ネアンデルタール人に恋をする

こんにちは、土曜のありこです。
当方、未だかつてない胸の高鳴りを感じております。


Nスぺの人類誕生シリーズの第二集を観てすっかりネアンデルタール人のファンになり、サイエンス雑誌まで買ってしまいました。どなたか番組のあの回、ご覧になりましたか?
今日は、ネアンデルタール人への想いをここに告白させていただきたいと思います。

今から8年ほど前、『サイエンス』の論文でネアンデルタール人についての新たな発見が発表されたそうです。

かつて、ネアンデルタール人は猿がちょっと賢くなったレベルと思われていたのが、近年の発掘調査によっていっきにその見解が覆され、実はホモサピエンスと同等の(もしかするとそれより上かも!?)知能を持っていたということが明らかになったのです。
以前は獣しか食べない野蛮人という見方であったのが、遺跡から貝やら穀物・野菜やらも火を使って調理して食べていたことが分かり、芸術的な創造力は無いとされていたのも実はそんなことはなく、壁画も残していたと。
脳の大きさもネアンデルタール人とホモサピエンスはほぼ同じ、むしろネアンデルタール人の方が大きい物もあるそうです。知性的な種であったのだ..。
(⇒頭蓋骨の形もちょっと違う

それにしても、これはすごいことです。
幼少の頃に理科の時間に習ったこと、教科書に載っていたことが覆されたのです。


しかも、毛皮をまとい、色んな顔料を塗った貝殻や動物の犬歯などでアクセサリーを作って身にまとっていたというじゃありませんか。

ネアンデルタール人、おしゃれ。


更に、ホモサピエンスよりガッシリしていて運動能力に長け、ホモサピエンスは槍に毒を塗るなど姑息な真似をして狩りをしていましたが、ネアンデルタール人は槍などの道具は使えど大型動物と直接対決という正々堂々ガテン系な狩りをしていた。

ネアンデルタール人、かっこいい。


そしてなにより誇らしいことに、アフリカ大陸以外に住む人種は、1,5~2,1%の割合でネアンデルタール人の遺伝子を持っているそうです。つまり、我々のDNAにもネアンデルタール人由来が入っている!!

これは、何万年も前の出来事。長い歴史の中で約3000年ほどネアンデルタール人とホモサピエンスが共存する時代が存在し、その中で交配が行われていた証だそうです。ネアンデルタール人の肌は浅黒く(or白い肌で赤い髪という説もある)、アフリカ由来のホモサピエンスももちろん黒いのですが、ネアンデルタール人の遺伝子の中に肌や目の色を白くさせる何らかの作用がはたらく物質があったのだそうです。


ほんの1,5~2,1%であるにしろ、おしゃれでかっこいいネアンデルタール人の遺伝子が我々の中に!
ああ、なんと言うことでしょう。
この遠い前世に愛し合っていた感。

ネアンデルタール人、愛しい。



最初の戦争はホモサピエンス同士から起こったと言われているそうです。
もし、ネアンデルタール人が絶滅するのではなく、代わりにホモサピエンスが絶滅し、ネアンデルタール人が中心となって現代の地球に生きていたとしたら、もしかしたら戦争などない世の中になっていたんだろうか…。

ネアンデルタール人、恋しい。



ネアンデルタール人はイベリア半島の洞窟で絶滅最期の時を迎えたと言われていますが(でもまた新たな遺跡が見つかればその説も覆るかも?)、どんな気持ちであったのだろう…。
フランスの遺跡ですが⇒この記事には彼らが火の灯りのもと、何かの儀式のため洞窟の中に石筍(炭酸カルシウムの洞窟生成物)の円を作った跡が発見されたと書かれています。お葬式をしていたのではないかと。
ネアンデルタール人、切ない。



この雑誌(別冊日経サイエンス『人類への道 ~知と社会性の進化~』)に書かれていたのですが、青い瞳、太くまっすぐな黒髪、大人になっても乳頭(ミルクの中の成分)を消化できる能力(昔は子供にはあったが大人にはなかった能力らしい)などは、どれも過去3万年のうちに起きた、比較的新しい生物学的な変異・進化なのだそうです。

人はまだまだ進化の途中。
だから未熟なのでしょうか。


ああ、ネアンデルタール人…あなたが好きです。



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ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
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を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
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・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
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