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栗山のカンボジア奇行 2

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

今日は長らく放置していた「カンボジア奇行」の続きです。

夕方にシェムリアップ国際空港に到着した後、ホテルにチェックインし、そのままトゥクトゥクに乗ってナイトマーケットに出掛けました。



ナイトマーケットは土産屋、飲食店、マッサージ屋などが密集しています。
土産屋エリアは野外のドンキホーテといった感じで品々が所狭しと圧迫陳列で並んでいます。
Tシャツやシルクの製品を扱う店が多く、とにかく安いです。
最終的な売り値については店員さんと交渉しなければいけません。
私が訪ねた時は殆どの店でTシャツ1枚5ドル(500円)がスタートの価格です。この時点でかなり安い。
そこまで値切らなくとも、最終的には5枚で5ドルになってしまいます。



飲食店では食材がズラリと並べられています。
基本、甘い味付けのものが多く、日本人にもなんとなく馴染みのある感じです。

サソリ、クモ、タガメ、ヘビ、などの串焼きの屋台もあり、
来たぜ来たぜ〜〜!!
と、食べずとも、テンションは上がります。

この旅行、初めての東南アジア潜入ということで、特に初日はとにかく初めて見るもの、体感することばかりで、写真の撮影を殆ど忘れていました。

翌日の観光は現地ガイドさんも加わり、街の混沌とした雰囲気にもなれつつ、少しではありますが写真に収める余裕も出てきました。

まず、前回ご紹介したトンレサップ湖です。



このような船に乗り込んで川から湖へ出て行きます。



小学校の前を横切る小舟。



建物同士がくっついていたり、
流されないように木にくくりつけてあります。



途中で寄った水上民芸品店の床下では、ワニを飼っていたりもします。
まあまあデカめ。



沖に出ると水平線が見えます。

こんな感じで私たち観光客は見たことのない水上生活の現場をワイワイ見てまわるわけですが、
なぜ水上で生活するのか?というと、本当に本当に貧しくて土地を買うことができないから、ということなんだそうです。
代々、水上生活をしているのでむしろ陸が不便、という場合もあるようです。
この湖の水を飲み、汚水もこの湖に流しています。
近年は植物を利用した浄化装置も導入されているようですが、かなりアナログです。

今考えれば、この水上生活に限らず、カンボジアではいたるところで貧しさを感じられたと思います。
旅行記などを読むと、あまりの貧しさで旅行を楽しめなかった、といった記事もよく目にしますが、
幸いなのか、自分は旅行中にそういった感覚を持ちませんでした。

マーケットの人々、トゥクトゥクの兄さん、不意にTシャツを売りに来る子供、木陰で食事する家族、皆さん基本的にニコニコしています。

電気も来ない都会と離れた集落の市場もかなり活気があり、観光客がカメラを構えてもごく自然な笑顔です。
カエルを捌いている婦人も作業をしながら観光客に色々と話しかけてきます。
※ちなみに、この国の言葉は23母音ある、とガイドさんに聞きました…

自分が逆の立場であったらブチ切れると思います。

そして、総じて皆さま真面目にキッチリ働いている様子です。
半日お世話になったトゥクトゥクの兄さんはホテルマンと兼務で、私たちが観光する為の1時間くらいの待ち時間もその場で暇を潰さず、ひと仕事してから約束通りの時間に迎えに来てくれました。

街のいたるところで工事やら修復やらとにかく忙しそうで、まさに今、伸び盛り、といった雰囲気が充満していました。

ほんの数十年前に、知識階級を中心に数百万人という人々が殺され、生き残ったのは子供ばかりだった国です。
引っ張れる、まとめられる大人が少しでも生き残っていれば、こういった真面目な国民性と合わさり、発展していただろうと感じます。

今は中国がカンボジアの人々の勤勉さにキッチリ目をつけ、かなり大規模に援助しているとか…

今日はこのあたりで終わります。

次回はアンコールワットに行った自慢話をお送りいたします。











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プロフィール

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性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ

を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)

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