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クリスマスに聴きたいアルバム

こんにちは、昨日から地元へ帰省中のありこです。
シーズンなので、クリスマスに私が聴くとしたら…というアルバムを5枚挙げてみます。

■Minako Yoshida / BELLS

Wikiにジャンル:ゴスペルと書かれています。
当初86年は3千枚限定として出され、オークションでは10万の値がついたと言われる有名なアルバム…
の、これは再販のバージョンです、笑。
声質の美しさ。圧倒的な実力を感じます。


■Vince Guaraldi / Jazz Impressions Of A Boy Named Charlie Brown

言わずと知れた、スヌーピーの曲たちです。
可愛らしいジャズ。


■Mateo Stoneman /Under The Moonlight

キューバ人のピアノ弾き語りで、ブエナビスタソシアルクラブとも交友のある方ですが、キューバっぽさは微塵もありません、笑。
スタンダードジャズとオリジナル2曲。温か味のある素朴な仕上がり…ヴィンテージマイク2本で一発録りした盤だそうです。


■Adriana Partimpim / partimpim Tles

アドリアーナカルカニョットが子供たち向けに作った作品で、アーティスト名が彼女の子供のころのあだ名、パーティピムになっています。
ブラジルだから南国なのだけれど、この玩具感がなんとなくクリスマスっぽい気がするのです。
外国の子供向け教育番組なんかで使われてそうなノリ。勝手なイメージですが、クリスマスパーティでみんながプレゼントを持ち寄って…もしくはサンタが置いて行った玩具を翌日子供たちが封を開ける…そんな雰囲気。


■zazie / von einem anderen stern REGEN:TROPFEN

これはもう、内省的にもほどがある!!という、暗い暗いアルバム。
アンビエントというかエレクトロカなのか、はたまた環境音?ドイツの女性アーティストです。
なんというか…廃墟感がものすごいアルバムです。
盤面とかジャケはこんなに可愛いのにですよ?

エクソシストのサントラに入ってそうな雰囲気でもあり、どこか違う星へワープ出来そうな感じでもあり。
雨音…足音…ひそひそ話声…
クリスマスに震え上がるような恐ろしい空想にふけってみるのもなかなかオツです。

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クリスマスに聴きたいアルバムについてはこれくらいにしておきます。

一昨日、また私の周りの方々はよくご存じのあの早稲田にあった老舗ロックカフェのかよこママ主催による忘年会へ行って参りました。そこへ来ていた友人から、こんな可愛い手ぬぐいやマカロンをいただきました。

日本橋の東海道五十三次の浮世絵のパロディで「東海道五十サンタ」とあります。
絵の中、絶妙にあちらこちらに聖夜が紛れ込んでおります。

明日の夜、東京へ戻ります。
戻ったら年末の大掃除開始です。
みなさまもどうぞ、素敵なクリスマスをお過ごしください!
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チャボロ・シュミット

大部屋をご覧の皆さんこんばんは、ありこです。
ただいま一年で一番の繁忙期につき、3連休って何?という感じの仕事詰め、勤労感謝されたい今日この頃です。
そんなわけで、これから12月半ばまではストックからなんとなくアップさせていただきます。

ルノーのゴーンさん逮捕されてしまいましたね。特捜はアメリカ絡みで実は日米安保がどうのこうのっていう記事を見ました。別件逮捕は合点がいきますが、どうなんでしょうね。
いずれにしても下々のド庶民である私には、雲の上の話のようではあります。
さて、フランスといえば…

少し前の出来事で恐縮ですが、マヌーシュ・スウィング・ギターのチャボロ・シュミットのライブへ行って参りました。

昨年の暮れにジプシースウィングと称して、ジャンゴ・ラインハルトをはじめとする幾つかのマヌーシュ・スウィングについての投稿をさせていただきました。
その中で「僕のスウィング」というトニー・ガトリフ監督の映画についてふれましたが、まさにその出演者です。




この男らしい弾き方です。慣れっこなのでしょうか、演奏中に弦が2度切れるというハプニングが起こりましたが、曲の真っ最中にその曲に合わせて他の弦を切れた弦の代わりになるようチューニングしてみせるという荒業を披露されました。


合間合間に「カンパーイ!」という日本語を言ってはグラスを掲げ、ワインを飲み、失態があればアーメンの仕草をし、お茶目な性格が随所に滲み出たライブでした。



個人的にはアンリ・サルヴァドールのこの曲を演ってくれたのが一番嬉しかったです。ビルボードの青い照明がよく映えた曲でした。
フランスのカフェではこんな姿が見られるのでしょうか。
いつか来世があるのなら、やっぱりジプシー、いいなあ。



クラゲのように。
風のように。
滔々と。
一切の柵なく生きたいという願望をもつ者は、一所に留まらないロマのキャンピングカー人生に憧れたりするのでした。
しがらみのない日々!

ついでに言えば、しんどい労働のない日々!笑

ではまた来週…。

Bruce Cockburn

こんにちは。
土曜…もとい、日曜のありこです。

暑いですね!もう10月なのに30℃超えってどういうことでしょうか。
そして一昨日の栗山氏と金さんのブログのコラボ、あれもなかなかアツかった。まるで表番組と裏番組のようで、相当笑わせていただきました。

さて、先週の土曜に、カナダ出身の大御所SSW、ブルース・コバーンを聴きに行きました。
当方の周りの皆さん良くご存知、早稲田にあった老舗ジェリージェフのレジェンドな(笑)ご夫妻とご一緒させていただきました。

何度かビルボード東京へは行っていますが、今までの中で一番外国人のお客さんが多かったように思います。カナダの方々でしょうか。

ブルース・コバーン…ギター1本なのに、まるでベースやパーカッションが同時に居て、ソロギターも別に居るかのようなメロディ・音を出していました。
1人で3人分演奏しているようなもの。
しかもそれがオリジナル曲なのだから、派手さは無いながらもその実力たるや…恐らく理論を知らないと作れない進行のように思います。地味なのがちょっと損をしている…でも分かる人には分かるのでいいのです。個人的にはそこがむしろ魅力。

ほぼ全編語りで構成された、フランス語の曲も。
エフェクターもこのように沢山使っていました。
ルーパーやディレイも。


民族楽器のような、カバキーニョサイズの12弦ギター?ちっちゃな弦楽器に、風鈴が沢山ぶら下がったようなウィンドチャイムという楽器を足で時折揺らしながらの1曲もありました。
足でこれを蹴りながら小さな弦楽器を弾き語りをする姿はもう、73歳の堕天使、笑。



普通のアコギと、リゾネーターギターの2本を使い分けていました。
きちんと、そのギターを意図的に選んでいることが分かるような選曲になっていました。


1曲1曲、その音作りに関しての責任感の強さが垣間見られました。
人となりが表れる演奏。

アンコールの前に「スタッフが大丈夫なのであれば…彼等が残業することになるから」というような気遣いを見せていました。
こういう人、好きです。どこか冷静なところのあるタイプ。

終わった後、曲がった背中ながらもスタスタスタスタッともの凄く軽やかな足取りでステージを降りる後ろ姿に「おぉ…」と感嘆の声、どよめきと歓声があがっておりました。


かつて反米というか反戦の曲を作っていた時期のあった方。
どの国・どの国民に限らず、発言力のある人がある程度自由に意見を言える、健全な世の中だといいですね。


かっこよかったです。
ちょっとアカデミックで洒脱、マイペースで落ち着きのある大人。
こんな歳の取り方っていいなと思いました。

プロフィール

HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ

を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)

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