、エンタメを十分に意識したパフォーマンスでした。腕まくりしたら入れ墨だらけ!ステージ上でズボンのチャックもおろしちゃってもう滅茶苦茶、お客さんたちもなぜか大ウケ、MCで見せる茶目っ気たっぷりなキャラクターが抜群に可愛かったです。
下記はプロモかつ他のラップアーティストのフィーチャリングなので好き嫌いあるかと思いますが、キャラクターがたっているので載せておきます。ジプシージャズでラップでポップで訳わかりませんが、この人の性格というか内面は更にちょっとパンクな気がします。
大掃除のお供にピッタリなナンバー!踊りながら部屋を片付けることができます、笑。
ジプシースウィングに影響を受けたフランスのアーティストとしてトマ・デュトロンという人もご紹介したいです。この人はなんとフランソワーズ・アルディとジャック・デュトロンの息子さんなのです。
この曲↓曲名がナスダック(株式市場!?)。気が付きますでしょうか、曲中で「東京、東京行き~定刻10時」という駅アナウンスが入っています。
下記はお母さんであるフランソワーズ・アルディのヒット曲、邦題「さよならを教えて」。
逸れに逸れまくって、最早ジプシージャズなんて全く関係ありませんが、年末におじさんばかりを載せてアレなのでお口直しに貼っておきます(笑)。
ほんとに美人。かわいい~!
それではみなさま、良い新年をお迎えください。
2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ありこ 拝
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プロフィール
HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
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・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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