一球撃命 林 威助

石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。

今日はまたしても銘菓ネタを用意しておりましたが、石井氏にもお菓子ブームが飛び火しましたので、その次に予定していた野球選手ネタをご紹介いたします。
個人的な思い入れが非常に強いため、ひとりよがりの記事になりますので、ご注意ください。

記憶に残る名選手が、今シーズン限りで引退します。



ベビーフェイスのスラッガー 林 威助 選手です。

はやし いすけ、ではなく、リン・ウェイツー、と読みます。

台湾出身の林選手は日本の高校への野球留学を経て、プロに入団した初めての選手です。
福岡の名門、柳川高校で通算50本以上のホームラン、夏の県予選で6割を超える打率を残しながら、外国人規定か何かくだらないルールでプロ入りが認められず、近畿大学に進学。
関西学生野球のベストナインを獲得し、
2002年、社会人ドラフト7位でタイガースへ入団。

まずは、横浜の大エース三浦番長から放った、記念すべきプロ初ホームランをご覧ください。



変化球に崩されながらも、鋭い打球がとても美しいです。

入団当初、背番号は「38」でしたが、2006年からミスタータイガース掛布雅之の「31」へ変更。

その2006年シーズン、徐々に1軍での出場機会が増え始め、
その活躍をテレビでも度々観ていました。
打撃フォームの美しさ、打球の速さは感動もので、シーズン終盤に神宮球場へ観戦に行ったときに放ったホームランがあまりにも鮮烈で一気にファンになり、
まだ選手グッズも発売されていない中、特注でユニフォームを作るくらい応援しておりました。

調べれば調べるほど素晴らしい人物で、
食事面で失敗したくない、野球に集中したい、という理由から、寮生活を続け、その原動力は台湾で応援してくれている母と兄の期待を裏切ってはいけない、というもの。

「一球撃命」 勝利に導く一打

を座右の銘に掲げ、
黙々とバットを振る姿が印象に残っています。
デコに「くそ真面目」と書いてあるかのような、寡黙で控えめなナイスガイで、
タイガースファンお決まりの

「おまえは下のバットばっか振っとらんと、上のバット振らんかいボケ〜!!」

というヤジとは一切無縁の珍しい選手です。

しかし、当時のタイガースの外野は、レッドスター 赤星選手、うねり打法 濱中選手、悠久の若虎 桧山選手、など虎一筋のタレントに加え、不動のレギュラー鉄人 金本アニキまで勢ぞろい。
そこに割って入るには林選手の守備がやや弱点だと言われておりました。
個人的には、それを補って余りある打撃だと思っておりましたが、広い甲子園での守備力は他球場よりも重要になります。

それでも私が敬愛していた岡田監督は要所で林選手を起用し、期待の高さを感じておりました。

2007年はほぼレギュラーとして活躍し、過去最高のシーズン15本塁打。
さあこれから!というところで怪我…

2008年に岡田監督が退任し、真弓監督へ。
以降、不振や怪我で出場機会が徐々に減り、タイガースもとにかくつまらない試合ばかり。
気がつくと私は小学生から見続けてきた野球をすっかり観なくなっていました。

林選手は2013年にタイガースを退団し、
2014年、母校台湾の中信兄弟へ入団。
2017年、若手の台頭で出場機会が減り、今シーズンでの引退を発表しました。


いつもニコニコはにかむベビーフェイスの内側に秘めた闘志、速球を弾丸ライナーで撃ち返すホームラン。
気は優しくて力持ちの典型のような選手でした。
打撃技術は間違いないものの、ナイーブで繊細、優しい性格からか、精神的な部分を指摘されることも度々ありましたが、それも含めて林選手の魅力です。

もし、DHのあるパ・リーグ、外野手の手薄なチーム、球場の狭いチームに移籍していたら、もっと華やかな成績が残せたのかもしれません。
それでも日本では最後までタイガース一筋←ここ重要
「リンちゃん」の愛称でファンの誰からも愛された選手だと思います。

豪快にひっぱたきつつ球を運ぶ、私も現地で観戦していた、お気に入りのホームランです。



打撃音がたまりません。
「一球撃命」がとてもよく似合います。


しかし本当に後悔しています。
やはり、1人の選手を応援し始めたなら、最後まで追いかけないとダメですね…
そうしたら台湾にだって応援に行けたわけです。

二度と同じ失敗はしたくないです。

最後に、先日行われた台湾プロ野球、2軍優勝決定シリーズでの、現役最終打席をご覧ください。



台湾でも黄色と黒のチームカラー、背番号はかつてのライバル桧山選手と同じ「24」、応援歌もタイガース時代のものが引き継がれ、ファンとしてはたまらないものが揃っています。

現地のファンに混じって日本からも多くのファンが駆けつけていたようで、アナウンス後の大歓声が感動的です。



それゆけ今こそ 炎の一打を 威助! 威助! 勝利を目指して


プロ生活15年間、お疲れ様でした。


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プロフィール

HN:
マンシー•カマラ
性別:
非公開
職業:
クレープ屋、ギター製作家、毒ガス管理業、台灣、ロボット職人
自己紹介:
はじめまして。
・石井(クレープ屋)
・栗山(ギター製作家)
・オマタ(毒ガス管理、散布業)
・うどん(ロボット職人)
Kロサワ楽器を自主退社した4人と
・ありこ(台灣)
・師匠(2017年8月20日脱退)
が加わり、日々様々な自己中話を投稿していきます。
動画も多数公開予定ですので乞うご期待!!

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