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山本五十六の水まんじゅう

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

先日「かるかん」をご紹介しましたが、皆様にもかなり愛されている銘菓のようで、とても嬉しかったです。

今日は、お菓子ネタ第2弾をお届けいたします。

まずはこちらをご覧ください。



いかがですか?
皆さん役所さんの名演技と「水まんじゅう」の虜のはずです。

「水まんじゅう」といえば、普通はこれですね。



しかし、この映画に登場する「水まんじゅう」は山本五十六 特製レシピによる、見ての通り、規格外の代物なのです。

お椀に少しの水とクラッシュした氷や雪を入れ、そこに酒饅頭を投入、ふやけたところに仕上げの白砂糖を山盛りにして完成です。

そして、この酒饅頭。
そこらの酒饅頭ではありません。

検索したところ、山本五十六ご用達の「川西屋」という菓子屋が今でも長岡にあり、そこで作られている「塩小豆の酒饅頭」を使用するのが正解だそうです。
使いの人が何度も訪ねてきたくらい、大のお気に入りだったとのこと。

皆様、大変な時代に上層部だけ良いもの食べて…だとか、なんか美談になってない?などなど、この手の題材については色々なご意見もあるかと思いますが、私は戦争を賛美したくもなければ、山本五十六を崇拝しているわけでもありません。
とりあえず、そういったことは一切無視して、
ここは一つ、この破天荒な「水まんじゅう」にのみ集中してください。

まず川西屋さんに塩小豆の酒饅頭を注文。



器に水と氷をスタンバイ。



饅頭を投入。



やや膨張したころに白砂糖を山盛りに。



ついに完成。
見た目は100点です。

映画同様にスプーンでサクサク切りながら一口。

「 ...」

美味くない…
いや、塩気と砂糖の甘さが絶妙で、味は悪くないです。が、
砂糖のザラザラがかなり気になり、湿りに湿った饅頭の皮も微妙です。
あと、誤って氷も食べてしまったので、ゴリゴリ感も加わってパニック状態。

役所さんの

「うんめぇ〜〜」

から想定外の展開に2口目を躊躇してしまいました。
気を取り直し、

「おふくろさん、元気だったか?」

と言いながら、(嘘です)
氷の侵入に細心の注意を払いつつ2口、3口。
砂糖のザラザラにも慣れはじめ、なんか悪くないかも…
あまりにも素朴な味に、大変な時代を過ごした人達に思いを巡らしたくなります。
が、やはり初めての感覚が満載すぎて、浸っていられる余裕がありません。

器には最後、はみ出た小豆と氷と砂糖水が残ります。

これをズズッと飲んでみたところ、、、

う、うまい…
何とも言えないうまさ…

しかし、トータルで考えますと、なかなか皆様にオススメしづらいところです。


自分が憧れていた人に実際に会った時、
「会って本当に良かった!」
と思える人と
「憧れているだけの方が良かった…」
という2パターンがあります。
と昔、イチロー選手が話していたのを思い出しました。


しかし、味や食感は好みの違いも大きいので、あくまでも私個人の感想です。
自分としては、今回はあまりにも斬新すぎて、馴染むことができませんでした。

また、暑い夏に食べる物だそうで、急激に寒くなったこの時期には向かないのかもしれません。
いや、でもアイスは真夏でも真冬でも美味いですよね…笑

それにしても、完成品のお菓子にオリジナルの一手間を加えて食べる、というのは面白い試みだと思います。

塩小豆酒饅頭があと3つくらいありますので、他の食べ方を考えてみたいと思います。

皆様、ぜひ、山本五十六の水饅頭、お試しください!←超無責任
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プロフィール

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性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
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ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ

を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)

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