みんなの大部屋
本気の無駄話を不定期にお送りします。
ど素人3人でキャンプ
みんなの大部屋をご覧の皆様こんにちは。
栗山です。
4年に1度くらいのペースで開催している、
「端材を燃やすキャンプ」に行って参りました。
バイオリン工房をやっている友人と、飲食店をやっている友人と、ニートの私の合計3人です。
バイオリン修理もギター作りも、端材は溜まる一方です。
使うだろうな〜…と、ふんわりした気持ちでとりあえず置いておいた端材、、、
これはまあまず使う機会がありません。
かといって簡単に捨ててしまうのももったいない…
というわけでキャンプファイヤーです。
栗山のキャンプといえば、
毎回お手製のダンボール燻製マシーンを用意して、1ヶ月ほど漬け込んだ豚バラの塊でベーコンを作るのが定番ですが、今回はそういった手の込んだことは無しにして、、、
初心に返り、小学校時代の野活で作った
「ピチャピチャカレー」
を再現しよう!と計画しました。
大人になると、キャンプといえば「バーベキュー」になり、
あのピチャピチャカレーはなかなか食べる機会がありません。
「テントも寝袋もあるから、栗ちゃんは米だけ持ってきてくれれば大丈夫だよ〜」
の言葉を信じ、米、寒さ対策の長袖、歯ブラシ、ウェットティッシュ、ヘッドライト、山用のコンロとケトルなどを持って行きました。
途中で食材、飲み物などを手当たり次第に調達し、山間のキャンプ場に到着。
まずはテントの設営です。
川の横に場所を確保して作業開始。
じゃ〜〜ん。
まさかのテント1人1張り。
優雅。
これは期待感満載のキャンプになりそうです。
テーブルもバッチリセットして、
早速カレーの準備。
鍋どこ?
その袋に入ってるよ!
え?ないよ?
あるよ!よく見て!
え!これ??
そう!それ!
まさかの、100均で150円で売っているアルミの鍋でした。
直径20センチ、深さ10センチ程度。
このアルミ鍋の素材が極薄で、鍋焼きうどんの鍋よりヨレヨレです。
テントは3つもあるのに、鍋はコレ…
とりあえず野菜を切って鍋に入れ、その段階ですでにパンパン。
炒めようと搔き回すだけで溢れるので、炒め作業を早々に諦め、肉も入れちゃってとりあえず煮よう!
という事になり、この通りです。
隣の肉の塊はローストビーフ風に仕上げ、かなり美味しかったです。
野菜に火が通れば肉も沈むだろうという楽観的見解です。
で、お米はもちろん、飯ごうで炊きます。
キャンプといえば、やはり飯ごうですね。
これをやらないとキャンプじゃない。
初めは弱火、その後火を強めて蓋がガタガタする。噴きこぼれてきたら石を乗せて、噴きこぼれが治ったら最後に蒸らし。
手順の確認はぬかりなし。
火にかけている間に先ほどのローストビーフを食べたり、野菜を焼いたり。
とにかく何を食べても美味しいです。
定番の「エバラ」ではなく、なぜか「ステーキ宮」のタレを買っていて、これが当たりでした。
そのうち、
肉が美味い!野菜が美味い!
ではなく、
宮のタレが美味い!
と言い出したほどです。
火が暮れて暗くなった頃、「宮のタレ」が一時行方不明になり、険悪な空気になりました。
人のせいにしたり、ガタガタと文句を言い合いながら、3人でチマナコで探しました。
以降、「宮のタレ」は貴重品に認定し、必ずランタンのそばに置くことに決まりました。
で、肝心の飯ごうですが、
火力を強めて30分くらい経過しても蓋がガタガタしません。
おかしいね…
それから20分経過しても変化なし。
ちょっと中見てみる?
飯ごうの蓋を開けるのはご法度ですが、一旦火から下ろしました。
わ〜ご飯の匂いするよ!
蓋を開けずに済みました。
もうあと一息で噴きこぼれると確信して再度火の上へ。
しかし、全く噴きこぼれてきません。
木の棒で蓋に触ってみてもグラグラしている雰囲気がありません。
よし、火力マックスにしてみよう!
炎で包み込むように…
しかし一筋も噴きこぼれません。
もっと!もっともっと!火力!火力!
との掛け声があがりましたが、もうかれこれ1時間20分くらい火にかけてます。
どう考えてもおかしい!
中を見てみよう!
と火から下ろすと…
焦げた匂い…
これヤバイやつ!開けて開けて!
しかし、テントは3つもあるのに軍手は0枚。
石や棒を使ってなんとかオープン。
当然焦げてます。
しかし、真ん中セーフで最悪の事態は逃れました。
で、カレーは…というと、うまいこと煮えており、
予定通り肉も沈みました。
火から下ろしてルーを投入。
しかしここでアクシデント!
鍋が小さかったため、水分量が完璧で、全くピチャピチャにならず、まさかのまさかの家カレー…
最高のとろみ具合…
もう一度火にかけて完成。
うーん…
もちろん超美味い…
美味いんだが、今日はこれじゃない…
ピチャピチャのやつがよかった…
それにしても、カレーって本当に美味しいですね。
ほのかに炭の香りがするキャンプカレーは最高です。
まだ、他に食べるものが色々あるのですが、ついつい限界まで食べてしまう。
卓球をして空腹を促す。
素人のキャンプは散らかりがち。
ファイヤーして空腹を待つ。
ゴキブリと同じくらい嫌いなカマドウマ出現!!
火は本当に良いですね。
ファイヤーを囲みながら、早くも次回開催の日程を決めました。
朝は6時くらいに目が覚め、
寒かったので少しだけファイヤーしながら、ヤカンを火にかけ、コーヒーを淹れました。
岩の上に腰掛け、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、木々のざわめき、風の音を聴きながら、ゆっくりとコーヒーを飲み、たそがれ…
たいところでしたが、
昨夜の散らかり放題の惨状を眺めながら、今から始まる後片付けを想像すると、全く優雅な気分にもなれず、立ち尽くしてぼんやりしていたらいつの間にか飲み終わっていました。
左上がテント。
それにしてもキャンプって最高です。
アウトドアマスターの取り仕切るキャンプも充実して楽しいですが、
ど素人のトラブル続きのキャンプは更に楽しいです。
すでに山間部は朝夕かなり涼しいですが、9月半ばくらいまでは、なんとかなりそうな気がします。
来月、早速リベンジに行く予定ですが、
次回はプロジェクターとスクリーンを用意し、ニンテンドースイッチと連結して大画面でマリオカートをやる、らしいです。
栗山はまた米だけ持っていけば良いとのことです。
皆様もぜひ、キャンプにお出かけください!
栗山です。
4年に1度くらいのペースで開催している、
「端材を燃やすキャンプ」に行って参りました。
バイオリン工房をやっている友人と、飲食店をやっている友人と、ニートの私の合計3人です。
バイオリン修理もギター作りも、端材は溜まる一方です。
使うだろうな〜…と、ふんわりした気持ちでとりあえず置いておいた端材、、、
これはまあまず使う機会がありません。
かといって簡単に捨ててしまうのももったいない…
というわけでキャンプファイヤーです。
栗山のキャンプといえば、
毎回お手製のダンボール燻製マシーンを用意して、1ヶ月ほど漬け込んだ豚バラの塊でベーコンを作るのが定番ですが、今回はそういった手の込んだことは無しにして、、、
初心に返り、小学校時代の野活で作った
「ピチャピチャカレー」
を再現しよう!と計画しました。
大人になると、キャンプといえば「バーベキュー」になり、
あのピチャピチャカレーはなかなか食べる機会がありません。
「テントも寝袋もあるから、栗ちゃんは米だけ持ってきてくれれば大丈夫だよ〜」
の言葉を信じ、米、寒さ対策の長袖、歯ブラシ、ウェットティッシュ、ヘッドライト、山用のコンロとケトルなどを持って行きました。
途中で食材、飲み物などを手当たり次第に調達し、山間のキャンプ場に到着。
まずはテントの設営です。
川の横に場所を確保して作業開始。
じゃ〜〜ん。
まさかのテント1人1張り。
優雅。
これは期待感満載のキャンプになりそうです。
テーブルもバッチリセットして、
早速カレーの準備。
鍋どこ?
その袋に入ってるよ!
え?ないよ?
あるよ!よく見て!
え!これ??
そう!それ!
まさかの、100均で150円で売っているアルミの鍋でした。
直径20センチ、深さ10センチ程度。
このアルミ鍋の素材が極薄で、鍋焼きうどんの鍋よりヨレヨレです。
テントは3つもあるのに、鍋はコレ…
とりあえず野菜を切って鍋に入れ、その段階ですでにパンパン。
炒めようと搔き回すだけで溢れるので、炒め作業を早々に諦め、肉も入れちゃってとりあえず煮よう!
という事になり、この通りです。
隣の肉の塊はローストビーフ風に仕上げ、かなり美味しかったです。
野菜に火が通れば肉も沈むだろうという楽観的見解です。
で、お米はもちろん、飯ごうで炊きます。
キャンプといえば、やはり飯ごうですね。
これをやらないとキャンプじゃない。
初めは弱火、その後火を強めて蓋がガタガタする。噴きこぼれてきたら石を乗せて、噴きこぼれが治ったら最後に蒸らし。
手順の確認はぬかりなし。
火にかけている間に先ほどのローストビーフを食べたり、野菜を焼いたり。
とにかく何を食べても美味しいです。
定番の「エバラ」ではなく、なぜか「ステーキ宮」のタレを買っていて、これが当たりでした。
そのうち、
肉が美味い!野菜が美味い!
ではなく、
宮のタレが美味い!
と言い出したほどです。
火が暮れて暗くなった頃、「宮のタレ」が一時行方不明になり、険悪な空気になりました。
人のせいにしたり、ガタガタと文句を言い合いながら、3人でチマナコで探しました。
以降、「宮のタレ」は貴重品に認定し、必ずランタンのそばに置くことに決まりました。
で、肝心の飯ごうですが、
火力を強めて30分くらい経過しても蓋がガタガタしません。
おかしいね…
それから20分経過しても変化なし。
ちょっと中見てみる?
飯ごうの蓋を開けるのはご法度ですが、一旦火から下ろしました。
わ〜ご飯の匂いするよ!
蓋を開けずに済みました。
もうあと一息で噴きこぼれると確信して再度火の上へ。
しかし、全く噴きこぼれてきません。
木の棒で蓋に触ってみてもグラグラしている雰囲気がありません。
よし、火力マックスにしてみよう!
炎で包み込むように…
しかし一筋も噴きこぼれません。
もっと!もっともっと!火力!火力!
との掛け声があがりましたが、もうかれこれ1時間20分くらい火にかけてます。
どう考えてもおかしい!
中を見てみよう!
と火から下ろすと…
焦げた匂い…
これヤバイやつ!開けて開けて!
しかし、テントは3つもあるのに軍手は0枚。
石や棒を使ってなんとかオープン。
当然焦げてます。
しかし、真ん中セーフで最悪の事態は逃れました。
で、カレーは…というと、うまいこと煮えており、
予定通り肉も沈みました。
火から下ろしてルーを投入。
しかしここでアクシデント!
鍋が小さかったため、水分量が完璧で、全くピチャピチャにならず、まさかのまさかの家カレー…
最高のとろみ具合…
もう一度火にかけて完成。
うーん…
もちろん超美味い…
美味いんだが、今日はこれじゃない…
ピチャピチャのやつがよかった…
それにしても、カレーって本当に美味しいですね。
ほのかに炭の香りがするキャンプカレーは最高です。
まだ、他に食べるものが色々あるのですが、ついつい限界まで食べてしまう。
卓球をして空腹を促す。
素人のキャンプは散らかりがち。
ファイヤーして空腹を待つ。
ゴキブリと同じくらい嫌いなカマドウマ出現!!
火は本当に良いですね。
ファイヤーを囲みながら、早くも次回開催の日程を決めました。
朝は6時くらいに目が覚め、
寒かったので少しだけファイヤーしながら、ヤカンを火にかけ、コーヒーを淹れました。
岩の上に腰掛け、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、木々のざわめき、風の音を聴きながら、ゆっくりとコーヒーを飲み、たそがれ…
たいところでしたが、
昨夜の散らかり放題の惨状を眺めながら、今から始まる後片付けを想像すると、全く優雅な気分にもなれず、立ち尽くしてぼんやりしていたらいつの間にか飲み終わっていました。
左上がテント。
それにしてもキャンプって最高です。
アウトドアマスターの取り仕切るキャンプも充実して楽しいですが、
ど素人のトラブル続きのキャンプは更に楽しいです。
すでに山間部は朝夕かなり涼しいですが、9月半ばくらいまでは、なんとかなりそうな気がします。
来月、早速リベンジに行く予定ですが、
次回はプロジェクターとスクリーンを用意し、ニンテンドースイッチと連結して大画面でマリオカートをやる、らしいです。
栗山はまた米だけ持っていけば良いとのことです。
皆様もぜひ、キャンプにお出かけください!
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プロフィール
HN:
性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ
を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)
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