みんなの大部屋
本気の無駄話を不定期にお送りします。
作業部屋の秘密
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
かねてより懸案事項として頭を悩ませていた、
工房での作業風景写真の撮影が無事完了しました。
ギターという楽器は、老舗鰻屋のタレの如く、継ぎ足し継ぎ足し、門外不出、一子相伝、奥義秘伝の他言無用、それはもう全てが秘密秘密の大秘密の様々な極秘隠密工程を経て、作られています。
その秘密が結集された超厳戒態勢の工房の風景を写真に収める、ということはとても勇気のいる決断でしたが、やむなく写ってしまった栗山ギターの最重要機密の一部を、ここで公開したいと思います。
まず、
木彫りのひこにゃんです。
これはもう10年近く前、バイオリン職人の友人が何かに取り憑かれたかのように一気に掘り上げ、譲り受けた代物です。
このひこにゃんを工房に置いて以来、楽器の性能が格段に上がりました。
ツノの部分はノギスになっています。
続きまして、
ペロワちゃんZの肖像です。
フランシスコ・タレガと見紛うような燦然たる存在感。
この肖像を飾って以来、花粉症が悪化しました。
お次は、
アポ社のボール盤です。
以前使っていたリョービのボール盤よりも、遥かに精度が高くなった、ような気がします。
そして、
3枚接ぎの表板です。
トーレスギターの3枚接ぎ、4枚接ぎに憧れて、なんとなく色味の近い白いスプルースを3枚接ぎにしたところ、日が経つにつれ両端だけ色が暗くなり、なんか絶妙にダサくなったので、真ん中も暗くなるのを待っている状態です。
が、意に反して両端だけどんどん暗くなっています。
しかし、これをぶら下げて以来、部屋の雰囲気がグッとギター工房らしくなって、気持ちに張りがでました。
それから、
今は亡き、実家の愛犬、ぴんたくん♂の写真です。
最晩年も傾斜した田んぼのあぜで、片足を上げて用を足すことにこだわり続け、ファイト一発!気合いで振り上げた足の勢いで転げ落ちながらも頑なに男のスタイルを貫いていました。
この写真を見るたびに、犬小屋の下から急に笹が生えて床を突き破り、小屋の中で縦横無尽に成長していたのを思い出します。
お次、
失敗したネックと魚のオブジェです。
木ペグの穴を開けたのですが、弦と弦が干渉してしまうことにかなり後から気づき、ご破算になったネックです。
これをぶら下げて以来、部屋の雰囲気が更にギター工房らしくなりました。
魚のオブジェは確か三軒茶屋か自由ヶ丘の超オシャレなインテリアショップで調子に乗って買った代物です。
これをぶら下げて以来、釣果が安定しはじめた、ような気がします。
次の方、どうぞ〜
これはお化けです。
次の方〜、
未来少年コナンのファルコです。
当初は天井からテグスでぶら下げ、ジオラマのように楽しんでいたのですが、真面目なギター工房には相応しくないと判断し、窓際に不時着させました。
それ以来、ギターを取り回す際の「ファルコに注意」という忘れがちな重要工程を短縮することができ、完成間近のギターが不意に傷つくことも減りました。
次、
金色のフレットです。
なんとなく、かっこいいから打ってみたいと思い、ネットで調べていたらアマゾンでジャストサイズが破格の500円で売っていたので買いましたが、全く使い物になりませんでした。
これをぶら下げることで、自分が安物買いの銭失いであることの自覚を促しています。
しかし、これもまた工房の雰囲気向上の大切な戦力でありますので、大切にしています。
最後に
第2回アポフェスグッズです。
日本の夏の風物詩、「アポヤン道ギターフェスティバル」
今年は「第3回」という節目の記念大会が開催されるとかされないとか。
3で区切るな5で区切れ!の声もどこ吹く風。
きっと開催されると信じています。
こんな感じで、これまでひた隠しにしてきた秘密の数々を背景に私が加わり、ハイチーズ。
おいおい!右胸!右胸!!
な〜にやってんだ!!
ダメダメ!!
すぐにピー入れて!ピー!!
普段エプロンなんて着けていません。
やってる感を出すために少し捜索したところ、ヤバめのやつが出てきてしまいました。
ピーを入れまして、、、
気を取り直して、ハイちょうだい!
いかがでしょうか。
客観的に見て、こんな体勢で、この作業を、こんな逆光でやるわけないですが、
まずまず装えたな…と個人的には納得の出来栄えです。
ギターショップアウラのホームページに載るのか、カタログに載るのか、楽しみに待ちたいと思います。
それではまた次回。
栗山です。
かねてより懸案事項として頭を悩ませていた、
工房での作業風景写真の撮影が無事完了しました。
ギターという楽器は、老舗鰻屋のタレの如く、継ぎ足し継ぎ足し、門外不出、一子相伝、奥義秘伝の他言無用、それはもう全てが秘密秘密の大秘密の様々な極秘隠密工程を経て、作られています。
その秘密が結集された超厳戒態勢の工房の風景を写真に収める、ということはとても勇気のいる決断でしたが、やむなく写ってしまった栗山ギターの最重要機密の一部を、ここで公開したいと思います。
まず、
木彫りのひこにゃんです。
これはもう10年近く前、バイオリン職人の友人が何かに取り憑かれたかのように一気に掘り上げ、譲り受けた代物です。
このひこにゃんを工房に置いて以来、楽器の性能が格段に上がりました。
ツノの部分はノギスになっています。
続きまして、
ペロワちゃんZの肖像です。
フランシスコ・タレガと見紛うような燦然たる存在感。
この肖像を飾って以来、花粉症が悪化しました。
お次は、
アポ社のボール盤です。
以前使っていたリョービのボール盤よりも、遥かに精度が高くなった、ような気がします。
そして、
3枚接ぎの表板です。
トーレスギターの3枚接ぎ、4枚接ぎに憧れて、なんとなく色味の近い白いスプルースを3枚接ぎにしたところ、日が経つにつれ両端だけ色が暗くなり、なんか絶妙にダサくなったので、真ん中も暗くなるのを待っている状態です。
が、意に反して両端だけどんどん暗くなっています。
しかし、これをぶら下げて以来、部屋の雰囲気がグッとギター工房らしくなって、気持ちに張りがでました。
それから、
今は亡き、実家の愛犬、ぴんたくん♂の写真です。
最晩年も傾斜した田んぼのあぜで、片足を上げて用を足すことにこだわり続け、ファイト一発!気合いで振り上げた足の勢いで転げ落ちながらも頑なに男のスタイルを貫いていました。
この写真を見るたびに、犬小屋の下から急に笹が生えて床を突き破り、小屋の中で縦横無尽に成長していたのを思い出します。
お次、
失敗したネックと魚のオブジェです。
木ペグの穴を開けたのですが、弦と弦が干渉してしまうことにかなり後から気づき、ご破算になったネックです。
これをぶら下げて以来、部屋の雰囲気が更にギター工房らしくなりました。
魚のオブジェは確か三軒茶屋か自由ヶ丘の超オシャレなインテリアショップで調子に乗って買った代物です。
これをぶら下げて以来、釣果が安定しはじめた、ような気がします。
次の方、どうぞ〜
これはお化けです。
次の方〜、
未来少年コナンのファルコです。
当初は天井からテグスでぶら下げ、ジオラマのように楽しんでいたのですが、真面目なギター工房には相応しくないと判断し、窓際に不時着させました。
それ以来、ギターを取り回す際の「ファルコに注意」という忘れがちな重要工程を短縮することができ、完成間近のギターが不意に傷つくことも減りました。
次、
金色のフレットです。
なんとなく、かっこいいから打ってみたいと思い、ネットで調べていたらアマゾンでジャストサイズが破格の500円で売っていたので買いましたが、全く使い物になりませんでした。
これをぶら下げることで、自分が安物買いの銭失いであることの自覚を促しています。
しかし、これもまた工房の雰囲気向上の大切な戦力でありますので、大切にしています。
最後に
第2回アポフェスグッズです。
日本の夏の風物詩、「アポヤン道ギターフェスティバル」
今年は「第3回」という節目の記念大会が開催されるとかされないとか。
3で区切るな5で区切れ!の声もどこ吹く風。
きっと開催されると信じています。
こんな感じで、これまでひた隠しにしてきた秘密の数々を背景に私が加わり、ハイチーズ。
おいおい!右胸!右胸!!
な〜にやってんだ!!
ダメダメ!!
すぐにピー入れて!ピー!!
普段エプロンなんて着けていません。
やってる感を出すために少し捜索したところ、ヤバめのやつが出てきてしまいました。
ピーを入れまして、、、
気を取り直して、ハイちょうだい!
いかがでしょうか。
客観的に見て、こんな体勢で、この作業を、こんな逆光でやるわけないですが、
まずまず装えたな…と個人的には納得の出来栄えです。
ギターショップアウラのホームページに載るのか、カタログに載るのか、楽しみに待ちたいと思います。
それではまた次回。
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プロフィール
HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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