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Bruce Cockburn

こんにちは。
土曜…もとい、日曜のありこです。

暑いですね!もう10月なのに30℃超えってどういうことでしょうか。
そして一昨日の栗山氏と金さんのブログのコラボ、あれもなかなかアツかった。まるで表番組と裏番組のようで、相当笑わせていただきました。

さて、先週の土曜に、カナダ出身の大御所SSW、ブルース・コバーンを聴きに行きました。
当方の周りの皆さん良くご存知、早稲田にあった老舗ジェリージェフのレジェンドな(笑)ご夫妻とご一緒させていただきました。

何度かビルボード東京へは行っていますが、今までの中で一番外国人のお客さんが多かったように思います。カナダの方々でしょうか。

ブルース・コバーン…ギター1本なのに、まるでベースやパーカッションが同時に居て、ソロギターも別に居るかのようなメロディ・音を出していました。
1人で3人分演奏しているようなもの。
しかもそれがオリジナル曲なのだから、派手さは無いながらもその実力たるや…恐らく理論を知らないと作れない進行のように思います。地味なのがちょっと損をしている…でも分かる人には分かるのでいいのです。個人的にはそこがむしろ魅力。

ほぼ全編語りで構成された、フランス語の曲も。
エフェクターもこのように沢山使っていました。
ルーパーやディレイも。


民族楽器のような、カバキーニョサイズの12弦ギター?ちっちゃな弦楽器に、風鈴が沢山ぶら下がったようなウィンドチャイムという楽器を足で時折揺らしながらの1曲もありました。
足でこれを蹴りながら小さな弦楽器を弾き語りをする姿はもう、73歳の堕天使、笑。



普通のアコギと、リゾネーターギターの2本を使い分けていました。
きちんと、そのギターを意図的に選んでいることが分かるような選曲になっていました。


1曲1曲、その音作りに関しての責任感の強さが垣間見られました。
人となりが表れる演奏。

アンコールの前に「スタッフが大丈夫なのであれば…彼等が残業することになるから」というような気遣いを見せていました。
こういう人、好きです。どこか冷静なところのあるタイプ。

終わった後、曲がった背中ながらもスタスタスタスタッともの凄く軽やかな足取りでステージを降りる後ろ姿に「おぉ…」と感嘆の声、どよめきと歓声があがっておりました。


かつて反米というか反戦の曲を作っていた時期のあった方。
どの国・どの国民に限らず、発言力のある人がある程度自由に意見を言える、健全な世の中だといいですね。


かっこよかったです。
ちょっとアカデミックで洒脱、マイペースで落ち着きのある大人。
こんな歳の取り方っていいなと思いました。
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プロフィール

HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ

を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)

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