みんなの大部屋
本気の無駄話を不定期にお送りします。
天理高校 8番セカンド 山口君
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
週末、師匠から諸般の事情により突然リタイアの申し出がありました。
小部屋の一大事、ということで石井氏と緊急会議を開き、開始5秒で指名選手を決定。
10秒後にスカウトメールを送り、20秒後にOKの返信あり。
強力な新メンバー、うどんさんが加入いたしました。
あっさりと加入が決まりましたが、このうどんさん、名実共にワールドクラスの人物です。
彼もKロサワ楽器のスタッフとして共に新大久保で勤務しておりました。
しかし、そんな小さな所に長々と留まる男ではありません。
彼は、ロボット相撲の世界大会に日本代表として出場したり、海外にロボットの技術指導、研究に出掛けるほどのヤバい人物なのです。
どのような記事を更新してくれるのか、私も本当に楽しみです!
それでは今日の本題です。
行ってきました甲子園。
関東は雨続きだったようですが、関西は毎日良い天気。
日中の観戦は過酷と予想し、
この日の第一試合、兵庫代表 神戸国際 vs 奈良代表 天理 8時プレイボールの試合を目指して5時起きで出発。
6時30分頃に甲子園到着。
屋根のある内野席のチケット売り場は、平日の早朝にもかかわらず長蛇の列。
並ぶのを諦め、無料の外野席を目指して歩き始めました。
と、ここで天理高校野球部員のゴミ拾い活動の現場を目撃。
この心がけ…天理、勝つな…
と瞬時に思いましたが、
いやまてよ…もしかしたら反対側で神戸国際が便所掃除している可能性もあるな…
やはり互角か…
と思い直し、とにかく外野席へ急ぎます。
綺麗に改装された新しい甲子園のツタもグングン成長しています。
外野席は屋根がありません。
なんとか日陰で!となると最上段に上がり、看板を背中にするしかありません。
この時に、最上段の中でも、照明塔の柱の下に陣取りました。
ここはおそらく常に日陰になります。
背中もフェンスになっており、そこを涼しい浜風が吹き抜け、快適な観戦が期待できそうだったからです。
そして、やはり皆考えは同じ。
最上段一列だけは試合開始前からなかなかの混雑。
特に照明塔の下は蛾が群がるように大人気。
この日は早朝からゲリラ豪雨に見舞われ、グランドには水を避ける巨大なシートがかけられていました。
これはとてもラッキーです。
阪神園芸の「技」を見られるからです。
ご存知の方も多いと思いますが、阪神甲子園球場のグランド整備はこの「阪神園芸」という会社が一手に行っています。
その見事な仕事ぶりはメディアで取り上げられることもあり、タイガースの選手が引退試合の最後の挨拶で球団、ファンに続いて感謝を伝えるほどです。
手際の良さは勿論のこと、土と芝を知り尽くしたプロフェッショナルな仕事は特に、次々に試合が続く高校野球で発揮されています。
※黒土と白砂の配合バランスを調節し、雨天時は砂多めで水はけを良くする、日差しが強い時は黒土を多くして球を見易くする、等
このシートは見事な連携で剥がされ、整然と畳まれ、美しく軸に巻かれて運ばれて行きました。
一部マニアからは拍手があがります。
地元の神戸国際と名門天理の試合の割に、アルプス席の空席が目立ちますが、内野はほぼ満席で試合開始!
外野席は静かに観戦される方が多く、特に後ろの方はジックリと試合を見守る常連のような方々ばかりです。
私もツウを装い、ポーカーフェースでクールな観戦を敢行。
神戸国際の独創的な応援と天理の統制のとれたブラスバンドが心地よく試合を盛り上げます。
ゴミ拾いの天理(現場を目撃)か、トイレ掃除の神戸国際(想像)か。
両チームとも投手の制球が抜群で拮抗した投手戦。
守備も堅実で高校野球にありがちなエラーの伝染も起きません。
1-1で延長戦に突入。
この日、度々のチャンスに大ブレーキだった天理の8番打者、山口君が、延長11回、気迫の決勝タイムリー!!!
どちらを応援していたわけでもありませんが、この8番山口君は前の打席でも7番打者を敬遠される屈辱を味わい、そして三振。
この11回も同じように7番打者を敬遠して勝負を挑まれてしまいました。
山口君の気持ちを思うと悔しくてたまらなくなります。
私は、地蔵にでもなったかのように平静を装いながらも、
山口君!なんとかして打て!大丈夫だ!君だってゴミを拾う活動をずっと続けてきたんだろう!きっと打てるぞ!打って悔しさを晴らせ!!
と心の中で叫んでおりました。
内野を超えてポトリと打球が落ちた瞬間、地蔵の栗山はあまりの嬉しさでウッカリ両手を挙げて立ち上がってしまいました。
いや〜本当に良い試合でした。
縁もゆかりもない高校の校歌も山口君への感情移入で妙に感動的です。
幸い、私の席はまだまだ日陰、風も涼しい好条件。
もう一試合、見ていくことにしました。
第二試合は、香川代表 三本松 vs 東京代表 二松学舎の試合。
皆さま、もうお気づきですね。
松の本数がすでに、3-2 です。
三本松の勝利を早々に予感してしまいました。
そして、やはり、
田舎の公立 vs 都会の私立、となると、田舎の公立を熱烈に応援したくなるのが私の性格。
と、いうか球場全体の性格。
試合は、2アウトになろうとも確実に2塁に走者を送る堅実な三本松と、バントせず積極策の二松学舎の対照的な内容。
序盤から積極策で試合を進めると、途中からバントは使い辛いものです。
いつでも点が取れそうな雰囲気だった二松学舎が結局取れず、地道に攻め続けた三本松がジワジワと加点。
三本松の投手にキレがあり、内野の堅実な守備も抜群で4併殺。
見事に公立がベスト8進出で大喝采。
甲子園を満喫させていただきました。
最後に私のベストショット。
まさに、
あぁ甲子園 緑の山なみ
たなびける雲は追いかける希望か
〜阿久悠
といった感じです。
そして黙々と仕事をこなす阪神園芸さんお疲れ様です。
皆様も甲子園へお出かけになる際は、外野の最上段、照明塔の下に陣取ってください!
快適な高校野球観戦をお約束いたします!
見事に日陰です!
栗山です。
週末、師匠から諸般の事情により突然リタイアの申し出がありました。
小部屋の一大事、ということで石井氏と緊急会議を開き、開始5秒で指名選手を決定。
10秒後にスカウトメールを送り、20秒後にOKの返信あり。
強力な新メンバー、うどんさんが加入いたしました。
あっさりと加入が決まりましたが、このうどんさん、名実共にワールドクラスの人物です。
彼もKロサワ楽器のスタッフとして共に新大久保で勤務しておりました。
しかし、そんな小さな所に長々と留まる男ではありません。
彼は、ロボット相撲の世界大会に日本代表として出場したり、海外にロボットの技術指導、研究に出掛けるほどのヤバい人物なのです。
どのような記事を更新してくれるのか、私も本当に楽しみです!
それでは今日の本題です。
行ってきました甲子園。
関東は雨続きだったようですが、関西は毎日良い天気。
日中の観戦は過酷と予想し、
この日の第一試合、兵庫代表 神戸国際 vs 奈良代表 天理 8時プレイボールの試合を目指して5時起きで出発。
6時30分頃に甲子園到着。
屋根のある内野席のチケット売り場は、平日の早朝にもかかわらず長蛇の列。
並ぶのを諦め、無料の外野席を目指して歩き始めました。
と、ここで天理高校野球部員のゴミ拾い活動の現場を目撃。
この心がけ…天理、勝つな…
と瞬時に思いましたが、
いやまてよ…もしかしたら反対側で神戸国際が便所掃除している可能性もあるな…
やはり互角か…
と思い直し、とにかく外野席へ急ぎます。
綺麗に改装された新しい甲子園のツタもグングン成長しています。
外野席は屋根がありません。
なんとか日陰で!となると最上段に上がり、看板を背中にするしかありません。
この時に、最上段の中でも、照明塔の柱の下に陣取りました。
ここはおそらく常に日陰になります。
背中もフェンスになっており、そこを涼しい浜風が吹き抜け、快適な観戦が期待できそうだったからです。
そして、やはり皆考えは同じ。
最上段一列だけは試合開始前からなかなかの混雑。
特に照明塔の下は蛾が群がるように大人気。
この日は早朝からゲリラ豪雨に見舞われ、グランドには水を避ける巨大なシートがかけられていました。
これはとてもラッキーです。
阪神園芸の「技」を見られるからです。
ご存知の方も多いと思いますが、阪神甲子園球場のグランド整備はこの「阪神園芸」という会社が一手に行っています。
その見事な仕事ぶりはメディアで取り上げられることもあり、タイガースの選手が引退試合の最後の挨拶で球団、ファンに続いて感謝を伝えるほどです。
手際の良さは勿論のこと、土と芝を知り尽くしたプロフェッショナルな仕事は特に、次々に試合が続く高校野球で発揮されています。
※黒土と白砂の配合バランスを調節し、雨天時は砂多めで水はけを良くする、日差しが強い時は黒土を多くして球を見易くする、等
このシートは見事な連携で剥がされ、整然と畳まれ、美しく軸に巻かれて運ばれて行きました。
一部マニアからは拍手があがります。
地元の神戸国際と名門天理の試合の割に、アルプス席の空席が目立ちますが、内野はほぼ満席で試合開始!
外野席は静かに観戦される方が多く、特に後ろの方はジックリと試合を見守る常連のような方々ばかりです。
私もツウを装い、ポーカーフェースでクールな観戦を敢行。
神戸国際の独創的な応援と天理の統制のとれたブラスバンドが心地よく試合を盛り上げます。
ゴミ拾いの天理(現場を目撃)か、トイレ掃除の神戸国際(想像)か。
両チームとも投手の制球が抜群で拮抗した投手戦。
守備も堅実で高校野球にありがちなエラーの伝染も起きません。
1-1で延長戦に突入。
この日、度々のチャンスに大ブレーキだった天理の8番打者、山口君が、延長11回、気迫の決勝タイムリー!!!
どちらを応援していたわけでもありませんが、この8番山口君は前の打席でも7番打者を敬遠される屈辱を味わい、そして三振。
この11回も同じように7番打者を敬遠して勝負を挑まれてしまいました。
山口君の気持ちを思うと悔しくてたまらなくなります。
私は、地蔵にでもなったかのように平静を装いながらも、
山口君!なんとかして打て!大丈夫だ!君だってゴミを拾う活動をずっと続けてきたんだろう!きっと打てるぞ!打って悔しさを晴らせ!!
と心の中で叫んでおりました。
内野を超えてポトリと打球が落ちた瞬間、地蔵の栗山はあまりの嬉しさでウッカリ両手を挙げて立ち上がってしまいました。
いや〜本当に良い試合でした。
縁もゆかりもない高校の校歌も山口君への感情移入で妙に感動的です。
幸い、私の席はまだまだ日陰、風も涼しい好条件。
もう一試合、見ていくことにしました。
第二試合は、香川代表 三本松 vs 東京代表 二松学舎の試合。
皆さま、もうお気づきですね。
松の本数がすでに、3-2 です。
三本松の勝利を早々に予感してしまいました。
そして、やはり、
田舎の公立 vs 都会の私立、となると、田舎の公立を熱烈に応援したくなるのが私の性格。
と、いうか球場全体の性格。
試合は、2アウトになろうとも確実に2塁に走者を送る堅実な三本松と、バントせず積極策の二松学舎の対照的な内容。
序盤から積極策で試合を進めると、途中からバントは使い辛いものです。
いつでも点が取れそうな雰囲気だった二松学舎が結局取れず、地道に攻め続けた三本松がジワジワと加点。
三本松の投手にキレがあり、内野の堅実な守備も抜群で4併殺。
見事に公立がベスト8進出で大喝采。
甲子園を満喫させていただきました。
最後に私のベストショット。
まさに、
あぁ甲子園 緑の山なみ
たなびける雲は追いかける希望か
〜阿久悠
といった感じです。
そして黙々と仕事をこなす阪神園芸さんお疲れ様です。
皆様も甲子園へお出かけになる際は、外野の最上段、照明塔の下に陣取ってください!
快適な高校野球観戦をお約束いたします!
見事に日陰です!
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プロフィール
HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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