みんなの大部屋
本気の無駄話を不定期にお送りします。
台北奇行 その2
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
昨日の石井氏の記事、楽器店勤務時代のあるある話で、とても懐かしくなりました。笑
それでは前回に引き続き、今日も台北奇行をお送りいたします。
今回は両親と叔母の台北案内役として、安全第一の守りの旅行でしたので、これといった新鮮採れたてネタは無いのですが、とりあえず幾つかの台北グルメを記録として残しておきたいと思います。
やはり、食事も超堅実なラインナップでした。
これとか、
こんなやつとか、
これも、
アンパイはどれもこれも美味いに決まっています。
そんな合間をぬって、個人的にディープ台湾を満喫して参りました。
まず、これです。
見事に写真に映えません。
「虱目魚」という魚のスープです。
小骨が多い川魚で下準備にかなり手間がかかるらしく、
どこでも食べられるものではないようです。
シンプルに魚の出汁と生姜の上品な味。
トロッとした身の甘さはブリのような味わいで美味でした。
わさび醤油で食べます。
実は、ここは前回石井氏と台北に行った際、一番初めに入った飲食店で、地元の人々に混じって食事をした、思い出深い場所なのです。
後々になって「虱目魚」料理で有名な店だったと知り、今回2年ぶりに訪問して参りました。
他にもルーローハン、ビーフン、炒め物などの定番メニューも充実しており、何を頼んでも美味いのでオススメです。
店名は「李家虱目魚」
ガイドブックにも載っている「寧夏夜市」の通りにあります。
で、次は、このお店の
これです。
これはまた更に映えません。
杏仁茶にパンが浸かっています。
杏仁茶は、固まっていない杏仁豆腐のような温かい飲み物です。
そこにパイのようなパンを浸して食べます。
あまからず、からからず、かといってうまからず…
しかし寂れた路地裏の店先で店主のおばさんにマンツーマンで見つめられるプレッシャーの中、食べていると意外と口に合ってくるので不思議です。
地元の人になったような気分。
食べ終わって勘定を済ませると満面の笑みで手を振って送り出してくれました。
観光客の完食は稀な事例なのだと思います。
とりあえず、全部食べて良かったです。
次は食通の人が書いた本でオススメされていた食堂に行こうと、地図を頼りに出かけたのですが、道に迷い、映画のセットのような袋小路で立ち往生していた時に、店の中から手招きされたので、一人で突撃しました。
交わされる言葉のやりとり、旅行者ゼロの店内の雰囲気、全てがこの旅行で一番の完全アウェーでした。
カウンターでメニューを見ていると、
これこれ!これが美味いよ!
と全く読めない文字の商品を推薦されましたので、
覚悟を決めてお願いし、着席。
すぐに出てきたのがこれです。
これで330円。
お箸やレンゲは自分で取ってくるのがルールのようですが、どこにあるのかわからず、そうこうしていると直ぐに届けてくれました。
パリパリに揚がった鳥の皮とジューシーな肉、やや甘いタレにネギ塩。
A菜(レタスのような野菜)のニンニク炒めに、シンプルな塩味の野菜炒め、しっかり辛いビーフン。
これが見た目よりも優しい味付けで、超美味。
ホール担当のお婆さんが、口に合っているのかを心配して、すれ違うたびに声をかけてくれました。
これは本当に語学を勉強しなければいけません…
今回の旅行で一番美味しかった食事です。
このお店に限らず、どこへ行っても、何をしても、人々は本当に親切で優しいです。感動するレベルです。
しかしそれに甘えてか、勘違いしてなのか、日本語でガンガン畳み掛けたり、傍若無人な態度を取る年配の旅行者をあちこちで見かけました。
親切にされたのなら、より丁寧に返したくなるのが普通の神経だと思いますが欠落している人が結構いるようです。
台湾の人々は確かに親日の方が多いと感じますが、そのうち嫌われそうな気がして心配になります。
で、最後に、肝心の臭豆腐の話をしなければなりません。
結論から言いますと、臭豆腐、やはり、どうしても、無理でした…
店先に強力な結界が張り巡らされていて、あの香りが私の心を折ってくるのです…
自分が、食べる!と勝手に宣言しておきながら、
なんで自分だけこんなめに会わなきゃならないんだ!
という逆ギレの感情が湧いてしまい、店に入ることすら出来ませんでした。
しかし、今なら食べられそうな気がします。
むしろ、あの香りが恋しいくらいです。
情けない…
次回、台北奇行その3、では台湾土産を読者プレゼントしたいと思います。
それではまた来週。
栗山です。
昨日の石井氏の記事、楽器店勤務時代のあるある話で、とても懐かしくなりました。笑
それでは前回に引き続き、今日も台北奇行をお送りいたします。
今回は両親と叔母の台北案内役として、安全第一の守りの旅行でしたので、これといった新鮮採れたてネタは無いのですが、とりあえず幾つかの台北グルメを記録として残しておきたいと思います。
やはり、食事も超堅実なラインナップでした。
これとか、
こんなやつとか、
これも、
アンパイはどれもこれも美味いに決まっています。
そんな合間をぬって、個人的にディープ台湾を満喫して参りました。
まず、これです。
見事に写真に映えません。
「虱目魚」という魚のスープです。
小骨が多い川魚で下準備にかなり手間がかかるらしく、
どこでも食べられるものではないようです。
シンプルに魚の出汁と生姜の上品な味。
トロッとした身の甘さはブリのような味わいで美味でした。
わさび醤油で食べます。
実は、ここは前回石井氏と台北に行った際、一番初めに入った飲食店で、地元の人々に混じって食事をした、思い出深い場所なのです。
後々になって「虱目魚」料理で有名な店だったと知り、今回2年ぶりに訪問して参りました。
他にもルーローハン、ビーフン、炒め物などの定番メニューも充実しており、何を頼んでも美味いのでオススメです。
店名は「李家虱目魚」
ガイドブックにも載っている「寧夏夜市」の通りにあります。
で、次は、このお店の
これです。
これはまた更に映えません。
杏仁茶にパンが浸かっています。
杏仁茶は、固まっていない杏仁豆腐のような温かい飲み物です。
そこにパイのようなパンを浸して食べます。
あまからず、からからず、かといってうまからず…
しかし寂れた路地裏の店先で店主のおばさんにマンツーマンで見つめられるプレッシャーの中、食べていると意外と口に合ってくるので不思議です。
地元の人になったような気分。
食べ終わって勘定を済ませると満面の笑みで手を振って送り出してくれました。
観光客の完食は稀な事例なのだと思います。
とりあえず、全部食べて良かったです。
次は食通の人が書いた本でオススメされていた食堂に行こうと、地図を頼りに出かけたのですが、道に迷い、映画のセットのような袋小路で立ち往生していた時に、店の中から手招きされたので、一人で突撃しました。
交わされる言葉のやりとり、旅行者ゼロの店内の雰囲気、全てがこの旅行で一番の完全アウェーでした。
カウンターでメニューを見ていると、
これこれ!これが美味いよ!
と全く読めない文字の商品を推薦されましたので、
覚悟を決めてお願いし、着席。
すぐに出てきたのがこれです。
これで330円。
お箸やレンゲは自分で取ってくるのがルールのようですが、どこにあるのかわからず、そうこうしていると直ぐに届けてくれました。
パリパリに揚がった鳥の皮とジューシーな肉、やや甘いタレにネギ塩。
A菜(レタスのような野菜)のニンニク炒めに、シンプルな塩味の野菜炒め、しっかり辛いビーフン。
これが見た目よりも優しい味付けで、超美味。
ホール担当のお婆さんが、口に合っているのかを心配して、すれ違うたびに声をかけてくれました。
これは本当に語学を勉強しなければいけません…
今回の旅行で一番美味しかった食事です。
このお店に限らず、どこへ行っても、何をしても、人々は本当に親切で優しいです。感動するレベルです。
しかしそれに甘えてか、勘違いしてなのか、日本語でガンガン畳み掛けたり、傍若無人な態度を取る年配の旅行者をあちこちで見かけました。
親切にされたのなら、より丁寧に返したくなるのが普通の神経だと思いますが欠落している人が結構いるようです。
台湾の人々は確かに親日の方が多いと感じますが、そのうち嫌われそうな気がして心配になります。
で、最後に、肝心の臭豆腐の話をしなければなりません。
結論から言いますと、臭豆腐、やはり、どうしても、無理でした…
店先に強力な結界が張り巡らされていて、あの香りが私の心を折ってくるのです…
自分が、食べる!と勝手に宣言しておきながら、
なんで自分だけこんなめに会わなきゃならないんだ!
という逆ギレの感情が湧いてしまい、店に入ることすら出来ませんでした。
しかし、今なら食べられそうな気がします。
むしろ、あの香りが恋しいくらいです。
情けない…
次回、台北奇行その3、では台湾土産を読者プレゼントしたいと思います。
それではまた来週。
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プロフィール
HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
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・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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