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鮫皮おろし

こんにちは。土曜担当ありこです。
日曜にライブがあるので、人間国宝である小三治師匠の寄席へ行きMCのお勉強をして参りました。
お勉強なんて言っちゃって、ただ寄席に行って笑いたかっただけだろうが!
…そうです。私は常に「笑い」と「一味違ったグルメな食べ物」に飢えております。



好きな食べ物は何?と聞かれたらこう答えます。

「葱…茗荷…生姜…パクチー…それから山葵」



「それ、全部薬味じゃないか」と言われることしばしば。これらは立派なメイン料理になりうる食材であると思うのですが、なかなか理解していただけません。

昨晩は自宅の向かいにあるお寿司屋さんへ行きました(貴族らしく回らないお寿司屋さん)。ちゃんと生をすりおろしてある山葵と、何らかこだわりのあるお醤油を使っているお店だと嬉しくなります。

そこで、私の周りの先達のみなさんは良くご存知かと思いますが、ガツンと山葵の魅力にはまるためのツールについて書こうと思います。


ジャーーン

『鮫皮おろし』
一昨年自分へのお誕生日プレゼントに買いました。
鮫皮と銘打っておきながら、実はほとんどは鮫ではなくエイの皮で作られているそうです。表面のゴツゴツブツブツした白っぽい部分、エイの背骨付近の一番堅い部分の皮を使われているそうです。

これを使ってくるくる円を描くようにして山葵をおろすと、香りが立ちます。チューブの山葵とはまるで違う味わい。何より、山葵一本一本の辛味や香りが、それぞれ違うことに驚きます。山葵ってこんなに個性豊かだったのね!まさに、みんなちがってみんないい/金子みすず(笑)。山葵自体は1本500円以上したり安くは無いのですが、根の部分を水に浸して立てた状態で冷蔵庫へ入れ毎日水を換えてやれば結構日持ちします。数センチずつ使いながら、しばらく山葵ライフを楽しめます。

人生は一度しかありません!鮫皮おろしも安く無いし、すぐに洗って陰干しする必要があるなどメンテナンスも気を遣いますが、ちょっとした味覚の贅沢にいかがでしょうか。



そういえば、本当かどうか分かりませんが、かつて遠洋漁業の漁師さんは長らく海に出ているためダッチワイフとして雌のエイを使い、それを「ヒメ」と呼んでかわいがったそうですね。恒温動物じゃなく変温動物ですよ、すごいですねえ~。

・・・・・。

ヒメ……?




エイヒレも美味しいですね!炙ってマヨ七味をかけて食べたいです。ビールを飲みたくなったのでそろそろ失礼いたします。

ではまた来週。
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プロフィール

HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ

を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)

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