みんなの大部屋
本気の無駄話を不定期にお送りします。
本牧海釣り施設へ行って参りました
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
以前、完成間近のギターを磨いている時に、右手の爪でガリっとやったことがありまして、あまりの腹立たしさで瞬時にバッサリ切って以来、塗装をする時は綺麗に切り落とすことにしています。
爪を切るだけでなんとも開放的になり、作業もはかどります。
そして何と言っても、餌が付けやすい!!
最近久しぶりに右手の爪が伸びております。
爪があるとギターの音にツヤが出て、上手くなったような気がします。
これも悪くありません。
ところで昨日、横浜の本牧海釣り施設へ行って参りました。
関東ではホームグラウンドとしてお世話になっております。
今日は皆様に本牧海釣り施設と釣果をご報告いたします。
この釣り場の一番の魅力は、どの季節でも、釣れる魚の種類が豊富というところです。
そして、常連のおじさんが皆優しい、といったところも大切な部分です。
実際、あるんです。
常連さんが幅きかせて仲間以外はポイントに近寄れない空気を出している釣り場。
本牧ではまず感じたことがありません。
デッカいのが釣れたりすると周辺の常連おじさんが網を貸してくれたり、もしくは網を構えて待機してくれたり、見たことの無い気持ち悪い魚が釣れて思案していると「高級魚だよ!」と料理の仕方を教えてくれたりします。
実際、釣れてしまったのがこれです。
ホウボウ。
いま見ても気持ちわるい。
写真と同じように青い翼を広げて上がってきたのです…
でも刺身にしたら最高に美味かったです。
※手前はアジ
おじさんに弟子入りしているかのような若者もいたりします。
使い慣れない敬語を絞り出す少年や、
例え、敬語もろくに話せないクソガキやヤンキーが相手でも、釣りを愛する者同士、おじさんは皆、誰に対しても優しいのです。
温かいそば、うどん等が食べられる、この季節にありがたい食堂も完備。
この前は
「ごはんが余っててもったいないから食べて〜たすかるぅ〜」
と、こちらの返事を待たずして激盛りのカレーが出てきました。
道具や餌、お菓子などを販売している売店もあり、用具のレンタルもあります。
必要なものは全て揃っているのです。
素晴らしい。
で、昨日はいつもの込山氏と昼過ぎに到着し、投げ釣りの置き竿でカレイを狙い、
短い竿で動き回ってカサゴ、アイナメを狙いました。
餌はアオイソメ。
しかし、開始から1時間経っても全くアタリ無し。
餌が悪い、という判断で売店に行き、満を侍してセレブ餌のイワイソメを購入。
イワイソメはアオイソメに比べ、筋肉質で匂いも強烈、カレイの大好物。カレイを釣るならイワイソメ、これは鉄則なのです。
値段はアオイソメの倍以上。
そうしたらレジのおばさんに、
「最近カニ餌でクロダイがよくつれてますよ!やってみたら?今日なら人も少ないから良いポイントで釣れるとおもうよ!」
と言われました。
カニを餌にする釣りのターゲットはほぼ間違いなくクロダイなのです。
親指の頭くらいの生きたカニを針に付けて足元に落とす釣りです。
知ってはいましたがやったことが無いので、おばさんにカニの付け方を教わり、やってみることにしました。
「とにかくカニが生きたままヒラヒラ動くように付ければ良いのよ!」
という、腰の横で両手をヒラヒラさせる動き付きで、とても解りやすいようで謎の多い説明をしてくださいました。
とりあえず教わった通りの方法でカニを針につけましたが、何がどうしたのか、カニが既に瀕死状態…
何かがおかしい…
次はもう少し甲羅のキワに付けよう…
と思いながら橋桁の横あたりに落としてみました。
すると、なんか変な引きがありました。
上げてみるとカニの甲羅が食いちぎられてミソが出ていました。
クロダイは餌を一飲みせず、チマチマ食べます。
クロダイ釣りが難しいと言われる一つの特徴だと思いますが、
まさにその状態でした。
一投目からクロダイへの期待が高まります。
カニを付け変え、今度はうまいこと元気な状態で二投目…
ここで強烈な引き!
安物のリールがうまく回らない=魚がデカイ
カニ餌=クロダイ
ついに、ついにクロダイを狙って、狙い通りにクロダイが!
巻いても巻いても引きが強く、若干ビビってしまい、大声で込山さんを呼びました。
駆けつけた込山さんもついに来たか!といった感じで見守る中、徐々に水面付近まで魚が上がってきました。
アレ…?
全然黒くない…
これアイナメですよ!
え、ショック…
クロダイではないことに一瞬落胆しましたが、
この時期のアイナメは最高に美味いのです。
そして何よりデカイ!
気を取り直して釣り上げます。
しかし、我々は網を持っていなかったのです。
無理やり上げると糸が切れます。
どうしよかと迷う間もなく、近くのお兄さんが網を持って助太刀してくれました。
そうです。ここは本牧海釣り施設。
皆親切なのです。
本当に助かりました。
無事、陸に上がった魚を管理棟に運び、計測。
本牧のアイナメ大物賞まで惜しくも1センチ足りませんでしたが、39センチ。
これ大きいですよ!
よく太ってていいね〜!
これは立派だね〜!
おめでとうございます!
スタッフの方々が次々と祝福してくれます。
売店のおばさんも騒ぎを聞いて駆けつけてくれました。
なんか、とてもうれしかったです。
とりあえず、今日はこの後もカニで頑張ってみよう、という事になり、込山さんと再度売店へカニを買いに行きました。
おばさんにまたカニを注文したところ、
「本当はね、針は足の付け根から通して、甲羅側に出すように付けるんだって!」
え?
「とにかく、ヒラヒラ動けばいいのよ!」
そうなんです。
実際おばさんが最初に言った通りに付けて釣れたわけですから、カニがヒラヒラ動けば付け方なんてどうだって良いんですよ。
知らないのに教えてくれるなんて、最高です。
ただ、その後、「本当はね…」の付け方をしたら、何度海に投入してもグッタリすることなく、ずーっと生きていました。
結局カニを食われはするものの、調子の硬い竿ではアタリが分かりづらく、クロダイを釣ることはできませんでした。
噂通り、なかなか難しい釣りです。
この季節はとにかく寒いですし、ガンガン釣れる時期でもありませんので基本我慢の釣りになりますが、上手くいくとデカイ魚が釣れる時期でもあります。
まさにそんな釣りになりました。
それにしてもやはり爪が邪魔で餌が付けにくかったです。
塗装作業の前だけじゃなく、釣りの前にもバッサリ切ったほうが良さそうです。
暖かくなったら皆様も本牧海釣り施設にぜひお出かけください!
楽しいですよ!
ところで、オリンピックの陰に隠れて、今週末からJリーグが密かに開幕します。
ぜひお近くのチームの試合に出かけてみてください!
栗山です。
以前、完成間近のギターを磨いている時に、右手の爪でガリっとやったことがありまして、あまりの腹立たしさで瞬時にバッサリ切って以来、塗装をする時は綺麗に切り落とすことにしています。
爪を切るだけでなんとも開放的になり、作業もはかどります。
そして何と言っても、餌が付けやすい!!
最近久しぶりに右手の爪が伸びております。
爪があるとギターの音にツヤが出て、上手くなったような気がします。
これも悪くありません。
ところで昨日、横浜の本牧海釣り施設へ行って参りました。
関東ではホームグラウンドとしてお世話になっております。
今日は皆様に本牧海釣り施設と釣果をご報告いたします。
この釣り場の一番の魅力は、どの季節でも、釣れる魚の種類が豊富というところです。
そして、常連のおじさんが皆優しい、といったところも大切な部分です。
実際、あるんです。
常連さんが幅きかせて仲間以外はポイントに近寄れない空気を出している釣り場。
本牧ではまず感じたことがありません。
デッカいのが釣れたりすると周辺の常連おじさんが網を貸してくれたり、もしくは網を構えて待機してくれたり、見たことの無い気持ち悪い魚が釣れて思案していると「高級魚だよ!」と料理の仕方を教えてくれたりします。
実際、釣れてしまったのがこれです。
ホウボウ。
いま見ても気持ちわるい。
写真と同じように青い翼を広げて上がってきたのです…
でも刺身にしたら最高に美味かったです。
※手前はアジ
おじさんに弟子入りしているかのような若者もいたりします。
使い慣れない敬語を絞り出す少年や、
例え、敬語もろくに話せないクソガキやヤンキーが相手でも、釣りを愛する者同士、おじさんは皆、誰に対しても優しいのです。
温かいそば、うどん等が食べられる、この季節にありがたい食堂も完備。
この前は
「ごはんが余っててもったいないから食べて〜たすかるぅ〜」
と、こちらの返事を待たずして激盛りのカレーが出てきました。
道具や餌、お菓子などを販売している売店もあり、用具のレンタルもあります。
必要なものは全て揃っているのです。
素晴らしい。
で、昨日はいつもの込山氏と昼過ぎに到着し、投げ釣りの置き竿でカレイを狙い、
短い竿で動き回ってカサゴ、アイナメを狙いました。
餌はアオイソメ。
しかし、開始から1時間経っても全くアタリ無し。
餌が悪い、という判断で売店に行き、満を侍してセレブ餌のイワイソメを購入。
イワイソメはアオイソメに比べ、筋肉質で匂いも強烈、カレイの大好物。カレイを釣るならイワイソメ、これは鉄則なのです。
値段はアオイソメの倍以上。
そうしたらレジのおばさんに、
「最近カニ餌でクロダイがよくつれてますよ!やってみたら?今日なら人も少ないから良いポイントで釣れるとおもうよ!」
と言われました。
カニを餌にする釣りのターゲットはほぼ間違いなくクロダイなのです。
親指の頭くらいの生きたカニを針に付けて足元に落とす釣りです。
知ってはいましたがやったことが無いので、おばさんにカニの付け方を教わり、やってみることにしました。
「とにかくカニが生きたままヒラヒラ動くように付ければ良いのよ!」
という、腰の横で両手をヒラヒラさせる動き付きで、とても解りやすいようで謎の多い説明をしてくださいました。
とりあえず教わった通りの方法でカニを針につけましたが、何がどうしたのか、カニが既に瀕死状態…
何かがおかしい…
次はもう少し甲羅のキワに付けよう…
と思いながら橋桁の横あたりに落としてみました。
すると、なんか変な引きがありました。
上げてみるとカニの甲羅が食いちぎられてミソが出ていました。
クロダイは餌を一飲みせず、チマチマ食べます。
クロダイ釣りが難しいと言われる一つの特徴だと思いますが、
まさにその状態でした。
一投目からクロダイへの期待が高まります。
カニを付け変え、今度はうまいこと元気な状態で二投目…
ここで強烈な引き!
安物のリールがうまく回らない=魚がデカイ
カニ餌=クロダイ
ついに、ついにクロダイを狙って、狙い通りにクロダイが!
巻いても巻いても引きが強く、若干ビビってしまい、大声で込山さんを呼びました。
駆けつけた込山さんもついに来たか!といった感じで見守る中、徐々に水面付近まで魚が上がってきました。
アレ…?
全然黒くない…
これアイナメですよ!
え、ショック…
クロダイではないことに一瞬落胆しましたが、
この時期のアイナメは最高に美味いのです。
そして何よりデカイ!
気を取り直して釣り上げます。
しかし、我々は網を持っていなかったのです。
無理やり上げると糸が切れます。
どうしよかと迷う間もなく、近くのお兄さんが網を持って助太刀してくれました。
そうです。ここは本牧海釣り施設。
皆親切なのです。
本当に助かりました。
無事、陸に上がった魚を管理棟に運び、計測。
本牧のアイナメ大物賞まで惜しくも1センチ足りませんでしたが、39センチ。
これ大きいですよ!
よく太ってていいね〜!
これは立派だね〜!
おめでとうございます!
スタッフの方々が次々と祝福してくれます。
売店のおばさんも騒ぎを聞いて駆けつけてくれました。
なんか、とてもうれしかったです。
とりあえず、今日はこの後もカニで頑張ってみよう、という事になり、込山さんと再度売店へカニを買いに行きました。
おばさんにまたカニを注文したところ、
「本当はね、針は足の付け根から通して、甲羅側に出すように付けるんだって!」
え?
「とにかく、ヒラヒラ動けばいいのよ!」
そうなんです。
実際おばさんが最初に言った通りに付けて釣れたわけですから、カニがヒラヒラ動けば付け方なんてどうだって良いんですよ。
知らないのに教えてくれるなんて、最高です。
ただ、その後、「本当はね…」の付け方をしたら、何度海に投入してもグッタリすることなく、ずーっと生きていました。
結局カニを食われはするものの、調子の硬い竿ではアタリが分かりづらく、クロダイを釣ることはできませんでした。
噂通り、なかなか難しい釣りです。
この季節はとにかく寒いですし、ガンガン釣れる時期でもありませんので基本我慢の釣りになりますが、上手くいくとデカイ魚が釣れる時期でもあります。
まさにそんな釣りになりました。
それにしてもやはり爪が邪魔で餌が付けにくかったです。
塗装作業の前だけじゃなく、釣りの前にもバッサリ切ったほうが良さそうです。
暖かくなったら皆様も本牧海釣り施設にぜひお出かけください!
楽しいですよ!
ところで、オリンピックの陰に隠れて、今週末からJリーグが密かに開幕します。
ぜひお近くのチームの試合に出かけてみてください!
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プロフィール
HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
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・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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