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カマキリ先生と日高敏隆先生

こんばんは。プロ仕様の競泳水着を買ったらスイスイいつまでも疲れずに泳げて「水着でこんなに変わるのか、これは凄い!!」と楽しくなり、連日連夜泳ぎ過ぎたせいか肩腱板炎になり3週間のドクターストップがかかってしまったありこです。

当方の中で好きな俳優として長年断トツで揺るぎない地位を誇っているのは國村隼さんなのですが、最近メキメキとそれに追いつかんばかりの株の上がりようを見せているのは「カマキリ先生」です。先週、数か月ぶりにその番組が放送されました。あまりにも好きなので、もともと今日は現在読んでいるアウトローな本についてを書こうと思っていましたがそれはまた次回かそのまた次に置いておき、カマキリ先生への気持ちをここに書かせていただこうと思います!

ちなみに皆さんは、動物行動学者の故・日高敏隆先生をご存知でしょうか。
カマキリ先生も日高先生も、どちらも頭脳の明晰さや知識量だけでなく、文才や演技力など特異な才能・味わいをお持ちです。

日高先生については、最初は確かジャズピアニストの山下洋輔さんの著書か何かで知ったように思います。以来「ネコはどうしてわがままか」「犬のことば」など、何冊読んでもその文章の美しさから幸せな気持ちになります。忘れた頃に読み返すと、再びお散歩が楽しくなります。つまり、故人ではありますが未だ私の人生を豊かにしてくれる素敵な方なのです。
先週カマキリ先生の番組で、綺麗な水にしか住まない獰猛果敢でマムシさえ食らう肉食昆虫タガメ、それはまさに枯葉の擬態であり、羽根があって飛ぶことを教えていただきました。

そこでもう10年以上前に読んだ日高先生の著書を改めて読み返してみたところ、タガメはメスが大変悪女であるということを再認識。
タガメは闘魚ベタのように、オスが卵の世話をするのですが、その卵をメスがぶち壊すのです。卵を壊されたオスが再度子孫を残そうとそのメスと交尾。それはまさにメスの狙い通りなのだそうで、交尾のためまた己の卵とオスに認識させるために何度も何度もメスは卵を壊しにやって来るそうです。まさに悪女。

カマキリ先生は自ら「メス」カマキリの被り物の監修までし番組で「お母さんと呼びなさい!」と仰っておられました。カマキリというのは、交尾の直後や最中にメスがオスを食べてしまうことで有名です。もしかして、先生はタガメも悪女たるメスがお好きなのでしょうか。それは、生物本能からくる強さへの憧れがあるからなのでしょうか。もしもいつかカマキリ先生にお会いすることが出来るならば、理由を詳しく伺ってみたいです。
私は闘魚(オス)が好きなのですが、その理由は、オス同士を同じ水槽に入れると相手が死ぬまで戦い抜き、オスは卵の世話をする中でメスをも殺してしまうほどに孤高であることです。また、だいぶ前ですが「ランブルフィッシュ(闘魚)」というコッポラ監督の映画(ほぼ全編モノクロ映画ですが、闘魚だけが綺麗な青と赤のカラーで映される)が好きであったこともあります。

そういえば、東大の海洋研究所の青山潤先生による「アフリカにょろり旅」という本も面白いのでお勧めです。
ではまた土曜日に!

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プロフィール

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性別:
非公開
職業:
ギター屋、毒ガス屋、台灣屋、ロボット屋、他、沢山
自己紹介:
ギター屋 栗山
毒ガス屋 小俣
ロボット屋 うどん
台灣屋 ありこ

を中心に、様々な自己中話を投稿していきます。
歴代メンバー
・将棋屋 師匠(2017年8月20日まで)
・クレープ屋 石井(2018年8月8日まで)

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