塩とたばこの博物館~たばこ編~

こんばんは、土曜担当のありこです。

ずいぶん前に塩とたばこの博物館の「塩」のフロアについて書きました。
塩とたばこの博物館

たばこフロアのレポートが未だでしたので本日掲載いたします。

博物館は2階が塩のフロア、3階がたばこのフロアという構造になっています。


3階へ上がるとすぐ、門のような物が聳え立ちます。続いて実物大のたばこの花が造花で再現されており、マヤやインカの煙草の歴史にまつわるものがいくつか展示されていました。

フロア中ほどに入ると、様々な沢山のパイプが展示されています。100本くらいはあるんじゃないでしょうか。吸うのにものすごい肺活量が要りそうな長~いパイプ、大理石か何かで精巧な顔が掘られたやたら重そうなパイプもありました。

ベネチアンガラスの綺麗なパイプ。

マッカーサーの写真でお馴染みのコーンコブパイプ。そして噛み煙草(これで何回分くらいなんでしょうね?)


そういえば、台湾へ行くと放射線状のネオンが街のあちらこちらにありますが、あれは「ビンロウ」という噛み煙草屋さんで、噛んでしばらくするとカーッと覚醒する感覚があるらしく長距離運転手さんがよく寄って買うそうですね。最近は規制でだいぶ減って来たと聞きましたが…レースクイーンの様なお姉ちゃんが売り子さんをしています。



博物館の話に戻ります。


世界中のたばこの可愛いパッケージがいろいろ。

江戸時代のたばこの生産風景や、浮世絵。

昔はよく見かけたけれど、今はもう希少になって来たたばこ屋さん。ブラウン管のテレビで昔のアイドルの映像が流れていました。昭和が大好きな私はこういう風景を見ると嬉しくなってしまいます。
最後に日本のたばこの歴史がずらっと壁一面、年代順に並んでいました。

明治時代のこのパッケージ…馬に羽根が生えておりますが、ペガサスでしょうか?「うまい」の文字がなんだか可愛いです。

良いことばかりを書いてもアレですので、正直に書きます。一つここで残念だなと思ったのが、何年か前、渋谷に博物館があった頃には戦争時代の展示物が「ハッ」とするほどに色味の無いパッケージ、兵士を鼓舞するための文言ばかりが並んでいました。戦前および戦後の色とりどりで可愛く楽しい絵柄とは程遠く、戦時中は恐ろしささえ感じる冷たい色合いだったのに、そのギャップがあまり感じられない展示に変わっていました。その部分のインパクトが「薄まった」印象でした。邪推かもしれませんが、何か大きな力でも働いたのでしょうか?それとも流行りの“忖度”でしょうか。ちょろっと戦時中は英語表記が禁止されたので商品名が変わった旨触れてはありましたが、その程度になっていました。

数少ない戦前戦後を感じるものの一つとして下記…第一次世界大戦の終戦記念のたばこだそうで「PEACE」その後また第二次世界大戦に突入するというのに平和、なんとも皮肉です。
チェ・ゲバラは『葉巻でも、パイプでも、休息の時の一服は孤独な兵士の偉大な相棒である』と言ったそうです。日本でも兵士のためのたばこは、慰問たばこと言われていたようですね。

前回も書きましたがJTさんは専売公社、たばこと塩はその昔、明治時代から昭和60年代まで国の専売品でした。昭和10年代にはヤミタバコが流行ったようで「ヤミタバコ消して文化の灯をともせ」「この味は闇のたばこで買えぬ味」などの文字が見受けられます。

日本初のメンソールは1938年の「さかえ」なのだそうです。

「今日も元気だ○○がうまい!」という決まり文句は1950年代のこの看板から生まれたのですね。

マルボロとクール 昔『“浮気のマルボロ、一途のクール”と言って、マルボロを吸う人は浮気性らしいよ』と当時付き合っていた人が言っておりましたが、その本人がマルボロの愛煙家でした。浮気を容認せよと言いたかったんでしょうか?けしらん、笑。
由来は「Men Always Remenber Love Because Of Romance Only」がマルボロの頭文字で「Keep Only One Love」がクールの頭文字だかららしいですね。

ちなみに私はたばこは吸いませんが、葉巻は一時期色々と集めておりシガーバーへも行きました。文章や映像、お料理だけでなく、時間も空気も味わうことにこだわっていた時期がありました。しばらくしたらあっさり飽きてしまい、もう10年以上シガーバーへも行っておりません。

たばこ・酒・珈琲…嗜好品は健康にあまり良くないと言われますが、如何せん生物は致死率100%、命を削りながらもその時その時を楽しんで生きている人、嫌いじゃないです。『無駄なように見えるものをどこまで許容しえるか…それが文化だ』と池波正太郎さんも言っていたそうです。

あ、でも副流煙は鬼の形相で「嫌い!あっち行け!」と言い放つかもしれません、笑。
それではまた来週。


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プロフィール

HN:
マンシー•カマラ
性別:
非公開
職業:
クレープ屋、ギター製作家、毒ガス管理業、台灣、ロボット職人
自己紹介:
はじめまして。
・石井(クレープ屋)
・栗山(ギター製作家)
・オマタ(毒ガス管理、散布業)
・うどん(ロボット職人)
Kロサワ楽器を自主退社した4人と
・ありこ(台灣)
・師匠(2017年8月20日脱退)
が加わり、日々様々な自己中話を投稿していきます。
動画も多数公開予定ですので乞うご期待!!

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