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満州を語る

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

ご存知の方が多いとは思いますが、万が一、万が一、ご存知ない若しくは行ったことない方へ、今日は今更ながら「ぎょうざの満州」について語りたいと思います。

関西で長らく暮らしてきた私にとって、餃子といえば
「王将」です。
今、こうしてiPhone で文章を書いていても、「餃子の」と入力すれば自動的に「王将」と候補が表示されます。
パンチのある餡を薄い皮で包んだ王将の餃子は、自分のお気に入りとして長年親しんでおりました。
「ぎょうざの満州」の味を知るまでは…

「ぎょ〜お〜ざ〜〜の まんしゅう〜♪」

毎日ラジオでCMを聴いておりました。
7年前に引っ越し、最寄り駅に「餃子の王将」と「ぎょうざの満州」の両店を発見。
しかし、「満州」は外から見える店内になんとも雰囲気が無く、入る気になりませんでした。

何がきっかけか記憶にありませんが、
1回くらい満州にチャンスをあげても良いのではないか?と思ったのでしょう、2年くらい前に初めて行ってみました。



まず、この「3割うまい!!」という謎の文言。
皿という皿に描いてあります。
いったいどういう意味なのか?

とりあえず、肝心のぎょうざを食べました。

味がしねぇ…

王将のが断然美味い…

あぁ、でもなんか良いかも…

上品な風味があるな…

米と絶妙に合うな…

王将より断然美味い!

これがぎょうざ6個での心のうつろいの様子です。
ジワジワくる美味さはやみつきになります。

「3割うまい!!」とは、王将よりも、、という結論に至りました。
※超個人的見解です。

食材は国産の物を使い、安心安全でありながら、低価格。
スタッフが多くて出てくるのも早い。
椅子の座面以外ほとんどベタベタしている王将(実家の最寄り店)にくらべて、店内がとても綺麗でベタベタしていません(自宅の最寄り店)素晴らしい。


それでは最近の個人的オススメのメニューをご紹介します。



ぎょうざ定食(¥388)
もう少し食べたいくらいがちょうどいい感じです。
やっぱり安い…
お漬物について、この日はハズレです。
キムチ、ザーサイ、白菜浅漬け、などのアタリもあります。



ネギチャーシュー(¥237)
深谷ネギを使った超オススメ商品です。
写真は3分の1くらい食べた状態です。笑
ボリュームはその日その時その瞬間のサジ加減で、山盛りの時と初めからこのくらいの時と様々です。

餃子、ネギチャーシュー、ときたら、ビール!となるところですが、ラストオーダー21時!早い!

まあ私はそんなに飲まないのでどうってことないですが、
もし、あと2時間長く営業したら、商売としては大繁盛だと思いますが21時半にはスパッと閉店。

健全なお店ですね。
家族連れが多いのも納得です。

皆様もし、お近くに満州があれば、ぜひ行ってみてください!

感動をお約束いたします。
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まゆはとみおか だんごはなみき。

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

先日、「とりまたぎ」という戸田の銘菓を始めて知りました。
幻と言ってよいほど、知る人ぞ知るお菓子です。
いつか食べてみたいです。

今日はそれに触発されまして、久しぶりにオススメ銘菓をご紹介いたします。



「並木だんご」です。

群馬の富岡に住んでいた私にとってはソウルフードと言っても過言ではありません。(0歳〜3歳までですけどね)

生糸はとみおか だんごはなみき、と昔からきまったあるんです。

毎年祖父母の家に行くたびに食べてきたこの「並木だんご」昔は昼過ぎに行くとすでに売り切れていたほどの銘店で、近年は生産力向上の為か、15時くらいまでは持ちこたえられるようになっているようです。

商品は「たれ」と「餡」の2種類のみ。
さすが自信のある店は違いますね。
トーレス、ハウザー、サントス、エステソ、バルベロ、と、色々ダラダラやってる自分が恥ずかしくなってきます。



「たれ」はやや薄味で上品な甘さに、焦げの苦味、団子のきめ細かさと柔らかさも秀逸で、見た目、味、食感、すべてパーフェクトです。
ほとんどの場合、熱々を包んでもらえます。
この出来立ての柔らかい状態が美味いのは当然ですが、5時間くらい放置してやや硬くなりかけた状態で食べると、今度は米の味も際立ってきて、個人的にはベストな具合いになります。
1本70円。

そして、「餡」がこちらです。



なかなか奇抜な見た目です。
裏返すと、こうです。



串に刺さっていません。
団子全体を餡で蓋している状態です。
カピカピになることを防止してくれているような気がします。



こうやって食べます。
焦げのないツルツルの団子に甘い餡、これこそ5時間放置で米と餡のシンプルな味わいを楽しむべきでしょう。
8時間を超えると硬くなりすぎます。
18粒380円。

今年の夏にアド街ック天国で富岡が特集され、並木だんごはまさかの18位。
目を疑いました。
メディアとして機能してないんじゃないでしょうか…笑

20年くらい前までは桑畑が沢山あって、富岡独特の雰囲気がありましたが近年は本当に見かけなくなりました。
富岡製糸場が世界遺産になり、ど田舎なのに道も整備され、単線ながら駅舎もモダンに改築、たまに行く自分は勝手に残念がっていますが、「並木だんご」さえあれば全て良しです。

皆様、富岡製糸場に出かけられた際は富岡駅からほど近い「並木だんご」にぜひお立ち寄りください。

難攻不落の臭豆腐

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

年明けに台北へ出かけてきます。



両親と伯母を適当に案内するのですが、個人的には、
栗山初めての臭豆腐、檳榔、ランタン上げ、
の豪華3本だてを実行する予定にしています。

中でも、一番の難関が「臭豆腐」
発酵液に漬け込まれた豆腐です。
発酵、豆腐、から沖縄の「豆腐よう」が想像されますが、全く別ものです。

台湾に行かれた方はご存知だと思いますが、臭豆腐は異常に臭いのです。
数年前、東京メトロを異臭騒ぎで止めた実績もあります。

名前に「臭」と付いているのが潔くて素敵です。

初めて台湾の夜市に行った時にあまりの匂い、いや、臭いに衝撃を受け、なるべく臭豆腐屋に近寄らないようにしていたのですが、風向き次第で縦横無尽に香ってくるのです。
納豆もかなり臭い、と言われますが、風上から香ってくるほどのパワーはないでしょう。

しかし帰国後、ふと台湾を思い返した時、あの臭豆腐の香りが異常に恋しくなりました。
次行った時は食べられそうだ!いやむしろ食べたい!と高らかに宣言。
石井氏とのKロサワ楽器卒業台湾旅行の際に意気揚々と夜市へ出かけました。

が、見事に返討ち…
あの臭さ、本物です。

有言実行男の我々が何とも情けない。
そこで今回こそは、と意気込んでいるのです。

お残し、という失礼なことは絶対にできません。
両親と伯母は間違いなく戦力になりません。
自分で全て食べます。

いや、むしろ今はまたしてもあの香りが恋しいのです!
食べられそうだ!いやむしろ食べたい!







オルチャタ作りました。

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

それでは前回の予告通り、オルチャタ作りをご紹介いたします。

まず、Amazonにて「皮付きチュファ」と、なんとなく保険の意味も込めて「粉末チュファ」の2種類を購入しました。



初挑戦の今回はとりあえず「皮付きチュファ」を使ってみたいと思います。
色々なレシピが公開されていて、量もキロ単位、リッター単位で作っていたりが多いのですが、仕入れたチュファが140グラムという貧弱な量です。
数多あるレシピの平均的な数値と割合を勘定したところ、

チュファ 140グラム
水 550ml
砂糖 65グラム

になりましたので、これでいきます。
ちなみに、シナモンスティックの投入も検討していたのですが、逃げの姿勢、甘えは良くないと考え、今回は無しにします。

チュファの現物はこんな感じです。



とても硬いです。
なんとなく酸っぱい感じの匂いがするような、乾物臭というか、気のせいのような、ほぼ無臭に近いのは確かです。

まずは水洗い。
特に汚れはなさそうですが、一度水を切り、試しに米を研ぐ要領で洗ってみたところ、微かに水が茶色くなりました。
何度か繰り返しましたが、洗い続けても水が完全に透明になりそうにはなかったので、適当なところで切り上げ、



水を交換しつつ一晩置きます。



やや膨張したように感じます。
試しに重さを測ってみると180グラムで、40グラムの体重増加。
水を吸って少し弾力がついています。

これを半量の水とミキサーにかけます。
ペースト状になったところで残りの水を入れてさらにミキサーで撹拌。



問題は砂糖です。
ここで入れるか、飲む直前に入れるか…

ここで入れてミキサーにかければ満遍なく混ざるでしょう。
飲む直前に入れてスプーンで混ぜると溶け残るでしょう。

なんとなく、後者がスペインっぽいので砂糖は飲む直前に入れることにします。



茶こしでこします。
スプーンで押しながら絞りますが、この工程はとても面倒です。
布に丸めて搾ったほうが最後の一滴まで残らず絞り出せると思います。



できました。
コーヒーの色とも違う、象牙の色でもない、
何色とも言い難い、美しく重厚な白色の液体です。
微かにアーモンドのような香りがします。



夏の飲み物ですので、とりあえず瓶に入れて少し冷やしてみます。
本当に良い色をしています。



冷蔵庫から出すと、
沈殿してました。



よく振ってからコップに注ぎ、砂糖を入れて混ぜます。
思いのほかよく溶けました。
スペイン奇行の写真を眺めながら気分を高めます。
行った気になったところで、、

緊張の一瞬…

ほうほう

本物を飲んだことがないので正解かどうかは不明ですが、
かなりイイセンいっていると思います。

初めての味です。
アーモンドとかドングリのような木の実をすり潰して牛乳と混ぜたようなイメージです。
未開のジャングルで生活している民族の長から歓迎の飲み物として盃で回ってきそうな感じです。

まったく牛乳入ってませんが、ミルク感が満載です。
視覚効果のせいかもしれません。

香ばしさも感じます。
草の根っこからは全く想像できない味です。

濃厚ですが、あと味は意外とスッキリしています。
軽く食事したような感じでお腹にたまる気がします。

結論としては、
美味いか、不味いか、で言えばかなり美味い方に寄ってます。
最高!美味い!まで到達しないのは、正体が「草の根っこ」であることを自分が認識し、しかもその現物から作ったことによる個人的マイナスイメージの影響と思われます。
根っこをすり潰して、、漢方薬、のような先入観。



しかし、日本の寒い夜に飲むよりも、強烈な太陽が照りつけるスペインの夏に店先の涼しい席でダラダラ飲みたい飲み物です。

粉末チュファもそのうち試してみようと思います。


とりあえずオルチャタ作り、大成功です。
知らんけど。


オルチャタ作り 予習編

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

先日、旅サラダを見ていたらスペインの「オルチャタ」が出てきました。

「オルチャタ」とは、何なのか。

有名人の名前ではありません。
世界遺産でもなく、オルチャタ村、でもありません。

自分が初めてその単語を聞いたのは、スペイン語講師のミゲルからです。
「オルチャタ、オルチャタ」言っていたのです。

「夏にスペイン行ったらオルチャタ飲んでね!」

と、度々言われました。

そうです!オルチャタとは、スペイン伝統の夏の飲み物なのです。

自分はミゲルのイチオシをすっかり忘れてすっぽかし、まだ飲んだことがありません。
旅サラダで見ていたら無性に飲みたくなってきましたので、
作り方を検索しました。

材料は下記の通りです。

Chufa (チュファ)
砂糖

シナモンスティック

以上です。

まず、「チュファ」ですが、これはザックリ説明すると草の根っこです。
写真はこちらです。



こうして整然と並んでいると野菜に見えなくもないですが、
単体で見ると、、、



どうみても雑草です。
この「カヤツリグサ」の地下茎の豆のような物体を「チュファ」と言います。



非常に不安です、、、

「チュファ」は近年「タイガーナッツ」という名称でスーパーフードとして扱われているようで、簡単に入手可能です。

まもなく届きますので、次回オルチャタ作りの模様をお伝えいたします。

紅白

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

昨日の石井氏の記事にロベルト・バッジョのことが書かれていました。
20年くらい前にJOMOカップというJリーグ選抜 VS 外国籍選手選抜の試合でバッジョが来日し、国立競技場に観戦に行きました。
最晩年ではあったものの、自分の肉眼でバッジョのプレーを見られて本当に感動でした。
これがその時の試合後の写真です。



見事に手の向こう側にバッジョが隠れています…



ところで、
昨日紅白歌合戦の出場者が発表されました。

大御所の紅白卒業が増え、年々メンバーが寂しくなってきたように感じます。
それだけ歳をとったということなのでしょうか…

年1、聴きたい歌ってありますよね?
年1しか聴いてないのになんとなく歌えてしまう歌とか、だいぶ名曲なんだと思います。
マンネリ枠は確実に残してもらいたいのです。

たま〜に、
まつりでもなく、与作でもなく、北の漁場でもない、、、
冬のリビエラでもなく、襟裳岬でもなく、おふくろさんでもない、、、
北酒場でもなく、浪花節だよ人生はでもなく、矢切の渡しでもない、、、

そんな時のガッカリ感はかなり堪えます。
でも大概どれか聴けます。
全員マンネリ名曲だったりすると目が離せません。

しかし、上記は全て卒業された方々の名曲。

そんな大御所の合間に、初出場の歌手が緊張感漂わせながら故郷に向けて晴れ舞台頑張る!という紅白歌合戦の雰囲気が好きでした。

最近は曲間のアトラクションも尺が長くて退屈ですし、
だったらフルコーラス歌わせてあげたら良いと思います。

なんか文句ばかりになっています。笑

そんな中にあって昨年は、高橋真梨子さんの歌が本当に素晴らしく、紅白で久しぶりに感動しました。
飾り気のないステージにギター、ベース、ドラム、ボンゴ、グロッケン、キーボード3人…
キーボード3人!!!
か、カッコイイ。
控えめな演出と歌手を立てる演奏で、歌が際立っていました。

今年も出場されますので必聴です。

期待のマンネリ枠は、石川さゆり、坂本冬美、天童よしみ、松田聖子、五木ひろし、郷ひろみ、くらいでしょうか。
天城越えは去年歌ってましたから今年は違うでしょうし、、、
前奏だけでも聴きたいですね。天城越え。
これよりカッコイイ前奏聴いたことないです。

個人的にはエレファントカシマシが楽しみです。
今年はNHKに度々出ていましたので期待しておりましたが、デビュー30周年にして遂に初出場。

今年も、笑ってはいけない、とボクシング、を録画しつつ、
紅白をチラ見しながら年末を過ごします。

以上、紅白へのグチ、でした。



六花のつゆ

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

弦楽器フェアが終わり、抜け殻のように過ごしています。

皆様、これ、ご存知ですか?



「六花のつゆ」

中はこうなってます。



梅酒、ブランデー、ワインなどを砂糖の膜で包み込んだお菓子です。

マルセイバターサンドでおなじみの六花亭の商品。

これいったいいつから販売されているんでしょうか…
お土産として、完璧なポテンシャルです。

想像通りの味と食感ですが、とにかくとてもキレイです。



いろんな人に配って歩きたいくらいです。



弦楽器フェアにて銘菓を入手

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

先日、「五十六水まんじゅう」からの起死回生の一手として、満を持して「武者がえし」をご紹介いたしましたところ、、、

「パイで餡を包んだお菓子にハズレは無い!」
「たぶんこちらもお好きだと思います(名古屋の類似品)」
「私は、最初は長崎土産でしたが(長崎の類似品)、最近はもっぱらこちらです(埼玉の類似品)」

と、「武者がえし」とウリフタツの画像付きでコメントが寄せられ、
その極め付けとして、

「近所のパン屋が一瞬やった」

、、、泣

多数の類似品の存在が報告されました…

皆様、実はこの展開、すべて私のシナリオ通りなんです!

ウソです…

こんな記事を書いていては、石井の小部屋の名が廃ります。
毎日毎日、引きこもってギターの製作にだけ集中している自分の、あまりの見聞の狭さに酷く落ち込みました。

どれもこれもウソです。

しかし、昨日まで開催されていた「弦楽器フェア」にて、
大変貴重な銘菓を入手いたしました。

こちらです。



「ロッコーマン株式会社 創業55周年記念 カステラ」
です。

ロッコーマンさんは、いや、ロッコーマン様は、国内外の楽器の輸入、販売を行なっている会社で、
楽器材料の取り扱いも大変充実しており、製作者にとっても、とても大切で、とてもありがたい存在なのです。
毎回、少量ずつしか購入できない自分にもいつも丁寧に対応してくださり、本当に感謝しかありません。
スタッフの皆様は各々とてもキャラが起っており、一癖も二癖もあるナイスガイの集団です。
ギターでも作ってみようかな?とお考えの方は、ぜひ弦楽器フェア等で、ロッコーマン様のブースにて材料を調達してください。

で、本題のカステラですが、封を開けると、、、



ほー
カステラの栞。

かなり厳重です。
包装紙→箱→ビニール→厚紙→薄紙→物
トランプ大統領来日に匹敵します。
科学技術館周辺の警備もかなり厳重でした。

薄い紙をはがすと、、、



なんと!!!
中まで特別仕様!!!
お砂糖で文字が抜かれているではありませんか!!

切り分けてみます。



さすが神戸のカステラ文明堂 です。
ザラメの存在感も完璧。

しっとりとした卵感満載の生地に焦げの微かな苦味、ザラメの食感。
山本五十六水まんじゅうのザラザラ食感の悪夢が完全に払拭されました。

「カステラ1番 電話は2番 3時のおやつは文明堂」
これとても有名なCMですが、神戸周辺では、
「カステラ1番 電話は2番 神戸のカステラ文明堂」
だそうです。
確認してみましょう。



「天国と地獄」のメロディを想像していた方はぶっ飛んだと思います。
まさかのフラメンコ。

ここで、カステラの栞、出番です。

ざっくり説明しますと、
「カステラはスペインで生まれた、とされている」
とのことです。

なるほど、スペイン=フラメンコ

そしてスペイン生まれの楽器を取り扱っている会社の55周年の記念品にカステラ。

とてもしっくりきます。

この特別なカステラは弦楽器フェア開催中の夜、ロッコーマンさんが毎年、製作者を集めて開いてくださっている食事会にて戴きました。
「遠くから出展の為に上京されて、何日も会場とホテルの往復だけで過ごす中に、何か楽しみがあっても良いのではないか」
との思いで開催してくださっているのです。

このご時世になんとも人情味のあるあたたかいお話。
私が勤務していた楽器屋と比べ、、、

長くなるので自粛します。


と、いうわけで、お砂糖文字の特注仕様は入手困難ですが、
神戸文明堂のカステラ、ぜひ皆様、爆音で「六甲颪」を聴きながらご賞味ください。

パブロ・マルケス を聴いて参りました。

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。


珍しくギターのコンサートを聴いて参りました。

こちらです。



パブロ・マルケスです。

Facebook を毎日チクチク眺めていると、かなり沢山の方がパブロ氏絶賛のコメントとコンサート楽しみ!コメントを載せてらっしゃいました。
ここはひとつ、久しぶりに真面目なコンサートにも足を運び、ギター製作者としての威厳を保つ為の、体裁を整えよう!と思い立ち、超極秘ロマニールートで超良席を確保していただきました。

意気揚々と15年ぶりくらいに豊洲に行きました。

す、すごい発展している…
高層マンションが沢山建っているのはテレビで見ていましたが、
なんか、想像以上の仕上がりです。
夜の駅周辺しか歩いていませんが…

数年前に「私を満たす海がある」という東京メトロの豊洲のCMでバーベキューやっていたような気がするんですが、
どこで?という雰囲気。

駅を出てすぐの豊洲シビックセンターのホールへ入場。
適度な傾斜がついた、かなり見易いホールの真ん中の真ん中あたりに着席。

19時過ぎ、パブロ・マルケス氏、颯爽と登場。

1曲目の最初に思いました。
いや〜左手の粘りが凄いです!
ギリギリまで弦に触れている、でも当然、次絶対遅れない。
ストレート待ちで、ゆるい変化球が来ても、楽々対応できる感じです。
よって、パブロ氏がもし、ギターではなく、野球をやっていたとしたら、間違いなく安打製造機として、やはり、超一流だったはずです。

そしてとにかく集中力が凄い。
あれだけ集中した演奏をされると、大概自分は聴き疲れしてしまうんですが、パブロ氏は更にその向こう側をいっていますので、惹き込まれてしまいます。

完全に統率されているのにも関わらず、計算された人工的な感じが無く、自然中の自然で、癖が無いようなでも聴いたことの無い演奏で、なんとも説明がしにくいのですが、とにかく凄いです。

プロの演奏家に上手い!とか、凄い!という表現は当然すぎて失礼な気がします、、なんと言えばよいか、、、

強烈!!!

これです。
あと、

カッコイイ!!

ですね。

正直な話、チラッとしか知らない曲もあるプログラム、途中で寝る自信がありました。
超一流の水夫と呼ばれている栗山船長が、結果一睡もできませんでした。
あの演奏でもし、船を漕いだ人がいたとしたら、船頭の才能ありだと思います。

アンコールでステージ背景のカーテンが開き、暗闇の遠くにレインボーブリッジが浮かぶ中での演奏は、ミュージックビデオの中に入りこんで聴いているような、不思議な感覚でした。

自分史上、3本の指が入るステージ。
ギターコンサート限定となると最高かもしれません。

が、しか〜し!
そんな素晴らしいコンサートでありながら、
後方にはまだ空席がありました。

こんな凄い演奏家を満席でお迎えできない日本のギター界、本当に寂しい限りです。

もし、次回のチャンスがあれば、皆様、是非、聴いてください!


ここから余談ですが、、
前半のプログラムが終わり、休憩時間、座っている自分の靴に

「ガツッ」

という衝撃がハシリ、ふと見ると、自分が未だかつて見たことのないキンキラキンでダイヤモンドがギラギラのでっかい指輪が落ちていたんです。

平常時の私なら、だまーってポケットに仕舞い込むところですが、パブロ氏の演奏で心洗われている非常時の私は、後ろを振り返り、

「これ、違いますよね?」

と素直に訊いてしまうという異常事態。
しかも、その相手はギタロマニーの金さん = 男。
違うに決まっている。
お隣のキンツマさんも、やはり違う様子。

金さんも普段とは別人のように、すっかり心がお洗濯されているようで、一目散に受け付けまで走って届けてくださいました。

その後すぐに無事持ち主が見つかったようでした。
本当に良かったです。

にしてもデカかったんです…



こんなやつだったかな…




ドラフト会議

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

「清宮幸太郎 内野手 早稲田実業」

久しぶりに、パンチョ伊東さんの
「野茂 英雄 投手 21歳 新日鉄堺 」
もしくは
「小池 秀郎 投手 21歳 亜細亜大学」
を思い出しました。
ちなみにパンチョさんは、パ・リーグの広報部長というえらい人だった、とかなり後から知りました。


注目の清宮君、7球団の競合でしたね。
一人抜け出した存在ですし、入団すればフィーバーでニュースになり、観客激増、グッズもバカ売れ、それはどこのチームも欲しくなります。
そこにプラスしてメジャー志向なので、年俸が高くなりはじめると選手を送り出すスタイルのファイターズにピッタリ!
メジャーへの入札ルール改正があり、マー君やダルビッシュのような破格入札はされなくなるようですが、、、

個人的に注目していた履正社の安田君は外れ1位でマリーンズ。
秀岳館の田浦君はホークスが5位指名。

結果論ですが、タイガースには1巡目で、一か八かのクジ引き清宮君より、地元の安田君を一本釣りしてほしかったです。
U-18の世界大会を見たときに、投げっぷりと度胸の良さが光っていた田浦君は設備が整ったホークスで鍛えに鍛えて上がってきてほしいです。

そして、広陵の中村君が無事カープに決まって、なんか、良かったです。

それにしても、ファイターズはハンカチ王子、大谷選手、清宮君と、活躍は別としてビッグスターが定期的に入団しますね。
特に今回は大谷選手がメジャーへ移籍しそうな雰囲気ですので、タイミングが良すぎます。



今年のドラフトは不作、という失礼な見解の評論家諸氏を黙らせる活躍を期待してしまいます。



ところで、
来週、11月3日(金)〜11月5日(日)まで、
日本武道館のおとなり、科学技術館にて、第60回弦楽器フェアが開催されます。
バイオリン、ギター、マンドリン、リュートなど弦楽器製作者の作品が集まります。
私もギターを出店し、会場で暇してますので、時間を持て余している方はぜひ、遊びに来てください。

お待ちしております。

プロフィール

HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ

を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)

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