みんなの大部屋
本気の無駄話を不定期にお送りします。
渓流釣り
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
先日投稿いたしました通り、岐阜、長野へ人生初の渓流釣りに行って参りました。
車中2連泊という過酷な環境で、山の中に入り込み、釣りに没頭しました。
速乾性のある専用シャツ2枚、パッチ、靴下の上からウェーダーという水に入れる長靴と一体になったオーバーオールを着用し、防水の上着、帽子、色々な道具がくっ付いたカバンをぶら下げ、グローブ、グラサンをかけて完成。
私は暗いところでグラサンかけている人を見ると、アホやろ、、、と思ってしまう古いタイプの人間です。(知人、お客様、良い人は例外です…笑)
この日は雲っていたので、断固グラサンを拒否したのですが、このグラサンは反射光を軽減する偏光グラスというもので、水中の岩の状況がよく見え、安全に歩くことができ、茂みを歩く際に目を守る役目も果たすとのこと。
止むを得ず、曇り空の下、しぶしぶグラサンを着用しました。
車中泊した甲斐があり、一番乗りで川を登って行きます。
渓流釣りは基本的に下から釣りながら、徐々に上流に登っていくようです。
そして魚がデリケートな為、人が入った辺りは極端に釣れなくなります。
また、後から入った人が先行者を追いぬかし、上流に登るのはマナー違反とのこと。
よって、一番初めに川へ入ることがとても重要になります。
このような雰囲気が延々と続きます。
場所によっては身の危険を感じる箇所も沢山あります。
写真を撮る余裕もないくらいです。
釣り開始。
川下から川上へ、ルアーを投げ、流れに沿って泳がせ、回収。
川の横から対岸へ向かって投げ、泳がせ、回収。
岩陰に投げ、アクションを入れながら泳がせ、回収。
あの手この手で魚を誘います。
しかし、なかなか釣れません。
エキスパートの友人も全く釣れません。
魚がいないのか?と思いきや、足元を時折スーッと泳いでいたりするのです。
魚はいる、だけど釣れない。
なぜか…
海釣りでこういう時、私はいつもお魚の立場に立って考えるようにしています。
イワナちゃん、アマゴちゃんの気持ちになるのです。
川上から川下へルアーを流すのですが、これがどうも流れが速すぎて、うまくルアーが泳いでないのではないか?
美味しそうに見えてないのだ!
と、考えました。
試しに川の流れに逆らってルアーを水につけてみたところ、
とても美味しそうな泳ぎをしています。
しかし、だからと言って川下へ投げて川上で回収することは不可能です。
小さな滝壺が無数にあり、必ずひっかかります。
そこで、2メートルほど糸を出してリールをロックし、滝壺の少し下あたりにルアーを入れてみたところ、これが見事に沢を登っていく美味しそうな小魚に見えました。
イケそうな感じ…
と思った瞬間、いきなり釣れました。
20センチくらいのイワナちゃんです。
友人からは釣り方が邪道、といわれました。笑
調子に乗った私はルアーを変えてみました。
小魚の形をしたルアーから、
スプーンと呼ばれる、釣り堀、管理釣り場専用のルアーへ。
スプーンでは難しいと思う、との助言がありましたが、
栗山式渓流釣り、の可能性を探ってみました。
結果、釣れました。笑
15センチくらいのイワナちゃん。
しかし、この方法、全く達成感がありません…
そろそろ正面から渓流釣りにぶつかっていくことにしました。
やはり、なかなか釣れません。
ルアーを追いかけては来ますが、食いつきません。
たま〜にお触り。
そして、2、3度追いかけると、もう見切られてしまいます。
反応なし。
次のポイントに移動します。
想像以上に繊細な生き物です。
尺サイズと呼ばれる30センチを超えるものは、下手くそがやるとワンチャンスだと言います。
一投で仕留めなければ釣れません。
で、友人が尺サイズ、釣りました。
見事な33センチ!!
私も翌日、ようやく正統派の方法でアマゴちゃんを釣ることができました。
しかし、釣れても釣れなくても、このような大自然の中で遊ばせてもらえるのは本当に最高です。
来年は何度か行くことにします!
初日の夜、山を下りて、集落唯一の定食屋へ食事に出かけました。
地元のおっさん、おじいさんが、ほぼ毎日開催されていそうな飲み会で盛り上がっておりました。
若者2人の来店はかなり珍しいらしく、おっさん達に大歓迎されました。
「俺は今日、シルバーをクビになったんだぁ〜〜!!」(80歳)
おっさんの世界も色々大変そうですが、
クビになってもこのハイテンション!
やたら焼き鳥を食べさせられました。
地元愛の強いおっさん達にとって、愛すべき地元の川へ他県から若者が泊まりで釣りに来ている、ということが琴線に触れたようです。
社長!とよばれていた親分が特に地元ラブな方で、
次この店に来た時は、店のお母さんに言って、必ず俺を呼べ!
付きあってやる!!!
と言われました。
えっ!
そこは
おごってやる!!!
じゃなくて、、
栗山です。
先日投稿いたしました通り、岐阜、長野へ人生初の渓流釣りに行って参りました。
車中2連泊という過酷な環境で、山の中に入り込み、釣りに没頭しました。
速乾性のある専用シャツ2枚、パッチ、靴下の上からウェーダーという水に入れる長靴と一体になったオーバーオールを着用し、防水の上着、帽子、色々な道具がくっ付いたカバンをぶら下げ、グローブ、グラサンをかけて完成。
私は暗いところでグラサンかけている人を見ると、アホやろ、、、と思ってしまう古いタイプの人間です。(知人、お客様、良い人は例外です…笑)
この日は雲っていたので、断固グラサンを拒否したのですが、このグラサンは反射光を軽減する偏光グラスというもので、水中の岩の状況がよく見え、安全に歩くことができ、茂みを歩く際に目を守る役目も果たすとのこと。
止むを得ず、曇り空の下、しぶしぶグラサンを着用しました。
車中泊した甲斐があり、一番乗りで川を登って行きます。
渓流釣りは基本的に下から釣りながら、徐々に上流に登っていくようです。
そして魚がデリケートな為、人が入った辺りは極端に釣れなくなります。
また、後から入った人が先行者を追いぬかし、上流に登るのはマナー違反とのこと。
よって、一番初めに川へ入ることがとても重要になります。
このような雰囲気が延々と続きます。
場所によっては身の危険を感じる箇所も沢山あります。
写真を撮る余裕もないくらいです。
釣り開始。
川下から川上へ、ルアーを投げ、流れに沿って泳がせ、回収。
川の横から対岸へ向かって投げ、泳がせ、回収。
岩陰に投げ、アクションを入れながら泳がせ、回収。
あの手この手で魚を誘います。
しかし、なかなか釣れません。
エキスパートの友人も全く釣れません。
魚がいないのか?と思いきや、足元を時折スーッと泳いでいたりするのです。
魚はいる、だけど釣れない。
なぜか…
海釣りでこういう時、私はいつもお魚の立場に立って考えるようにしています。
イワナちゃん、アマゴちゃんの気持ちになるのです。
川上から川下へルアーを流すのですが、これがどうも流れが速すぎて、うまくルアーが泳いでないのではないか?
美味しそうに見えてないのだ!
と、考えました。
試しに川の流れに逆らってルアーを水につけてみたところ、
とても美味しそうな泳ぎをしています。
しかし、だからと言って川下へ投げて川上で回収することは不可能です。
小さな滝壺が無数にあり、必ずひっかかります。
そこで、2メートルほど糸を出してリールをロックし、滝壺の少し下あたりにルアーを入れてみたところ、これが見事に沢を登っていく美味しそうな小魚に見えました。
イケそうな感じ…
と思った瞬間、いきなり釣れました。
20センチくらいのイワナちゃんです。
友人からは釣り方が邪道、といわれました。笑
調子に乗った私はルアーを変えてみました。
小魚の形をしたルアーから、
スプーンと呼ばれる、釣り堀、管理釣り場専用のルアーへ。
スプーンでは難しいと思う、との助言がありましたが、
栗山式渓流釣り、の可能性を探ってみました。
結果、釣れました。笑
15センチくらいのイワナちゃん。
しかし、この方法、全く達成感がありません…
そろそろ正面から渓流釣りにぶつかっていくことにしました。
やはり、なかなか釣れません。
ルアーを追いかけては来ますが、食いつきません。
たま〜にお触り。
そして、2、3度追いかけると、もう見切られてしまいます。
反応なし。
次のポイントに移動します。
想像以上に繊細な生き物です。
尺サイズと呼ばれる30センチを超えるものは、下手くそがやるとワンチャンスだと言います。
一投で仕留めなければ釣れません。
で、友人が尺サイズ、釣りました。
見事な33センチ!!
私も翌日、ようやく正統派の方法でアマゴちゃんを釣ることができました。
しかし、釣れても釣れなくても、このような大自然の中で遊ばせてもらえるのは本当に最高です。
来年は何度か行くことにします!
初日の夜、山を下りて、集落唯一の定食屋へ食事に出かけました。
地元のおっさん、おじいさんが、ほぼ毎日開催されていそうな飲み会で盛り上がっておりました。
若者2人の来店はかなり珍しいらしく、おっさん達に大歓迎されました。
「俺は今日、シルバーをクビになったんだぁ〜〜!!」(80歳)
おっさんの世界も色々大変そうですが、
クビになってもこのハイテンション!
やたら焼き鳥を食べさせられました。
地元愛の強いおっさん達にとって、愛すべき地元の川へ他県から若者が泊まりで釣りに来ている、ということが琴線に触れたようです。
社長!とよばれていた親分が特に地元ラブな方で、
次この店に来た時は、店のお母さんに言って、必ず俺を呼べ!
付きあってやる!!!
と言われました。
えっ!
そこは
おごってやる!!!
じゃなくて、、
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栗山の夏休み
志村魂
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
日本のコメディアンを研究をしている大学時代の友人と、志村けんの舞台「志村魂」を観に行って参りました。
その友人とは今から約20年前、まだ「リアクション芸人」というジャンルが無く「ヨゴレ」という括りで活躍していたダチョウ倶楽部と出川哲朗に注目し、活躍を追っておりました。
中でも、私の好きな芸人トップ3のうちの一角、竜ちゃん(上島竜兵)に対する愛情は特別なもので、
生まれてこの方、唯一、握手会という出版記念イベントに参加したほどです。
「人生他力本願」
素晴らしいタイトルです。
お笑い界の頂点 志村けんと、私のアイドル ダチョウ倶楽部のコント、喜劇を初鑑賞。
オープニングはバカ殿。
もうテレビで何十回も見てきたコントで、いまさら笑えるかなぁ…と心配しておりましたが、、、
無事、腹抱えて笑いました。
その後も、馴染みのコントが次から次へと展開されますが、テレビ見る3倍くらい笑えます。
ダチョウ3人の安定感も最高です。
後半は喜劇で、これは正直、話自体がかったるくて、個人的に厳しかったですが、、、
しかし、お客の意識が離れはじめる絶妙のタイミングで
志村けんがアドリブを炸裂させます。
これが、本当に凄い!としか言いようがありません。
そして竜ちゃんの芝居が予想外に上手い。
実は役者を目指していたらしいです。
初観劇の私としては、前半のコントで全編押し切ってほしかったですが、このスタイルが志村魂の伝統なのでしょう。
とりあえず、来年も行くことになっております。
しかし、考えてみると、これまでお笑いのライブに行って外れたことがありません。
COWCOW、小籔、アンガールズ、などなど
みなさんもぜひ、お出かけください。
では、最後にダチョウ倶楽部のポテンシャルの高さをギャグ一覧で実感してください。
ヤー!
訴えてやる!
聞いてないよ!
ムッシュムラムラ!
つかみはOK!
はは〜んバカだなぁ!
ヨゴレでごめ〜んね!
みんな仲良く脇アイアイ!
甘からず辛からず…かと言って美味からず!
チェックメイト!
どうぞどうぞ!
押すなよ!押すなよ!絶対に押すなよ!
クルリンパ!
ナイスネイチャー!
取り乱しました…
上島竜兵56歳!代表作、これと言ってなし!
パッと思いついただけでこんなに沢山…
刺さりますね〜
いや〜本当に凄い!
個人的にはかなりマイナーですが、
ストッピング!
が好きでした。
これに対抗できるギャグマシーンは昨年暮にお亡くなりになった、島木はん(島木譲二)くらいしか思い浮かびませんね。
アイキャンノット能登半島!
島木はんの魅力についてはまたそのうち書きたいと思います!
栗山です。
日本のコメディアンを研究をしている大学時代の友人と、志村けんの舞台「志村魂」を観に行って参りました。
その友人とは今から約20年前、まだ「リアクション芸人」というジャンルが無く「ヨゴレ」という括りで活躍していたダチョウ倶楽部と出川哲朗に注目し、活躍を追っておりました。
中でも、私の好きな芸人トップ3のうちの一角、竜ちゃん(上島竜兵)に対する愛情は特別なもので、
生まれてこの方、唯一、握手会という出版記念イベントに参加したほどです。
「人生他力本願」
素晴らしいタイトルです。
お笑い界の頂点 志村けんと、私のアイドル ダチョウ倶楽部のコント、喜劇を初鑑賞。
オープニングはバカ殿。
もうテレビで何十回も見てきたコントで、いまさら笑えるかなぁ…と心配しておりましたが、、、
無事、腹抱えて笑いました。
その後も、馴染みのコントが次から次へと展開されますが、テレビ見る3倍くらい笑えます。
ダチョウ3人の安定感も最高です。
後半は喜劇で、これは正直、話自体がかったるくて、個人的に厳しかったですが、、、
しかし、お客の意識が離れはじめる絶妙のタイミングで
志村けんがアドリブを炸裂させます。
これが、本当に凄い!としか言いようがありません。
そして竜ちゃんの芝居が予想外に上手い。
実は役者を目指していたらしいです。
初観劇の私としては、前半のコントで全編押し切ってほしかったですが、このスタイルが志村魂の伝統なのでしょう。
とりあえず、来年も行くことになっております。
しかし、考えてみると、これまでお笑いのライブに行って外れたことがありません。
COWCOW、小籔、アンガールズ、などなど
みなさんもぜひ、お出かけください。
では、最後にダチョウ倶楽部のポテンシャルの高さをギャグ一覧で実感してください。
ヤー!
訴えてやる!
聞いてないよ!
ムッシュムラムラ!
つかみはOK!
はは〜んバカだなぁ!
ヨゴレでごめ〜んね!
みんな仲良く脇アイアイ!
甘からず辛からず…かと言って美味からず!
チェックメイト!
どうぞどうぞ!
押すなよ!押すなよ!絶対に押すなよ!
クルリンパ!
ナイスネイチャー!
取り乱しました…
上島竜兵56歳!代表作、これと言ってなし!
パッと思いついただけでこんなに沢山…
刺さりますね〜
いや〜本当に凄い!
個人的にはかなりマイナーですが、
ストッピング!
が好きでした。
これに対抗できるギャグマシーンは昨年暮にお亡くなりになった、島木はん(島木譲二)くらいしか思い浮かびませんね。
アイキャンノット能登半島!
島木はんの魅力についてはまたそのうち書きたいと思います!
天理高校 8番セカンド 山口君
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
週末、師匠から諸般の事情により突然リタイアの申し出がありました。
小部屋の一大事、ということで石井氏と緊急会議を開き、開始5秒で指名選手を決定。
10秒後にスカウトメールを送り、20秒後にOKの返信あり。
強力な新メンバー、うどんさんが加入いたしました。
あっさりと加入が決まりましたが、このうどんさん、名実共にワールドクラスの人物です。
彼もKロサワ楽器のスタッフとして共に新大久保で勤務しておりました。
しかし、そんな小さな所に長々と留まる男ではありません。
彼は、ロボット相撲の世界大会に日本代表として出場したり、海外にロボットの技術指導、研究に出掛けるほどのヤバい人物なのです。
どのような記事を更新してくれるのか、私も本当に楽しみです!
それでは今日の本題です。
行ってきました甲子園。
関東は雨続きだったようですが、関西は毎日良い天気。
日中の観戦は過酷と予想し、
この日の第一試合、兵庫代表 神戸国際 vs 奈良代表 天理 8時プレイボールの試合を目指して5時起きで出発。
6時30分頃に甲子園到着。
屋根のある内野席のチケット売り場は、平日の早朝にもかかわらず長蛇の列。
並ぶのを諦め、無料の外野席を目指して歩き始めました。
と、ここで天理高校野球部員のゴミ拾い活動の現場を目撃。
この心がけ…天理、勝つな…
と瞬時に思いましたが、
いやまてよ…もしかしたら反対側で神戸国際が便所掃除している可能性もあるな…
やはり互角か…
と思い直し、とにかく外野席へ急ぎます。
綺麗に改装された新しい甲子園のツタもグングン成長しています。
外野席は屋根がありません。
なんとか日陰で!となると最上段に上がり、看板を背中にするしかありません。
この時に、最上段の中でも、照明塔の柱の下に陣取りました。
ここはおそらく常に日陰になります。
背中もフェンスになっており、そこを涼しい浜風が吹き抜け、快適な観戦が期待できそうだったからです。
そして、やはり皆考えは同じ。
最上段一列だけは試合開始前からなかなかの混雑。
特に照明塔の下は蛾が群がるように大人気。
この日は早朝からゲリラ豪雨に見舞われ、グランドには水を避ける巨大なシートがかけられていました。
これはとてもラッキーです。
阪神園芸の「技」を見られるからです。
ご存知の方も多いと思いますが、阪神甲子園球場のグランド整備はこの「阪神園芸」という会社が一手に行っています。
その見事な仕事ぶりはメディアで取り上げられることもあり、タイガースの選手が引退試合の最後の挨拶で球団、ファンに続いて感謝を伝えるほどです。
手際の良さは勿論のこと、土と芝を知り尽くしたプロフェッショナルな仕事は特に、次々に試合が続く高校野球で発揮されています。
※黒土と白砂の配合バランスを調節し、雨天時は砂多めで水はけを良くする、日差しが強い時は黒土を多くして球を見易くする、等
このシートは見事な連携で剥がされ、整然と畳まれ、美しく軸に巻かれて運ばれて行きました。
一部マニアからは拍手があがります。
地元の神戸国際と名門天理の試合の割に、アルプス席の空席が目立ちますが、内野はほぼ満席で試合開始!
外野席は静かに観戦される方が多く、特に後ろの方はジックリと試合を見守る常連のような方々ばかりです。
私もツウを装い、ポーカーフェースでクールな観戦を敢行。
神戸国際の独創的な応援と天理の統制のとれたブラスバンドが心地よく試合を盛り上げます。
ゴミ拾いの天理(現場を目撃)か、トイレ掃除の神戸国際(想像)か。
両チームとも投手の制球が抜群で拮抗した投手戦。
守備も堅実で高校野球にありがちなエラーの伝染も起きません。
1-1で延長戦に突入。
この日、度々のチャンスに大ブレーキだった天理の8番打者、山口君が、延長11回、気迫の決勝タイムリー!!!
どちらを応援していたわけでもありませんが、この8番山口君は前の打席でも7番打者を敬遠される屈辱を味わい、そして三振。
この11回も同じように7番打者を敬遠して勝負を挑まれてしまいました。
山口君の気持ちを思うと悔しくてたまらなくなります。
私は、地蔵にでもなったかのように平静を装いながらも、
山口君!なんとかして打て!大丈夫だ!君だってゴミを拾う活動をずっと続けてきたんだろう!きっと打てるぞ!打って悔しさを晴らせ!!
と心の中で叫んでおりました。
内野を超えてポトリと打球が落ちた瞬間、地蔵の栗山はあまりの嬉しさでウッカリ両手を挙げて立ち上がってしまいました。
いや〜本当に良い試合でした。
縁もゆかりもない高校の校歌も山口君への感情移入で妙に感動的です。
幸い、私の席はまだまだ日陰、風も涼しい好条件。
もう一試合、見ていくことにしました。
第二試合は、香川代表 三本松 vs 東京代表 二松学舎の試合。
皆さま、もうお気づきですね。
松の本数がすでに、3-2 です。
三本松の勝利を早々に予感してしまいました。
そして、やはり、
田舎の公立 vs 都会の私立、となると、田舎の公立を熱烈に応援したくなるのが私の性格。
と、いうか球場全体の性格。
試合は、2アウトになろうとも確実に2塁に走者を送る堅実な三本松と、バントせず積極策の二松学舎の対照的な内容。
序盤から積極策で試合を進めると、途中からバントは使い辛いものです。
いつでも点が取れそうな雰囲気だった二松学舎が結局取れず、地道に攻め続けた三本松がジワジワと加点。
三本松の投手にキレがあり、内野の堅実な守備も抜群で4併殺。
見事に公立がベスト8進出で大喝采。
甲子園を満喫させていただきました。
最後に私のベストショット。
まさに、
あぁ甲子園 緑の山なみ
たなびける雲は追いかける希望か
〜阿久悠
といった感じです。
そして黙々と仕事をこなす阪神園芸さんお疲れ様です。
皆様も甲子園へお出かけになる際は、外野の最上段、照明塔の下に陣取ってください!
快適な高校野球観戦をお約束いたします!
見事に日陰です!
栗山です。
週末、師匠から諸般の事情により突然リタイアの申し出がありました。
小部屋の一大事、ということで石井氏と緊急会議を開き、開始5秒で指名選手を決定。
10秒後にスカウトメールを送り、20秒後にOKの返信あり。
強力な新メンバー、うどんさんが加入いたしました。
あっさりと加入が決まりましたが、このうどんさん、名実共にワールドクラスの人物です。
彼もKロサワ楽器のスタッフとして共に新大久保で勤務しておりました。
しかし、そんな小さな所に長々と留まる男ではありません。
彼は、ロボット相撲の世界大会に日本代表として出場したり、海外にロボットの技術指導、研究に出掛けるほどのヤバい人物なのです。
どのような記事を更新してくれるのか、私も本当に楽しみです!
それでは今日の本題です。
行ってきました甲子園。
関東は雨続きだったようですが、関西は毎日良い天気。
日中の観戦は過酷と予想し、
この日の第一試合、兵庫代表 神戸国際 vs 奈良代表 天理 8時プレイボールの試合を目指して5時起きで出発。
6時30分頃に甲子園到着。
屋根のある内野席のチケット売り場は、平日の早朝にもかかわらず長蛇の列。
並ぶのを諦め、無料の外野席を目指して歩き始めました。
と、ここで天理高校野球部員のゴミ拾い活動の現場を目撃。
この心がけ…天理、勝つな…
と瞬時に思いましたが、
いやまてよ…もしかしたら反対側で神戸国際が便所掃除している可能性もあるな…
やはり互角か…
と思い直し、とにかく外野席へ急ぎます。
綺麗に改装された新しい甲子園のツタもグングン成長しています。
外野席は屋根がありません。
なんとか日陰で!となると最上段に上がり、看板を背中にするしかありません。
この時に、最上段の中でも、照明塔の柱の下に陣取りました。
ここはおそらく常に日陰になります。
背中もフェンスになっており、そこを涼しい浜風が吹き抜け、快適な観戦が期待できそうだったからです。
そして、やはり皆考えは同じ。
最上段一列だけは試合開始前からなかなかの混雑。
特に照明塔の下は蛾が群がるように大人気。
この日は早朝からゲリラ豪雨に見舞われ、グランドには水を避ける巨大なシートがかけられていました。
これはとてもラッキーです。
阪神園芸の「技」を見られるからです。
ご存知の方も多いと思いますが、阪神甲子園球場のグランド整備はこの「阪神園芸」という会社が一手に行っています。
その見事な仕事ぶりはメディアで取り上げられることもあり、タイガースの選手が引退試合の最後の挨拶で球団、ファンに続いて感謝を伝えるほどです。
手際の良さは勿論のこと、土と芝を知り尽くしたプロフェッショナルな仕事は特に、次々に試合が続く高校野球で発揮されています。
※黒土と白砂の配合バランスを調節し、雨天時は砂多めで水はけを良くする、日差しが強い時は黒土を多くして球を見易くする、等
このシートは見事な連携で剥がされ、整然と畳まれ、美しく軸に巻かれて運ばれて行きました。
一部マニアからは拍手があがります。
地元の神戸国際と名門天理の試合の割に、アルプス席の空席が目立ちますが、内野はほぼ満席で試合開始!
外野席は静かに観戦される方が多く、特に後ろの方はジックリと試合を見守る常連のような方々ばかりです。
私もツウを装い、ポーカーフェースでクールな観戦を敢行。
神戸国際の独創的な応援と天理の統制のとれたブラスバンドが心地よく試合を盛り上げます。
ゴミ拾いの天理(現場を目撃)か、トイレ掃除の神戸国際(想像)か。
両チームとも投手の制球が抜群で拮抗した投手戦。
守備も堅実で高校野球にありがちなエラーの伝染も起きません。
1-1で延長戦に突入。
この日、度々のチャンスに大ブレーキだった天理の8番打者、山口君が、延長11回、気迫の決勝タイムリー!!!
どちらを応援していたわけでもありませんが、この8番山口君は前の打席でも7番打者を敬遠される屈辱を味わい、そして三振。
この11回も同じように7番打者を敬遠して勝負を挑まれてしまいました。
山口君の気持ちを思うと悔しくてたまらなくなります。
私は、地蔵にでもなったかのように平静を装いながらも、
山口君!なんとかして打て!大丈夫だ!君だってゴミを拾う活動をずっと続けてきたんだろう!きっと打てるぞ!打って悔しさを晴らせ!!
と心の中で叫んでおりました。
内野を超えてポトリと打球が落ちた瞬間、地蔵の栗山はあまりの嬉しさでウッカリ両手を挙げて立ち上がってしまいました。
いや〜本当に良い試合でした。
縁もゆかりもない高校の校歌も山口君への感情移入で妙に感動的です。
幸い、私の席はまだまだ日陰、風も涼しい好条件。
もう一試合、見ていくことにしました。
第二試合は、香川代表 三本松 vs 東京代表 二松学舎の試合。
皆さま、もうお気づきですね。
松の本数がすでに、3-2 です。
三本松の勝利を早々に予感してしまいました。
そして、やはり、
田舎の公立 vs 都会の私立、となると、田舎の公立を熱烈に応援したくなるのが私の性格。
と、いうか球場全体の性格。
試合は、2アウトになろうとも確実に2塁に走者を送る堅実な三本松と、バントせず積極策の二松学舎の対照的な内容。
序盤から積極策で試合を進めると、途中からバントは使い辛いものです。
いつでも点が取れそうな雰囲気だった二松学舎が結局取れず、地道に攻め続けた三本松がジワジワと加点。
三本松の投手にキレがあり、内野の堅実な守備も抜群で4併殺。
見事に公立がベスト8進出で大喝采。
甲子園を満喫させていただきました。
最後に私のベストショット。
まさに、
あぁ甲子園 緑の山なみ
たなびける雲は追いかける希望か
〜阿久悠
といった感じです。
そして黙々と仕事をこなす阪神園芸さんお疲れ様です。
皆様も甲子園へお出かけになる際は、外野の最上段、照明塔の下に陣取ってください!
快適な高校野球観戦をお約束いたします!
見事に日陰です!
次回予告
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
先日こちらでご報告いたしました、アポヤン道ギターフェスティバルの記事において、一般公開に相応しくない画像が含まれておりました為、当事者の名誉を守るべく、あらかじめ一部ボカシをかけて投稿させていただきました。
しかし、そのような配慮を踏みにじるかのように、一部SNSで無修正版が流出してしまいました。
…。
誠に遺憾です。
懸念していたとおり、
「いっこく堂の人形にしか見えない」
「背中に物差しでも入ってんじゃねぇの?」
「3人そろって体調不良!笑」
などの辛辣な意見が飛び交い、
また、一部暴徒がその言葉を悪用し、いっこく堂氏の相棒ジョージ君、もしくはカルロス・セニョール・田吾作氏に、私の顔をコラージュした画像を拡散するなど、被害は拡大の一途です。
こうなったら事態の沈静化の為、更にコントラストが鮮明な写真の公開に踏み切ろうと思います!
もう…
渡邊さん、、、マジで、、勘弁してください…
来年のアポフェスもギターの展示、あるのでしょうか?
早くも憂鬱です…
というわけで、そろそろ本題に入りたいのですが、
長くなりそうですので次回の予告にします。
ダチョウ倶楽部がお目当てで、
志村けんの舞台を観に行ってきました!
あ、でも、明日甲子園に行きますので、その話になるかもしれません。
とりあえずテキトーにやります。
個人的優勝候補は、広陵、前橋育英、天理です。
栗山です。
先日こちらでご報告いたしました、アポヤン道ギターフェスティバルの記事において、一般公開に相応しくない画像が含まれておりました為、当事者の名誉を守るべく、あらかじめ一部ボカシをかけて投稿させていただきました。
しかし、そのような配慮を踏みにじるかのように、一部SNSで無修正版が流出してしまいました。
…。
誠に遺憾です。
懸念していたとおり、
「いっこく堂の人形にしか見えない」
「背中に物差しでも入ってんじゃねぇの?」
「3人そろって体調不良!笑」
などの辛辣な意見が飛び交い、
また、一部暴徒がその言葉を悪用し、いっこく堂氏の相棒ジョージ君、もしくはカルロス・セニョール・田吾作氏に、私の顔をコラージュした画像を拡散するなど、被害は拡大の一途です。
こうなったら事態の沈静化の為、更にコントラストが鮮明な写真の公開に踏み切ろうと思います!
もう…
渡邊さん、、、マジで、、勘弁してください…
来年のアポフェスもギターの展示、あるのでしょうか?
早くも憂鬱です…
というわけで、そろそろ本題に入りたいのですが、
長くなりそうですので次回の予告にします。
ダチョウ倶楽部がお目当てで、
志村けんの舞台を観に行ってきました!
あ、でも、明日甲子園に行きますので、その話になるかもしれません。
とりあえずテキトーにやります。
個人的優勝候補は、広陵、前橋育英、天理です。
アポヤン道ギターフェスティバル、無事開催。
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
以前お知らせ致しました、
アポヤン道ギターフェスティバ〜ルが、去る8月12日、
見事なインドア日和、絶好の曇天に恵まれ、無事開催されました。
今回で第2回、という歴史ある夏フェス。
夏フェスのハシリ、と呼んでも異論なし!といったところでしょう。
今回の開催地は、なんと埼玉!
私としては反射的に、
埼玉=浦和レッズ=完全アウェー
となりますので、朝からかなり気合いが入っておりました。
Tシャツ、短パン、ビーチサンダル、の夏フェス仕様の中にさりげなくFC東京を組み込んで
参戦しようと思いましたが、
冷静に考えて、出展ギターの横っちょに、Tシャツ短パンビーサンのスネ毛おやじが座っていては、
あまりに威厳が無い!
作品の説得力に欠けるのではないか?
自ら化けの皮を剥がす必要もなかろう!
装え!装うのだ!
と翻意し、ポロシャツ、長ズボン、靴、といういつものユニフォームで出陣しました。
到着するやいなや、アポフェスTシャツなるものが配られまして、これがまた見事なベガルタ仙台カラーで、着るのに若干躊躇しました。
それにしても、出演者の方々の若いこと若いこと。
ヤバい人とか、ハジけちゃってる人とか、イッちゃってる人、気合い入ってる人、夜露死苦!みたいな人とか、いるのかなぁ〜?
と思っていたのですが、皆さん本当に真剣にギターに取り組まれていて、
私の方がもっと真面目に、心を入れ替え、真正面からギター製作に向き合わなければダメだな…
と深く反省してしまいました…2秒くらい。
写真を幾つか分けていただきましたので、ご紹介いたします。
Led grooooverのお二人。
皆様、oの勘定をお間違えのないように。
かと言って、勝手に「o,ooo」にしないでください。
ギターの楽しさが滲み出てますね。
若い!
Extraño guitar function の面々。
試みが多彩!
チームワーク、一体感も美しい。
そしてやはり若い!
セビリアの町田市、菅沼“masa”聖隆さん。
才能のかたまり。
実は若い!
全てご紹介できませんが、終始満席の状態で、次から次へと個性的なステージの連続でした。
そして、野辺シゲカズさん、禰寝碧海さん、と私の3名はギターの展示です。
フェスの中盤で渡辺茜さんと杉田文さんに美しく演奏していただき、私はすっかり大満足。
渡邊さん
杉田さん
本当に丁寧な演奏をしていただき感謝しております。
もうそのままギター差し上げてしまいたいくらいでしたが、
翌日ヤフオクに出てたらショックですし、
500円くらいで落札されたらもっとショックですし、
いや、そもそも欲しくないで〜す!という最悪の事態を忘れてはいけませんね…泣
そしてなんと、急遽ステージで自己紹介をすることになり!
いや〜スネ毛隠しといて良かったです!
自分の朝イチの決断力に惚れ惚れしましたよ…
しかし肝心の自己紹介は、というと、これがからっきしで…
ギターの詳細、コンセプトについて説明するのを怠り、
ギター買ってちょ…という営業のような内容に終始してしまいました。
しか〜し!!
3番手に登場された大先輩、野辺さんが、いや、野辺様が、
碧海さんと私のギターについて丁寧にフォローしてくださり、ナイスリカバリー!
本当に助かりました。
試奏してくださったお二方と出展者で記念撮影。
あのですね、この写真、杉田さんから戴いたんですけどね、
もう見た瞬間絶句しましたね…
ギター製作者たるもの、ギターの研究も大切ですけど、私たち、真剣に笑顔の研究しないとヤバイですよ…
いいですか!レンズに見られてると思うから緊張して引きつるんですよ!レンズはこっちから見てやる!くらいの気持ちで頑張らないとダメです!
演奏者の写真慣れと製作者の不慣れが如実に出ちゃってまして…
どう見たってよくできたマネキン3体と人間2人です…
私たちの名誉の為に、ボカシかけさせていただきました。
左から野辺シゲカズ様、杉田文さん、禰寝碧海さん、渡邊茜さん、栗山です。
おかしいな…まちがいなく笑ってたはずなんですけどね…
スネ毛隠す前に、もっとやるべきことがありましたね…
はぁ…
ペロワちゃんZのかくし芸、吉住先生の講演、など恒例のアトラクションも完璧な完成度です。
全プログラム終了し、最後は客席の皆様、出演者全員で、魂を込めて6弦の開放をアポヤンドで一本締め。
ウソです。
しかし、これだけのボリュームをまとめ上げられるのは、さすが金さんですね。
五大陸と七つの海に轟く、厚い人望、お人柄、優しさです。
金さん、ヨイショこのくらいで、大丈夫でしょうか…?
とにかく、ドンヨリしたクラシックギターの世界に一筋の光が射すビッグイベントが無事、滞りなく終わりました。
出演者の皆様、本当にお疲れ様でした。
とても有意義な時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
第3回の開催が早くも楽しみです。
来年は顔のボカシが外せるよう、
私だけのアポヤン道を邁進いたします。
以上、
帰省中の新幹線からお届けいたしました。
写真を提供してくださった吉住先生、杉田さん、ありがとうございました。
栗山です。
以前お知らせ致しました、
アポヤン道ギターフェスティバ〜ルが、去る8月12日、
見事なインドア日和、絶好の曇天に恵まれ、無事開催されました。
今回で第2回、という歴史ある夏フェス。
夏フェスのハシリ、と呼んでも異論なし!といったところでしょう。
今回の開催地は、なんと埼玉!
私としては反射的に、
埼玉=浦和レッズ=完全アウェー
となりますので、朝からかなり気合いが入っておりました。
Tシャツ、短パン、ビーチサンダル、の夏フェス仕様の中にさりげなくFC東京を組み込んで
参戦しようと思いましたが、
冷静に考えて、出展ギターの横っちょに、Tシャツ短パンビーサンのスネ毛おやじが座っていては、
あまりに威厳が無い!
作品の説得力に欠けるのではないか?
自ら化けの皮を剥がす必要もなかろう!
装え!装うのだ!
と翻意し、ポロシャツ、長ズボン、靴、といういつものユニフォームで出陣しました。
到着するやいなや、アポフェスTシャツなるものが配られまして、これがまた見事なベガルタ仙台カラーで、着るのに若干躊躇しました。
それにしても、出演者の方々の若いこと若いこと。
ヤバい人とか、ハジけちゃってる人とか、イッちゃってる人、気合い入ってる人、夜露死苦!みたいな人とか、いるのかなぁ〜?
と思っていたのですが、皆さん本当に真剣にギターに取り組まれていて、
私の方がもっと真面目に、心を入れ替え、真正面からギター製作に向き合わなければダメだな…
と深く反省してしまいました…2秒くらい。
写真を幾つか分けていただきましたので、ご紹介いたします。
Led grooooverのお二人。
皆様、oの勘定をお間違えのないように。
かと言って、勝手に「o,ooo」にしないでください。
ギターの楽しさが滲み出てますね。
若い!
Extraño guitar function の面々。
試みが多彩!
チームワーク、一体感も美しい。
そしてやはり若い!
セビリアの町田市、菅沼“masa”聖隆さん。
才能のかたまり。
実は若い!
全てご紹介できませんが、終始満席の状態で、次から次へと個性的なステージの連続でした。
そして、野辺シゲカズさん、禰寝碧海さん、と私の3名はギターの展示です。
フェスの中盤で渡辺茜さんと杉田文さんに美しく演奏していただき、私はすっかり大満足。
渡邊さん
杉田さん
本当に丁寧な演奏をしていただき感謝しております。
もうそのままギター差し上げてしまいたいくらいでしたが、
翌日ヤフオクに出てたらショックですし、
500円くらいで落札されたらもっとショックですし、
いや、そもそも欲しくないで〜す!という最悪の事態を忘れてはいけませんね…泣
そしてなんと、急遽ステージで自己紹介をすることになり!
いや〜スネ毛隠しといて良かったです!
自分の朝イチの決断力に惚れ惚れしましたよ…
しかし肝心の自己紹介は、というと、これがからっきしで…
ギターの詳細、コンセプトについて説明するのを怠り、
ギター買ってちょ…という営業のような内容に終始してしまいました。
しか〜し!!
3番手に登場された大先輩、野辺さんが、いや、野辺様が、
碧海さんと私のギターについて丁寧にフォローしてくださり、ナイスリカバリー!
本当に助かりました。
試奏してくださったお二方と出展者で記念撮影。
あのですね、この写真、杉田さんから戴いたんですけどね、
もう見た瞬間絶句しましたね…
ギター製作者たるもの、ギターの研究も大切ですけど、私たち、真剣に笑顔の研究しないとヤバイですよ…
いいですか!レンズに見られてると思うから緊張して引きつるんですよ!レンズはこっちから見てやる!くらいの気持ちで頑張らないとダメです!
演奏者の写真慣れと製作者の不慣れが如実に出ちゃってまして…
どう見たってよくできたマネキン3体と人間2人です…
私たちの名誉の為に、ボカシかけさせていただきました。
左から野辺シゲカズ様、杉田文さん、禰寝碧海さん、渡邊茜さん、栗山です。
おかしいな…まちがいなく笑ってたはずなんですけどね…
スネ毛隠す前に、もっとやるべきことがありましたね…
はぁ…
ペロワちゃんZのかくし芸、吉住先生の講演、など恒例のアトラクションも完璧な完成度です。
全プログラム終了し、最後は客席の皆様、出演者全員で、魂を込めて6弦の開放をアポヤンドで一本締め。
ウソです。
しかし、これだけのボリュームをまとめ上げられるのは、さすが金さんですね。
五大陸と七つの海に轟く、厚い人望、お人柄、優しさです。
金さん、ヨイショこのくらいで、大丈夫でしょうか…?
とにかく、ドンヨリしたクラシックギターの世界に一筋の光が射すビッグイベントが無事、滞りなく終わりました。
出演者の皆様、本当にお疲れ様でした。
とても有意義な時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
第3回の開催が早くも楽しみです。
来年は顔のボカシが外せるよう、
私だけのアポヤン道を邁進いたします。
以上、
帰省中の新幹線からお届けいたしました。
写真を提供してくださった吉住先生、杉田さん、ありがとうございました。
夏の甲子園
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
とりあえず、台湾に行きたいです。
昨日から甲子園が開幕しました。
テレビで何年かぶりに開会式を観たのですが、ふと気になったことがあります。
大会旗の掲揚で大会歌が斉唱されました。
夏の大会の大会歌は「栄冠は君に輝く」で間違いないのですが、たしか、なにか、もう一曲あったような気がして、
しかもその曲はもっと良い歌だった記憶があり、検索してみました。
まず、引っかかったのが名曲中の名曲「今ありて」です。
作詞 阿久悠 作曲 谷村新司
春満載のこの曲は、もちろん3月に開催される選抜大会の大会歌です。
いや本当に良い歌です。
在学中に春の甲子園に出場し、応援に行った記憶がよみがえります。
次に、熱闘甲子園 歴代テーマ曲、というページに当たりました。
1981年〜1988年の間のオープニングテーマ
「君よ八月に熱くなれ」
作詞 阿久悠 作曲 田中喜直
これです!!!
熱闘甲子園だけでなく、長らく夏の甲子園のテレビ放送で、各試合前に必ず流されていたようです。
これが「栄冠は君に輝く」よりも多く耳にして、記憶に残っていた理由でしょうか。
しかし、阿久悠という人は偉大ですね。
ブログに歌詞を掲載してはいけないらしいので、割愛せざるを得ませんが、栄冠は、、、よりももっと夏らしく、甲子園の熱気と球児の溌剌とした動きが想像されます。
来週の帰省のついでに、久しぶりに甲子園に行ってこようと思います。
皆様もぜひ、プロ野球には無い、高校球児のテキパキとしたハツラツプレーをお楽しみください!
栗山です。
とりあえず、台湾に行きたいです。
昨日から甲子園が開幕しました。
テレビで何年かぶりに開会式を観たのですが、ふと気になったことがあります。
大会旗の掲揚で大会歌が斉唱されました。
夏の大会の大会歌は「栄冠は君に輝く」で間違いないのですが、たしか、なにか、もう一曲あったような気がして、
しかもその曲はもっと良い歌だった記憶があり、検索してみました。
まず、引っかかったのが名曲中の名曲「今ありて」です。
作詞 阿久悠 作曲 谷村新司
春満載のこの曲は、もちろん3月に開催される選抜大会の大会歌です。
いや本当に良い歌です。
在学中に春の甲子園に出場し、応援に行った記憶がよみがえります。
次に、熱闘甲子園 歴代テーマ曲、というページに当たりました。
1981年〜1988年の間のオープニングテーマ
「君よ八月に熱くなれ」
作詞 阿久悠 作曲 田中喜直
これです!!!
熱闘甲子園だけでなく、長らく夏の甲子園のテレビ放送で、各試合前に必ず流されていたようです。
これが「栄冠は君に輝く」よりも多く耳にして、記憶に残っていた理由でしょうか。
しかし、阿久悠という人は偉大ですね。
ブログに歌詞を掲載してはいけないらしいので、割愛せざるを得ませんが、栄冠は、、、よりももっと夏らしく、甲子園の熱気と球児の溌剌とした動きが想像されます。
来週の帰省のついでに、久しぶりに甲子園に行ってこようと思います。
皆様もぜひ、プロ野球には無い、高校球児のテキパキとしたハツラツプレーをお楽しみください!
世界最大の里帰り
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
ギターのラベルがあと2枚しかないので、新しいデザインを考えていると、こういった「枠」の絵柄がやたらと気になってくる今日この頃の栗山です。
最近連日夜更かしが続いております。
NHK BSプレミアムで深夜0時30分頃から平日ほぼ毎日「プレミアムカフェ」という番組があり、過去に放送された名作番組が再放送されています。
興味深い内容の連続で、最近では「ねぶた職人」がはまりました。
職人の仕事ぶりや地域の人々との関わりなど、内容もさることながら、とにかく映像が鮮明で美しく、しかし出てくる人が使っている携帯がガラケー中のガラケー(折たたまないやつ)で妙な違和感があり、観賞しつつ検索したところ、2001年の製作でした…衝撃的…
自分が学生の時代にこのような鮮明映像が撮影されていたとは、さすがNHKです。
見る側の装置が普及していなかったんでしょうね。
つい先日、深夜2時半までびっちり2時間熱中したのは、
「春節大移動〜世界最大の里帰り〜」です。
皆さん、中国の方々に対する印象とはどのようなものでしょうか。
近年の旅行者の行動の影響もあり、おおよそネガティブな意見が多いと思います。
この番組では、田舎に家族を残し、広州まで出稼ぎにきている人々が、年に1度の春節を家族と過ごす為に、奮闘、協力、助け合う姿が映し出されていました。
1円でも多くを家族に持ち帰る為に宿をとらず、寒波の駅前広場に野宿しながら電車を待つ大勢の人々、その中で一人ぼっちで耐えるおっさんと気遣う若者たちの間に生まれる絆。
大混乱の最中、超プラチナチケットである指定席切符を紛失した赤ちゃん連れ夫婦に便宜を図るべく懸命に奮闘する駅員。
座席なしで20時間移動するという根性根性ど根性な方々に席を譲りながら順番に休むよう周りを思いやる同郷の人々、
などなど。
とにかく、広州駅だけで20万人が一斉に帰省するわけです。
混乱も混乱、大混乱なのです。
車内は立錐の余地もない、私なら発狂したくなるくらい最悪な状況ですが、全員の目的は一つ。
「春節を家族と祝う」
という最高の瞬間に向けて、人々はとてもイキイキとしており、
そこかしこで助け合い譲り合いの連続です。
困った時はお互い様、とは世界共通ですね。
ちなみにこの番組は2009年の製作で、リーマンショックの真っ最中。
出稼ぎに来ていながら不況で多くの人がイマイチ稼げていない様子でした。
8年経過し、発展した中国の今の春節大移動はどのような感じなのか、興味が湧いてきます。
深夜のプレミアムカフェ、オススメです。
ギターのラベルがあと2枚しかないので、新しいデザインを考えていると、こういった「枠」の絵柄がやたらと気になってくる今日この頃の栗山です。
最近連日夜更かしが続いております。
NHK BSプレミアムで深夜0時30分頃から平日ほぼ毎日「プレミアムカフェ」という番組があり、過去に放送された名作番組が再放送されています。
興味深い内容の連続で、最近では「ねぶた職人」がはまりました。
職人の仕事ぶりや地域の人々との関わりなど、内容もさることながら、とにかく映像が鮮明で美しく、しかし出てくる人が使っている携帯がガラケー中のガラケー(折たたまないやつ)で妙な違和感があり、観賞しつつ検索したところ、2001年の製作でした…衝撃的…
自分が学生の時代にこのような鮮明映像が撮影されていたとは、さすがNHKです。
見る側の装置が普及していなかったんでしょうね。
つい先日、深夜2時半までびっちり2時間熱中したのは、
「春節大移動〜世界最大の里帰り〜」です。
皆さん、中国の方々に対する印象とはどのようなものでしょうか。
近年の旅行者の行動の影響もあり、おおよそネガティブな意見が多いと思います。
この番組では、田舎に家族を残し、広州まで出稼ぎにきている人々が、年に1度の春節を家族と過ごす為に、奮闘、協力、助け合う姿が映し出されていました。
1円でも多くを家族に持ち帰る為に宿をとらず、寒波の駅前広場に野宿しながら電車を待つ大勢の人々、その中で一人ぼっちで耐えるおっさんと気遣う若者たちの間に生まれる絆。
大混乱の最中、超プラチナチケットである指定席切符を紛失した赤ちゃん連れ夫婦に便宜を図るべく懸命に奮闘する駅員。
座席なしで20時間移動するという根性根性ど根性な方々に席を譲りながら順番に休むよう周りを思いやる同郷の人々、
などなど。
とにかく、広州駅だけで20万人が一斉に帰省するわけです。
混乱も混乱、大混乱なのです。
車内は立錐の余地もない、私なら発狂したくなるくらい最悪な状況ですが、全員の目的は一つ。
「春節を家族と祝う」
という最高の瞬間に向けて、人々はとてもイキイキとしており、
そこかしこで助け合い譲り合いの連続です。
困った時はお互い様、とは世界共通ですね。
ちなみにこの番組は2009年の製作で、リーマンショックの真っ最中。
出稼ぎに来ていながら不況で多くの人がイマイチ稼げていない様子でした。
8年経過し、発展した中国の今の春節大移動はどのような感じなのか、興味が湧いてきます。
深夜のプレミアムカフェ、オススメです。
美の壺
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
今日から8月です。
東京は曇天続きですが、夏らしく晴れると外に出たくなるので、ここのところ製作がはかどっています。
先日、BSプレミアムの番組「美の壺」でギターが特集され、私が尊敬してやまない製作家の田邊さんが出演されておりました。
「一つ一つの作業を手で行うことで、木の素性を読むことができる。機械の作業ではそれを通り過ぎてしまう」
といった内容のコメントがありました。
私も同じようなコメントを多用しているのですが、田邊さんが発言されると説得力が違います。
やはり知識の深さ、人間の深さの違いですね。
BSでも地上波でも再放送があるはずですので、ご覧になっていない方はぜひチェックしてみてください。
手作業つながりで、昨日、表板に線を引きました。
テンプレートでも作って、点と点を結んで線を引けばサクッと終わって効率的かな、と思った時もありましたが、
毎回毎回小さい紙切れのメモなどチラ見しながらチンタラ引いています。
しかしこのチンタラの時間が、設計者の意図を感じたり、板と設計から音を想像したり検討したり、毎回思うことや感じることが様々でなかなか楽しいのです。
そうです。
「機械では通りすぎてしまうのです!!」
私の説得力、どうでしょうか。
「そして、設計者の巨匠マルセロ・バルベロと魂で会話をしているような感覚にもなれるのです!!」
ここまで言うと嘘くさいですね…
いや、これはもはや嘘です。
一昨日、久しぶりに味の素スタジアムへFC東京の試合を観に行ってきましたので、今日はそれについて書こうと思っておりましたが、
気分が暗くなるので止めにしました。
監督替えるとか新たなコーチを招聘するとか、来期に向けて改革しないと本当に見ていられません。
それでも観に行くんですけどね…
栗山です。
今日から8月です。
東京は曇天続きですが、夏らしく晴れると外に出たくなるので、ここのところ製作がはかどっています。
先日、BSプレミアムの番組「美の壺」でギターが特集され、私が尊敬してやまない製作家の田邊さんが出演されておりました。
「一つ一つの作業を手で行うことで、木の素性を読むことができる。機械の作業ではそれを通り過ぎてしまう」
といった内容のコメントがありました。
私も同じようなコメントを多用しているのですが、田邊さんが発言されると説得力が違います。
やはり知識の深さ、人間の深さの違いですね。
BSでも地上波でも再放送があるはずですので、ご覧になっていない方はぜひチェックしてみてください。
手作業つながりで、昨日、表板に線を引きました。
テンプレートでも作って、点と点を結んで線を引けばサクッと終わって効率的かな、と思った時もありましたが、
毎回毎回小さい紙切れのメモなどチラ見しながらチンタラ引いています。
しかしこのチンタラの時間が、設計者の意図を感じたり、板と設計から音を想像したり検討したり、毎回思うことや感じることが様々でなかなか楽しいのです。
そうです。
「機械では通りすぎてしまうのです!!」
私の説得力、どうでしょうか。
「そして、設計者の巨匠マルセロ・バルベロと魂で会話をしているような感覚にもなれるのです!!」
ここまで言うと嘘くさいですね…
いや、これはもはや嘘です。
一昨日、久しぶりに味の素スタジアムへFC東京の試合を観に行ってきましたので、今日はそれについて書こうと思っておりましたが、
気分が暗くなるので止めにしました。
監督替えるとか新たなコーチを招聘するとか、来期に向けて改革しないと本当に見ていられません。
それでも観に行くんですけどね…
今日は何の日
石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
皆様、今日が何の日かご存知でしょうか?
ピンッときた方はかなりの小部屋ツウです。
そうです!
石井の小部屋すぺしゃる時代に、部屋をあげて応援していたプロボクサー中川倭選手が、2年前に最後の試合を行った日です。
かなり難問でしたね…
あれは忘れもしない今から4〜5年前。←初めからあやふや
石井氏の案内で初めてボクシングの観戦に行きました。
ほぼ全試合4回戦でこれといった注目のカードもない地味な興行でした。
それでも初観戦の私は、暗い会場でリングを照らすライトの強烈な明るさ、パンチの当たる音、セコンドの指示、イカツイ彼氏を涙目で応援する彼女(想像)、孫がボコボコにされてうろたえるおばあちゃん(想像)、超真面目青年が筋金入りの不良をやっつける(見た目)など、様々なドラマを目の当たりにし、とても感動しておりました。
そんな中、私たちにこの日一番のインパクトを残したのが中川選手でした。
朴訥とした雰囲気で淡々と静かに入場。
試合開始直後から強烈な左が当たり、後半のチャンスで一気の猛攻。
1ラウンド終了間際にレフリーストップ。
TKO勝ちが決まった瞬間に勝利の雄叫びを大絶叫。
この静かな入場から大絶叫までの一連の流れは、4回戦の試合でありながら、ボクシングの楽しさ、たった1人で戦う過酷さ、命がかかっているという雰囲気、を一気に味わうことができ、深く感動しました。
その数ヶ月後、ボクシングの開催日と楽器屋の休みが重なったので1人で後楽園ホールへ。
なんと偶然にもこの日も中川選手の試合が!
この試合も強烈なパンチでダウンを奪い、判定ながら完勝。
体の柔らかさとバネが感じられる動きはこの日も際立っており、翌日石井氏に結果を報告。
ボクシングに精通しすぎている石井氏も中川選手の足腰の強さと若さにとても可能性を感じていたようで、
今回たまたま行って、また偶然見てしまうというのは、何かの縁ですから、小部屋で勝手に応援していきましょう!
と、いうことになり、
楽器屋のブログでプロボクサーの応援を勝手に始めました。
中川選手の試合内容や結果報告、次回試合日の告知、応援参加者を募るなどし始めたある日曜日、
石井さんはいらっしゃいますか?
と楽器とはほぼ無縁とも見えるナイスミドルがお店を訪ねてきました。
石井さ〜ん!お客さんですよ〜!
とその後ろに見たことのある青年が立っていました。
すみません…親父がネットで自分の名前を検索したら、ここで応援してくださっているというので…
ということで、勝手に応援しているただの楽器屋の店員のところまで、わざわざご両親と挨拶に来てくれたのです。
この一件は石井の小部屋史に輝く衝撃的な出来事で、
ジョンウィリアムスはじめ、国内外のそうそうたるギタリスト、ビッグスターの来店を目の当たりにしておりましたが、この時ほど感動した記憶はありません。
この日以降、他人ではなく、身内の応援、となるわけですが、
試合の日は体験したことのない緊張を感じました。
食欲はないし、水も飲みたくない、吐き気がする、などなど。
必死で応援する彼女やうろたえるおばあちゃんの気持ちが少しわかった気がします。
3ヶ月に1回のペースで試合が行われ、一喜一憂。
『石井の小部屋』のロゴ入り勝負パンツで見事に快勝し6回戦へ昇格。
カッコイイ横断幕でも作りましょう!と計画していたところ、
7月27日の敗戦をもってボクシングから離れる、との連絡がありました。
とても残念に思いましたが、辞めないで!と簡単に言える競技ではありません。
その後も後楽園ホールへボクシングの観戦に出かけておりますが、あの緊張感と感動を味わうことは今の所、一度もありません。
本当に貴重な経験をさせてくれた中川君、今はどこでどうしているんだろうか…
この暑い季節になると、毎年思い出します…(まだ2年目ですが…)
栗山です。
皆様、今日が何の日かご存知でしょうか?
ピンッときた方はかなりの小部屋ツウです。
そうです!
石井の小部屋すぺしゃる時代に、部屋をあげて応援していたプロボクサー中川倭選手が、2年前に最後の試合を行った日です。
かなり難問でしたね…
あれは忘れもしない今から4〜5年前。←初めからあやふや
石井氏の案内で初めてボクシングの観戦に行きました。
ほぼ全試合4回戦でこれといった注目のカードもない地味な興行でした。
それでも初観戦の私は、暗い会場でリングを照らすライトの強烈な明るさ、パンチの当たる音、セコンドの指示、イカツイ彼氏を涙目で応援する彼女(想像)、孫がボコボコにされてうろたえるおばあちゃん(想像)、超真面目青年が筋金入りの不良をやっつける(見た目)など、様々なドラマを目の当たりにし、とても感動しておりました。
そんな中、私たちにこの日一番のインパクトを残したのが中川選手でした。
朴訥とした雰囲気で淡々と静かに入場。
試合開始直後から強烈な左が当たり、後半のチャンスで一気の猛攻。
1ラウンド終了間際にレフリーストップ。
TKO勝ちが決まった瞬間に勝利の雄叫びを大絶叫。
この静かな入場から大絶叫までの一連の流れは、4回戦の試合でありながら、ボクシングの楽しさ、たった1人で戦う過酷さ、命がかかっているという雰囲気、を一気に味わうことができ、深く感動しました。
その数ヶ月後、ボクシングの開催日と楽器屋の休みが重なったので1人で後楽園ホールへ。
なんと偶然にもこの日も中川選手の試合が!
この試合も強烈なパンチでダウンを奪い、判定ながら完勝。
体の柔らかさとバネが感じられる動きはこの日も際立っており、翌日石井氏に結果を報告。
ボクシングに精通しすぎている石井氏も中川選手の足腰の強さと若さにとても可能性を感じていたようで、
今回たまたま行って、また偶然見てしまうというのは、何かの縁ですから、小部屋で勝手に応援していきましょう!
と、いうことになり、
楽器屋のブログでプロボクサーの応援を勝手に始めました。
中川選手の試合内容や結果報告、次回試合日の告知、応援参加者を募るなどし始めたある日曜日、
石井さんはいらっしゃいますか?
と楽器とはほぼ無縁とも見えるナイスミドルがお店を訪ねてきました。
石井さ〜ん!お客さんですよ〜!
とその後ろに見たことのある青年が立っていました。
すみません…親父がネットで自分の名前を検索したら、ここで応援してくださっているというので…
ということで、勝手に応援しているただの楽器屋の店員のところまで、わざわざご両親と挨拶に来てくれたのです。
この一件は石井の小部屋史に輝く衝撃的な出来事で、
ジョンウィリアムスはじめ、国内外のそうそうたるギタリスト、ビッグスターの来店を目の当たりにしておりましたが、この時ほど感動した記憶はありません。
この日以降、他人ではなく、身内の応援、となるわけですが、
試合の日は体験したことのない緊張を感じました。
食欲はないし、水も飲みたくない、吐き気がする、などなど。
必死で応援する彼女やうろたえるおばあちゃんの気持ちが少しわかった気がします。
3ヶ月に1回のペースで試合が行われ、一喜一憂。
『石井の小部屋』のロゴ入り勝負パンツで見事に快勝し6回戦へ昇格。
カッコイイ横断幕でも作りましょう!と計画していたところ、
7月27日の敗戦をもってボクシングから離れる、との連絡がありました。
とても残念に思いましたが、辞めないで!と簡単に言える競技ではありません。
その後も後楽園ホールへボクシングの観戦に出かけておりますが、あの緊張感と感動を味わうことは今の所、一度もありません。
本当に貴重な経験をさせてくれた中川君、今はどこでどうしているんだろうか…
この暑い季節になると、毎年思い出します…(まだ2年目ですが…)
プロフィール
HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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