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アナタハン

こんにちは。
ふるさと納税の返礼品、桃5キロ!が届いてご機嫌なありこです。

ニュースでボクシング連盟について騒がれており、もとボクサーからのご意見を待ちに待っていたので、昨日の石井氏の記事は楽しく拝読いたしました。

ドンみたいな人はどこの業界にもいるものですね。それでは本日は、女のドンについて…
戦時中の孤島アナタハンで、32人の男が1人の女・比嘉和子を取り合い、殺人まで起こしてしまった『アナタハンの女王事件』というものがあります。それを題材にしたモノクロ映画について投稿します。

1953年の作品。まだ戦後からさほど経っていない、その時代の生々しさを感じる年に作られています。


これは、ハリウッドの巨匠ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督の遺作です。


観てください冒頭からこの、文字の上を金魚が泳ぐ素敵な入り方。

それもそのはず。
なにより個人的に言及したいのは、この映画の特殊効果を円谷英二さんが担当していること!
あのウルトラマンの円谷プロです。


映画の後半、ピストルを手に入れてからの男たちのヒエラルキーの変化は人間の本質をあらわにしているようで、目をみはるものがあります。
ホモサピエンスの一番愚かなところは、武器を悪用することであると改めて思います。

そんな中、このシーンは一番好きです。
32人のうち1人だけミュージシャンがいたのですが、流れ着いた針金などを使い、三味線を作って演奏をするのです。みんなでアナタハンの島唄を合唱。
映画を観終わってからもその音楽はしばらく頭に残ります。



しかしこのアナタハン事件の女王蜂、比嘉さんはご自身が題材の劇に自ら主演で出ていたというから大したドンです、笑。ご本人が演じているわけですから、それはそれは何とも言えないリアリティであったことでしょう…。大変失礼ながら、ご本人のお写真はネットで検索してみると「ザ・太っ腹かあちゃん」って感じの方のようにお見受けします。それでも男が32人いて女がたった1人だと、殺人が起こる程にモテてしまうのですね。人間の本能ってすごい。

この映画はあいにく(?)本人ではなくプロの女優さんが演じています。美人です。


それにしても、円谷プロの特撮って時代を考えると本当にすごいですね。
今でこそツールがそろっていて簡単に合成などできちゃったりしますが…このバルタン星人の分身なんてかなりよく出来てる。


あ、また本題のアナタハンから話がずれてしまった、笑。
それではこの辺で。

そろそろ桃が冷蔵庫で冷えた頃…
皆さんもフルーツを食べて夏バテを乗り越えてくださいね!
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プロフィール

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性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ

を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)

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