元祖の「バラバラ事件」は・・・

小部屋ファンの皆様こんにちは。
小部屋管理人の石井です。
今日は猟奇事件についてお送りしたいと思います。何故、そのような事を書こうと思ったか・・・
先日、「ありこ」の投稿「小部屋バンドの模型」という記事の中に「バラバラ死体」というキーワードがありました。
それを読んだとき視覚的に「バラバラ」というものが印象に残り、これは今度の小部屋の記事にしようと、以前読んだ本を引っ張り出して確認をしてみました。

そもそも、遺体がバラバラになることを、「バラバラ殺人」「バラバラ事件」等、誰がネーミングしたのか?気になる方はご一読下さい。

昭和7年は世間を騒がせた猟奇事件が多く発生しました。
そのうちの一つ、「玉の井バラバラ殺人事件」は以下の様な事件でした。
玉の井(現在の墨田区向島のあたり)の付近に「お歯黒どぶ」と呼ばれている、動物の死骸や汚物を捨てている非常に不衛生な側溝があり、そこで血染めのハトロン紙が二つ見つかったそうです。
一つには、胴体上部、首、両手が、もう一つには胴体、両足を切り取ったものが見つかり周囲の溝からも男の首の一部が発見されたそうです。

本庁捜査一課の鑑識が鑑定するとこの三つはすべて同一人物であり、死後一か月は下水の溝に沈んでいたため、遺体の損傷がひどく、身元判明は暗礁に乗り上げたそうです。(指紋採取に必要な個所は発見されなかった)
二か月ほどすると捜査本部は解散。事実上打ち切りとなったのでした。

捜査本部解散後でも所轄警察署の所長である浦川氏は責任を痛感し毎朝神社に参拝していたそうです。
浦川氏は9月、捜査一課長に。その後、水上警察署(現在は無い、新しいものがレインボーブリッジのあたりにあります)へ捜査継続の要請を行い、水上警察署長は事件の概要などを署員へ再通達したそうです。

↑水上警察署

ここで活躍するのが派出所の某巡査。
その訓示を強く印象に残しながら派出所に戻った巡査はある出来事を思い出すのです。
3年前にあれこれ面倒をみた子連れのホームレスTと遺体の特徴が酷似している・・・
直ちに特命係が組織され、巡査が面倒をみていたホームレスTの調査を開始したのでした。
警視庁は各署へ電報で照会。本郷区湯島に同姓同名の男がいると元富士警察署より連絡がありました。
刑事たちは直ちにホームレスの住む場所を訪れ住んでいる男Hを詰問。
なんと、巡査が面倒を見ていたTの連れであった女児はいるものの、男(T)は出かけたまま帰ってこないとの事。

Hに案内されTの所在を訪ね歩いた刑事たちはその存在すら発見が出来ませんでした。
刑事たちは、これでTが出かけているという事が狂言だと確信を得て、同時に捜査では、HとTが金銭的なトラブルから大喧嘩をしていたという事を突き止めました。
改めて、Hを署に連行して取り調べを行うと犯行を自供。


この事件の名称ですが「コマ切れ」とか「八つ切れ」などと呼ばれておりましたが、東京朝日新聞(現在の朝日新聞)の記者が「バラバラ殺人事件」と称し、これが各報道で統一されたそうです。

これが、「バラバラ」と表現する元祖であったわけですね。

まあ、様々な推理小説にある定石として、バラバラに切り刻む理由は

・ 怨恨
・ 身元を解らなくするため
・ 死体処理をやりやすくするため

実際に、この事件では怨恨と、死体処理をやりやすくする、が該当するようです。被害者のTですが、かなりの巨漢であったため処分に困り切り刻んだようです。

所轄警察署長の浦川氏の執念が身を結んだ形となりましたね。

さて・・・
ここで、バラバラ死体が出てくるオススメの推理小説をご紹介。
なんといっても、島田荘司氏の作品「占星術殺人事件」が秀逸です。
あと、桐野夏生氏の「OUT」も!

以上・・・バラバラな内容でお送りしました。


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プロフィール

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マンシー•カマラ
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非公開
職業:
クレープ屋、ギター製作家、毒ガス管理業、台灣、ロボット職人
自己紹介:
はじめまして。
・石井(クレープ屋)
・栗山(ギター製作家)
・オマタ(毒ガス管理、散布業)
・うどん(ロボット職人)
Kロサワ楽器を自主退社した4人と
・ありこ(台灣)
・師匠(2017年8月20日脱退)
が加わり、日々様々な自己中話を投稿していきます。
動画も多数公開予定ですので乞うご期待!!

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